「最後通告には屈しない」とゼレンスキー氏 ロシアは住居ビル砲撃 ウクライナ侵攻26日目/ロシア 日本との平和条約交渉を拒否/電力需要は異例の高水準、需給次第でさらなる節電要請も=萩生田経産相

「最後通告には屈しない」とゼレンスキー氏 ロシアは住居ビル砲撃 ウクライナ侵攻26日目


<ロシアによるウクライナ侵攻26日目の21日、ウクライナ南西部オデーサ(オデッサ)では住居ビルがロシア軍に砲撃された。こうした中、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はロシアの最後通告には決して屈せず、首都キーウ(キエフ)などの都市がロシアの占領を受け入れることはないとウクライナのメディアに述べた。ロシア軍は複数のウクライナの地元当局者を拘束したと明らかにした。>
<ゼレンスキー氏はウクライナの公共放送サスピルネに対して、「我々は、『従えば戦争を終わらせられる』として最後通告を突きつけられている。ウクライナは最後通告の内容を実行することはできない」と述べた。ロイター通信が伝えた。>
<BBCロシア語の記者は以前、ウクライナ侵攻によるロシア軍の死者が557人に上ったと報告した。一方でロシア国防省は、3月2日時点で498人が死亡したと発表していた。それ以降、ロシアの公式情報の更新はなかった。
ところが、ロシア政府寄りのコムソモリスカヤ・プラウダ(KP)紙は21日、ロシア国防省の発表を引用して、9861人のロシア軍人が死亡したとする記事を一時掲載した。この数字は、アメリカの情報機関の推定を上回る。>
<米ホワイトハウスは、ジョー・バイデン大統領がイギリスのボリス・ジョンソン首相、イタリアのマリオ・ドラギ首相、ドイツのオラフ・ショルツ首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話会談を行い、ウクライナでの戦争について協議したと発表した。>
<「ロシアの侵略から国を守る勇敢なウクライナ人への安全保障支援や、暴力行為から逃れた何百万人ものウクライナ人への人道支援など、ウクライナを継続的に支援していくことを強調した」と付け加えた。>

ウクライナはロシアに降伏する気はない。
一方、ロシア兵の死亡者数が明らかになった。
ウクライナや西側諸国は、この数字をロシア国民に知らす手段を考え、厭戦気分から反戦運動へ持っていきたいところだ。
西側主要国はウクライナへ兵を派遣しないが支援を続ける(武器も支援続けるのだろう)。
本当にこの戦争は長引きそうだ。
ロシアは戦略核を使って早く幕引きしたいだろうが、それは第3次世界大戦の幕開けになる。
降伏以外の戦争の終結する姿が見えてこない。
ロシアが撤退するのは、どのような状況なのか。

ロシア 日本との平和条約交渉を拒否


<日露関係が損なわれた全責任は公式的な日本政府にある。ロシア外務省は日本政府の行為への報復措置の発表後、こうした声明を表した。>
<ロシア外務省は、日本との平和条約締結交渉を拒否し、日本国民の南クリル諸島へのビザなし渡航を停止し、南クリル諸島における共同経済活動にむけた対話を取り下げた。>

ロシアは日本を敵国として認識しているので仕方のないことだ。
これは、日本外交の失点だ。
領土問題以前にロシアとの交渉することを拒否された。
日本がウクライナへの侵攻を仲裁をすることが出来ない事実を日本国民に知らしめた、と言うことだ。
やはり、武力で北方領土を奪い返すしかないのか、と短絡的に考えてはいけないが、これまでの交渉が無になってしまったのは残念だ。

電力需要は異例の高水準、需給次第でさらなる節電要請も=萩生田経産相


<[東京 22日 ロイター] – 萩生田光一経産相は22日の閣議後会見で、気温低下や火力発電所の一部停止により電力需給が厳しくなることが見込まれる中、「家庭や職場で日常生活に支障のない範囲で最大限の節電に協力するようお願いする」と呼びかけるとともに「本日の電力需給の動向次第では、さらなる節電の協力をお願いする可能性もある」とした。>

2011年の東日本大震災による津波の影響で福島第一原子力発電所が被害を受けてから21年。
2018年に北海道では、地震で発電所が停止しブラックアウトとなった。
日本の電力インフラのBCP(事業継続計画)は、どうなっているのだ。
私が勤めている会社は、関西と関東の2拠点ある。
省エネルギー法に基づく定期報告書には2炭素排出量を記入するのだが、排出係数は東京電力の方が関西電力より、大きい。
これは、関西電力の方が原子力発電の稼働が高く、東京電力は化石燃料を燃やす火力発電が多いからだ。
日本政府は、地球温暖化ガスを2050年までに実質排出量をゼロにする、いわゆるカーボンニュートラル宣言をした。
政府が責任を持って、安全が確認された原子量発電所を稼働させると国民に納得させるべきではないか。
東電も今回の地震に関係がなかった新潟の原発が動けば問題なかったはずだ。
もうひとつ、電気の周波数が西日本は60ヘルツ、東日本が50ヘルツと簡単に融通が利かない。
今さら統一するのは難しいので、変換器を使えば良いのだろうが、これもコストがかかる、って出来ないことを並べても仕方がない。
その問題を解決するのに何十年かかっているのか。
いや考えてないのではないかと思うぐらいだ。
だから、日本の国力は低下するばかりなのか。
精神論でダメだったのは先の大戦で分かっているはずだ。
ハードをきちんとしないと衰退するばかりかも。

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