ゼレンスキー氏、G7サミット参加へ 独首相/ロシア工作員、ICC潜入試みか オランダが入国拒否/世界の兵器市場、ウクライナ戦争の新たな前線に/黒死病の起源特定 600年以上の謎、DNA分析で解明

ゼレンスキー氏、G7サミット参加へ 独首相


<【6月17日 AFP】ウクライナを訪問中のオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)独首相は16日、同国のウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領が今月開催される先進7か国(G7)首脳会議(サミット)に参加すると明らかにした。>

サミットにウクライナが出席するということはロシアに対する牽制の裏でゼレンスキー大統領に停戦を説得させる意図があるかもしれない。
G7は民主主義を守るという錦の御旗を掲げている。
ロシア帝国主義にそれを許せば、中国もその気になる。
とは言え、経済制裁に対してエネルギー供給制裁。
どちらの側もただでは済まない。

ロシア工作員、ICC潜入試みか オランダが入国拒否


<【6月17日 AFP】オランダの情報機関、総合情報保安局(AIVD)は16日、インターンを装ったロシアの工作員が、ウクライナの戦争犯罪を調査している国際刑事裁判所(ICC)に潜入するのを阻止したと発表した。
AIVDによると、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・ウラジミロビッチ・チェルカソフ(Sergey Vladimirovich Cherkasov)工作員(36)は、偽の身分証明書を使って33歳のブラジル人になりすまし、ハーグ(Hague)にあるICCへの潜入を企図。だが、オランダ当局によって「国家安全保障に対する脅威」とみなされ、4月に入国を拒否された。>

既にIOCに入り込んでいるかもしれない。
今回はわざとバレたふりをして、既に潜入したスパイから目を逸らすためかもしれない。
国際機関は工作をしやすいことも確かだ。
日本に重要な国際機関を誘致できないのもスパイを取り締まる法律がないからだ。
戦前の治安維持法とは違うのだから。

世界の兵器市場、ウクライナ戦争の新たな前線に


<政府当局者や武器ブローカーによると、ウクライナはロシア軍との戦闘のため、世界の防衛市場で兵器を探しているが、その市場でロシアとの競争が激化している。ロシアはしばしば、ウクライナが求めるのと同じ兵器を購入しようとしたり、ウクライナへの供給を断とうとしたりしているという。>
<米国とその同盟国はウクライナに西側のシステムを供給してきたが、ウクライナが入手する兵器の多くは、ウクライナ軍で最も広く使用されている旧ソ連製やロシア製の装備だ。しかし西側の武器ブローカーやウクライナ当局者によると、ロシアはこうした兵器をめぐり、しばしばウクライナより高い値を提示して競り勝ち、減少する自国の兵器在庫の増強を急いでいるという。>

ロシアがアメリカに次いで2番目に武器を輸出していることが、自国の安全保障に繋がるのだろう。
ウクライナはロシア製の兵器に慣れているから、いきなりアメリカ製は使えない。
日本もアメリカから兵器を買っているとアメリカに逆らえなくなる。
自国の安全保障に問題があるかもしれない。
アメリカと中国が戦争を始めたらどうするのか、覚悟がないままアメリカの言われるままに振舞えば日本は破滅の道を歩むぞ。

黒死病の起源特定 600年以上の謎、DNA分析で解明


<【6月17日 AFP】14世紀に流行した黒死病(ペスト)の起源をキルギスの一地域に特定したとする研究論文が15日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。
黒死病は、500年近く続いたペストの世界的流行の第1波につけられた名称で、1346~53年のわずか8年間で欧州と中東、アフリカの人口の最大6割が犠牲になったと推定されている。発生源ははっきりせず、数世紀にわたり議論が続いていた。>
<黒死病の流行は、げっ歯類に寄生するノミにより運ばれるペスト菌が突然多くの系統に分岐した「ビッグバン」と呼ばれる現象により始まったとされる。この現象は早くて10世紀にも起きていたとみられていたが、具体的な時期ははっきりしていなかった。
研究チームは、採取したサンプルからペスト菌の遺伝子を解析し、菌の系統が分岐前のものであったことを特定。周辺地域に現在生息するげっ歯類からも同じ系統の菌が見つかったことから、「ビッグバン」がこの地域で黒死病流行の直前に起きたと結論付けた。>

人間の進歩は凄いなあ。
そう言えば、1970年の万博のテーマは「人類の進歩と調和」であった。
データがあれば、解析できる。
新型コロナウイルスも自国に不利な解析結果が出ないように調査をさせなかった某国は歴史を闇に葬ったのだろうな。
そういう某国も政府の記録を無かったものとして内閣を守ろうとしていた。
本当に先進国とは思えない。
やはり、勝者の歴史しか残らないのだろうか。

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