JR福知山線の踏切で人身事故、一時運転見合わせ 8万人に影響/ウクライナ南部と東部で爆撃続く 訪問中のEUトップが避難/北朝鮮は「完全な非核化」を 韓国新大統領が就任演説/比大統領選、マルコス元大統領長男が圧勝 一族失脚から36年/「ロシア批判」というブーメラン

家を出る前にJR福知山線の上り電車(三田方面から尼崎方面行き)で通勤している同僚からJRが運転見合わせ(運転再開は7時50分頃)となったので遅れるとメールがあった。

JR福知山線の踏切で人身事故、一時運転見合わせ 8万人に影響


<10日午前6時45分ごろ、JR福知山線(宝塚線)の塚口―猪名寺駅間の踏切で、篠山口発大阪行きの快速電車に男性がはねられた。兵庫県警尼崎東署によると男性は死亡した。電車の乗客約600人にけがはなかった。>
<この影響で、福知山線の尼崎―新三田駅間、東西線の京橋―尼崎駅間、片町線(学研都市線)の木津―京橋駅間で運転を一時見合わせた。午前8時20分ごろ運転を再開し、約8万1000人に影響が出た。>

私の普段の通勤は7時47分JR尼崎駅に到着して、福知山線に乗り換える。
50分に再開ならば、ちょうど良いではないかと思ったのだが、運転再開時間が8時15分に延びていた。
20分程、福知山線の電車の中で立って待ち、8時16分に出発。
電車内は肩が触れない程度に空間があった(中に立つ習慣があるからか)。
連休明けで新型コロナウイルス感染が増えると言われているので通勤電車は嫌なのだが、時間帯によってはギュウギュウ詰めの方々がいることを思えば早い時間帯で恵まれている。
会社の始業時間には10分ほど間に合わず、朝から疲れた。

ウクライナ南部と東部で爆撃続く 訪問中のEUトップが避難


<ロシアが第2次世界大戦の戦勝記念式典を開催した9日、ウクライナでは南部や東部で、ロシア軍による爆撃や地上での戦闘が続いた。南部オデーサを訪れていた欧州連合(EU)トップは避難を余儀なくされた。>
<アメリカの国防当局者は、ウクライナ東部におけるロシア軍の進軍はここ数日間、わずかだと述べた。また、南部では実質的にまったく前進していないとの見方を示した。>
<ロシア軍が包囲している南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所について、同州のパウロ・キリレンコ知事は、内部にまだ100人以上の民間人がいるのは「間違いない」との見方を示した。
アゾフスタリ製鉄所では、長期間、地下で身動きが取れなくなっている人たちを避難させる努力が続けられている。しかしキリレンコ氏によると、ロシア軍の圧力が厳しく、避難は困難な状況だという。>
<イギリスのベン・ウォレス国防長官は9日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領について、モスクワで開かれた対独戦勝記念日の軍事パレードで世界を威嚇(いかく)しようとしていると述べた。
ウォレス氏はロンドンの国立陸軍博物館で、「プーチン大統領が本当に望んでいるのは、ロシア国民と世界が、現在進行中の軍国主義の記念物に恐れおののき、脅威を覚えることだ」と演説。
「ウクライナで、挑発行為がなかったのに起こされ、今も続いている紛争は、同じ兵士たちの名誉を汚すものでしかない」と述べた。>

昨日(9日)の対独戦勝記念日でプーチン大統領は、勝利宣言も戦争宣言も出さなかった。
まだ、ウクライナの防空システムが機能していて、ロシアは爆撃機からの攻撃ができない。
巡行ミサイルの攻撃も大きな効果を上げていない。
陸上も一進一退。
ウクライナの民間人を殺傷して、脅すことしかできない状態にある。
かと言って、ウクライナ軍がロシア軍を押し返す力があるわけでもない。
今後、NATO諸国の兵器支援により、どれだけロシア軍を打ち破るかが焦点となる。
ロシアとしてはそれまでにゼレンスキー大統領を暗殺するなどしないと勝ち目がないのではないか。
また、その逆のプーチン大統領暗殺もあり得る。

北朝鮮は「完全な非核化」を 韓国新大統領が就任演説


<【5月10日 AFP】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル、Yoon Suk-yeol)新大統領は10日、就任式で演説し、北朝鮮に「完全な非核化」を呼び掛けた。
尹氏は、北朝鮮の核開発が世界の脅威になっていると指摘。同国政府が「完全な非核化に向けたプロセスを真摯(しんし)に開始する」なら、北朝鮮経済を支援する「大胆な計画」を提示する用意があると述べた。>

日本からは林外務大臣が訪韓したが、韓国国会は野党が多くを占め、内閣の組閣さえ難儀している。
次の国政選挙で与党が勝利するまでは、北朝鮮にも強硬に出れず、日本にも融和できず、低空飛行が続くのではないか。

