ウクライナ大統領がNATO加盟は「できない」と見解、市民は食料不足 ウクライナ侵攻20日目/東欧の3首相、ウクライナ首都で大統領と会談 リスク冒し鉄道で移動/ロシア、欧州評議会を脱退へ 手続き開始発表/シリア内戦11年、イドリブで大規模集会 ウクライナに連帯も

ウクライナ大統領がNATO加盟は「できない」と見解、市民は食料不足 ウクライナ侵攻20日目


<ロシアによるウクライナ侵攻20日目の15日、首都キーウ(キエフ)では午後8時から35時間の外出禁止令が発令された。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、北大西洋条約機構(NATO)への加盟は「できないと聞いている。これが事実であり、認識しなければならない」と語った。ロシアはかねてから、ウクライナのNATO加盟に激しく反発している。>

そもそもソ連の統治下で不自由を受けた東欧諸国がNATOに加盟した。
ウクライナがその方向に行くのも不思議ではない。
ロシアは民主主義の仮面を被った独裁国家だ。
下の記事のように東欧の3首相がキエフを訪れた。
この際、バイデン大統領もキエフに行くべきだ。
アメリカ大統領がいることがロシアのキエフ攻撃の抑止力になる。
それでも攻撃するのなら、核抜きの戦いだ。
ロシア軍をウクライナから追い出すまで戦うしかこの戦争は終わらないのかもしれない。

東欧の3首相、ウクライナ首都で大統領と会談 リスク冒し鉄道で移動


東欧3カ国の首相が15日、ロシアによる攻撃が強まっているウクライナへの支持を表すため、同国の首都キーウ(キエフ)を訪れた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、3首相がポーランドから長い時間をかけ、危険を冒して列車で移動した勇気を称賛した。>
<ポーランドのモラウィエツキ首相はツイッターで、ヨーロッパがウクライナを失えば、二度と元には戻らないと発言。欧州は「敗れ、辱められ、哀れな」姿をさらすことになるだろうとした。>

東欧は第2次世界大戦後、ソ連の支配下となり、自由を失っていた。
特にポーランドの歴史をみると強国の間に挟まれ、分割されたり、属国扱いされたり、ウクライナの姿を他人事とは思えないのだろう。
もしかしたら、3ヶ国の首相ともロシアの攻撃に合い、命を失ったらNATO軍がウクライナに援軍を送ると覚悟しているのかもしれない。
しかし、どれだけソ連は嫌われていたんだ。
NATOに対峙していたのはワルシャワ条約機構だというのに、皮肉なものだ。

ロシア、欧州評議会を脱退へ 手続き開始発表


<【3月16日 AFP】ロシア外務省は15日、人権保護などを目的とする国際機関、欧州評議会(Council of Europe)からの脱退手続きを開始すると発表した。同評議会では、ウクライナに侵攻したロシアの追放を求める声が強まっていた。>

そもそもロシアに人権保護の意識はない。
今回の脱退は行為はある意味追い込まれている。
まさか、国連を脱退するとは思えないが、窮鼠猫を嚙むという。
追い込み過ぎると何をするか分からない。
ロシア国民も耐えるのに慣れているとは言え、ソ連時代を知らない世代が多くなってきた。
生活水準が上がったので、どこまで国が一体となれるのか。
革命を期待するのは難しいが、千丈の堤も蟻の一穴より崩れるぞ。

シリア内戦11年、イドリブで大規模集会 ウクライナに連帯も


<【3月16日 AFP】シリアで15日、内戦のきっかけとなった反政府デモが始まってから11年を迎え、反体制派が拠点とする北西部イドリブ(Idlib)で大規模集会が開かれた。ロシアによるウクライナ侵攻に対し国際的な非難の声が高まる中、シリア政府を支援するロシアに抗議し、ウクライナへの連帯を示す参加者もいた。>
<シリアでは2011年3月15日に始まった反政府デモが全国に広がり、内戦に発展した。
 プーチン氏が軍事介入を決めたことで、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領はなんとか政権を維持できたとみられている。
 内戦でこれまでに50万人が死亡した。その多くはシリアやロシア、イランなどの軍のほか、武装勢力の攻撃により亡くなった。>

ロシアはシリアでも軍事介入を行い多くの人が亡くなっている。
反体制派がウクライナへ連帯を示すのも当然だ。
結局、アフガニスタンでソ連もアメリカも撤退した。
自国民で決めるしか仕方がない。
だから、シリアの事はシリアで、ウクライナの事はウクライナが決めなければ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(15日午後8時時点) 死者604.6万人に


<【3月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は604万6530人に増加した。

これまでに世界で4億5739万6476人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

14日には世界全体で新たに4560人の死亡と146万1579人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域はアジアで、519万554人(世界全体の44%)の感染が確認された。2番目に多いのは欧州の514万1068人(同44%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、1万5607人(世界全体の37%)が死亡。次いでアジアの9970人(同24%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国・地域(人口50万人未満の国を除く)は、上位から香港(26.57人)、デンマーク(5.02人)、ジョージア(4.69人)、エストニア(4.52人)、スロバキア(4.51人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国・地域は、上位から韓国(4290人)、オーストリア(3267人)、ニュージーランド(2844人)、オランダ(2566人)、キプロス(2507人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、バヌアツ、韓国、ドイツ、オーストリア、ベトナム、ブータン。

最も死者が多い米国では、これまでに96万8245人が死亡、7956万2252人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は65万5249人、感染者数は2938万63人。以降はインド(死者51万5974人、感染者4299万6062人)、ロシア(死者36万1902人、感染者1741万2919人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(642人)、ブルガリア(520人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(477人)、ハンガリー(462人)、北マケドニア(439人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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