ロシア排除のIOC会長「平和を支持」 パラ出場容認は尊重⇒ロシアとベラルーシの出場認めず 北京パラ、開幕前日に一転/国連総会、ロシア非難決議を採択 ウクライナ撤退を要求/ロシア、非軍事目標への攻撃増加か ウクライナ軍の「緩慢な殲滅」に戦略変更も/初のプラ汚染協定、国連が制定で合意

ロシア排除のIOC会長「平和を支持」 パラ出場容認は尊重


<【3月3日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は2日、ロシアがスポーツ界から締め出されることになったのは同国がウクライナに侵攻した責任だと述べ、IOCとして「平和を支持する」と強調した。>
<2日にはロシアとベラルーシ選手の北京冬季パラリンピック出場が認められたが、中立での参加とし、メダルの国別集計には含まれないとした国際パラリンピック委員会(IPC)の判断について、バッハ会長は「全面的に尊重する」と話した。>

本当にご都合主義。
中国の顔を立てて、ロシアとベラルーシ選手のパラリンピックの出場を認めたのだろう。
ロシアが直ぐにウクライナを占領して傀儡政権を樹立すれば、問題なく出場できたであろう。
長期化するといろいろなところで歪が出てくる。
直ぐに停戦するのが一番なのだが。
と一転、
ロシアとベラルーシの出場認めず 北京パラ、開幕前日に一転


<【3月3日 AFP】国際パラリンピック委員会(IPC)は3日、ロシアによるウクライナ侵攻を理由に、ロシアとベラルーシの選手の北京冬季パラリンピック出場を認めないと発表した。「大会の尊厳と全ての参加者の安全を保障するため」と説明している。>

国連総会、ロシア非難決議を採択 ウクライナ撤退を要求


<【3月3日 AFP】国連総会(UN General Assembly)は2日、ウクライナ情勢をめぐる緊急特別会合で、ロシアのウクライナ侵攻を強く非難し、同国からの即時撤退を求める決議案を、圧倒的賛成多数で採択した。
決議案には、193か国中141か国が賛成。中国など35か国は棄権し、反対は5か国のみだった。法的拘束力はないものの、ウクライナへの侵攻に対し「最も強い言葉で遺憾の意を表明」し、核部隊に厳戒態勢を命じたロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の決定を非難する内容。>

反対したのは、ロシア、ベラルーシ、シリア、北朝鮮、エリトリア(アフリカの共済主義独裁国家)。
ロシアとの関係を考えて棄権した国も少なくなかったが、この決議案が採択されたという事実が大事だ。

実は日本でロシア非難の決議案を採択している自治体が少なくないが、これは理解できない。
地方自治の範囲を越える話ではないか。
一方、国会の決議は国の態度を示すわけだから理解できる。
ただ、れいわ新選組だけが反対のは、今年の参議院選挙への話題作りのパフォーマンス。
反対理由を言葉遊びしてもお里が知れている。

ロシア、非軍事目標への攻撃増加か ウクライナ軍の「緩慢な殲滅」に戦略変更も


<(CNN) 欧米の複数の当局者はCNNに対し、ウクライナに侵攻したロシアの戦略がウクライナ軍の「緩慢なせん滅」に移行しつつあるとの見方を示した。紛争が消耗戦となるにつれ、都市や民間人を目標とした爆撃に重点を置く可能性があると警鐘を鳴らしている。>
<当局者らによると、ロシアは当初は軍事目標に狙いを絞っていたものの、現在はより重火力で破壊力の強い兵器を持ち込み、民間インフラを攻撃する場面が増えているという。>

戦争はロジスティックス(兵站)が最後に勝負を決める場合がある。
NATOはウクライナに派兵はしないが、兵器の供給は続けている。
ロシア軍は、食料不足になっているとも言われている。
ロシア軍は兵器の供給を止めるべく攻撃を行ない、自軍への武器、食料の供給を増強する。
ロシアは短期決戦の予定が狂い、あえて持久戦に持ち込み、ウクライナ国民に厭戦気分を抱かせようとしているのではないか。
しかし、今回プーチン大統領のすることは予想がつかない。
核以外の強力な破壊兵器を使い、一気に総攻撃をする可能性も否定できない。

初のプラ汚染協定、国連が制定で合意


<【3月3日 AFP】国連(UN)は2日、ケニアの首都ナイロビで開いた国連環境総会(UNEA)で、プラスチック汚染に関する世界初の国際協定制定に向けた交渉を開始することで合意した。地球環境の保護に向けた大きな一歩と称賛されている。>
<承認された協定の枠組みでは、拘束力のある措置や、国際的な目標と義務の設定、各国の行動計画の策定、進捗状況の追跡と責任追及が認められたほか、貧困国による対策を支援するための資金援助の必要性も言及された。>

えらいプラスチックが悪者にされている。
前にも書いたことがあるが、何でも道や川へ捨てる習慣が悪いだけだ。
きちんと埋立しなければ、流出する恐れがある。
鉄の代わりにプラスチックを使うことで軽量化が図られ、運搬でのエネルギー消費量の削減や使う人への負担の軽減などにどれだけ役に立っているのか。
使用後にきちんと3R(Reduce、Reuse、Recycle)すれば良いだけの話だ。
日本でもプラスチック袋の有料化が法制化されたが、紙袋まで有料にしている。
結局、小売業のコスト削減を助けただけだ。
減らすのが目的なら使わせなければよいのだが理解できない。
政治家のパフォーマンスで規制されると迷惑するのは国民だ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(2日午後8時時点) 死者596.2万人に


<【3月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は596万2297人に増加した。

これまでに世界で4億3677万4511人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

1日には世界全体で新たに7771人の死亡と167万1522人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、530万5787人(世界全体の50%)の感染が確認された。2番目に多いのはアジアの338万2178人(同32%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万1484人(世界全体の37%)が死亡。次いで米国・カナダの1万2902人(同22%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国・地域(人口50万人未満の国を除く)は、上位から香港(8.72人)、ジョージア(6.67人)、ハンガリー(6.43人)、ラトビア(5.88人)、ブルガリア(5.7人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国・地域は、上位からラトビア(3236人)、デンマーク(2558人)、エストニア(2344人)、香港(2292人)、韓国(2176人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、ニュージーランド、香港、ベトナム、韓国、ブータン、タイ、リヒテンシュタイン、ブルネイ。

最も死者が多い米国では、これまでに95万2509人が死亡、7909万2025人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は64万9630人、感染者数は2881万1165人。以降はインド(死者51万4246人、感染者4293万8599人)、ロシア(死者35万3230人、感染者1659万2824人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(639人)、ブルガリア(512人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(472人)、ハンガリー(456人)、北マケドニア(433人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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