比大統領選、マルコス元大統領長男が圧勝 一族失脚から36年


<[マニラ 9日 ロイター] – 9日行われたフィリピン大統領選で、20年にわたり独裁政治を敷いた故マルコス元大統領の長男、フェルディナンド・マルコス・ジュニア氏(64)が圧勝した。>
<過半数得票の勝利は、故マルコス元大統領の失脚につながった1986年の「ピープルパワー(民衆の力)」革命以来。>
<アナリストらは、マルコス氏がドゥテルテ大統領のインフラプロジェクトの完了に注力するほか、中国との関係緊密化を模索するとみているが、フィリピン社会に存在する汚職や縁故主義の問題が悪化するとの懸念もある。>
<非公式集計によると、同時に実施された副大統領選では、ドゥテルテ大統領の長女サラ・ドゥテルテ氏が2位の3倍以上の票を獲得して勝利した。マルコス氏は選挙戦でサラ氏と連携した。>

フィリピンを20年間も独裁し、コラソン・アキノ氏に大統領選挙で負け、ハワイへ亡命したマルコス元大統領の長男が大統領に選ばれるとはビックリである。
ドゥテルテ大統領も内外で評価が分かれる人であったが、フィリピン国民は強いリーダーシップを求めるのか。
中国との領土問題はどうなるのか?
自分の父親を完全に復権させ、汚職がまかり通る時代に遡っても、国民は強いフィリピンを夢見ているのか。
正直、他国のことはよく分からない。
フィリピンに詳しいかった勝谷さんが生きていたら何って言っただろうか。

「ロシア批判」というブーメラン


<ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから約2カ月が過ぎた。開戦当初はロシアの国内世論が反戦に傾くことで、プーチン大統領の行動が抑制されるのではないかという期待も語られたが、当面そうした展開が生じる気配はない。
その原因として挙げられるのは、ロシアのメディア、とりわけすべてのテレビ局がロシア政府の厳しい統制下にあり、テレビが流しているのはプーチンのプロパガンダであり、人口の大半がこのプロパガンダを信じているうんぬん。早い話が、「テレビにだまされているロシア人は哀れ」というわけだ。>
<ロシアのテレビ局がプロパガンダ・マシンと化しているのは事実であろう。しかし、われわれ日本人にそれを嗤(わら)う資格などあるのか。2012年の第2次安倍政権以降、日本のテレビ局が呈してきた権力への屈服、伴走、媚態(びたい)の姿勢は、惨状的劣化を示している。>
<国家の本質(言い換えれば、他の人間組織と根本的に異なる点)は、それが暴力をつかさどるものである点にあるからだ。したがって、警察や軍隊関係者の影響力が強い国家は、良く言えば原点に忠実な、悪く言えば原始的な国家であり、今日のロシアはその典型である。>
<だが、重要なのは、こうしたロシアの特徴は今日の日本にも当てはまる、ということだ。驚異的な長期政権となった第2次安倍政権を支えた屋台骨として存在感を放ったのは、経済産業省出身の官僚とともに、杉田和博、北村滋の両氏に代表される警察関係者、すなわち日本版シロビキであった。そして彼らは、官邸の主が安倍氏から菅義偉氏へと変わっても権力中枢に居残った。>
<そうした劣化のなかから生まれ、劣化のなかで力を得、劣化の先頭に立ってきた安倍晋三氏はいま、国際政治の不安定増大、脅威増大を言い立て、敵基地攻撃能力のみならず敵の中枢を攻撃する能力も持つべきだとして、防衛費の倍増を喧伝(けんでん)している。16年のデータを基にすれば、日本の防衛費(461憶ドル)を倍増させるとロシアの防衛費(692憶ドル)を軽く上回る。
これが実現するとき、それが日本が今次のロシア以上の愚行に走る原資になることはないと誰が言えようか。嗤うべき相手は海の向こうではなく、鏡のなかにいる。>

未だにこういう憂う人がいるのが面白い。
日本は好きことが言える自由な国である証だ。
日本国民にとって一番不幸なことは、政治に興味がないことだ。
だから、テレビや新聞のマスコミ報道ではなく、YouTubeの情報を鵜呑みにする人たちも増えている。
この著者は、日本がロシア以上の愚行に走る可能性があるかのように煽っているが、日本の産業は良くも悪くも世界とつながっており、愚行に走れば経済制裁を受ける。
そもそも愚行に走って得することなど何もないのだ。
例え、北方領土や竹島を軍事力で取り返したとしても、それを維持するためにどれだけコストがかかるのか。
経済的にも現実的ではない。
隣国の中国と戦争する理由があるだろうか。
相手は核兵器を持っているのだ。
いくら軍事費を増やしても勝ち目がない。
いちいち前の首相の一言に反応する必要はないのだ。

野党も一緒のノリだから政権交代が実現しない。
金をばら撒く政策でなく、円安や物価高を抑え、国の借金を減らす政策を提言すれば良いのだが、それが浮かばないからダメなんだろうな。

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