米、中国による台湾周辺での軍事行動非難 「挑発的で不安定化招く」/ロシア、占領地で水や電力、医薬品などの供給難航・ウクライナ・マリウポリでコレラ集団感染の恐れ/ロシア版「マクドナルド」の新ロゴ発表 ブランド変更で再開

米、中国による台湾周辺での軍事行動非難 「挑発的で不安定化招く」


<【6月11日 AFP】米国のロイド・オースティン(Lloyd Austin)国防長官は11日、中国による台湾周辺での軍事活動を「挑発的で不安定化を招く」と非難した。>
<前日には中国の魏鳳和(Wei Fenghe)国防相がオースティン氏と対面で会談し、台湾が独立を宣言すれば「開戦も辞さない」と警告していた。>
<オースティン氏はシンガポールで開催されているアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)に出席。「中国の圧力が高まっている。台湾付近で挑発的で不安定化を招く軍事行動が着実に増加している」と指摘し、その中には台湾周辺での中国軍機の飛行の増加も含まれると説明した。>

偶発的に戦争が始まれば、台湾の兵站基地となる在日米軍基地も中国に攻撃される可能性がある。
日本の領土が攻撃されるのだ。
在日米軍基地は首都近辺にもある。
巡行ミサイルの精度が悪ければ民間人にも被害があるかもしれない。
その場合、自衛隊はどうするのか。

ロシア、占領地で水や電力、医薬品などの供給難航 英諜報


(CNN) 英国は10日、ウクライナ内のロシアの占領地で住民への基本的な公共サービスの供与が難航しているとの諜報(ちょうほう)を公開した。>
<ロシア大統領府のペスコフ報道官は先月、ウクライナの占領地の多くでは停電が続き、給水や下水道も機能していないと認めていた。>
ウクライナ・マリウポリでコレラ集団感染の恐れ=英国防省

<英国防省は10日、ロシアの徹底攻撃を受けて制圧されたウクライナ南東部マリウポリで感染症コレラが大発生する恐れがあると、懸念を示した。>
<「ウクライナは1995年にコレラの大規模感染が起きており、その後も小規模な集団感染を経験している。特にアゾフ海沿岸の周辺での発生が多く、マリウポリもここに含まれる。マリウポリの医療サービスはおそらくすでにほとんど破綻しており、マリウポリで大規模なコレラ感染が起きれば、事態はさらに悪化する」と、同省は懸念を示している。
国連によると、マリウポリでは市内のインフラの大半が破壊もしくは損傷し、飲料水や生活用水に下水が混ざりこんでいる。赤十字国際委員会(ICRC)も、衛生インフラの破壊によって、水系感染症の拡大リスクが高まったと警告している。>

マリウポリで戦闘が終わって、ロシアの攻撃を受けることがないと安心したらコレラの集団感染。
停戦しても死の恐怖から逃れられない。
ロシアは決して海外からの援助を受け入れないだろう。
ロシア系住民が助かれば良しと占領軍は考えているのかもしれない。

ロシア版「マクドナルド」の新ロゴ発表 ブランド変更で再開


<ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受けてハンバーガーチェーン大手マクドナルドが5月にロシア市場から撤退したのを受けて、事業を買収したロシア企業は9日、新しく展開するファストフードチェーンのロゴを発表した。>
<1990年にロシア進出したマクドナルドは今年3月、ロシア全土の850店舗を一時的に閉鎖。5月16日には撤退を発表し、ウクライナでの戦争による「人道危機」と「予想できない運営環境」が決定的な撤退理由になったと説明した。>

ソ連が崩壊した後、30年ほど前にモスクワでトランジットで一泊したことがある。
アエロフロートの用意した宿舎だったが、モスクワ市内バスツアーに参加した。
夜のモスクワを走り抜け、赤の広場で下りて帰って来るだけだった。
途中、マクドナルドのモスクワ1号店をガイドさんが紹介していた。
冷戦が終わり、ソ連からロシアに変わった時の西側文化導入の象徴と言えた。
それが、ウクライナ侵攻で元にマクドナルドは撤退したが、お店は続ける。
ある意味、文化が根付いた証拠ではないか。

PAGE TOP