ゴルバチョフ氏死去/台湾軍、離島に飛来のドローン3機に実弾発射/ダイアナ元妃の死去から25年

ソ連の最後の大統領ゴルバチャフ氏が91歳で亡くなった。

ゴルバチョフ氏死去、世界の指導者が弔意


<【8月31日 AFP】ミハイル・ゴルバチョフ(Mikhail Gorbachev)元ソ連大統領が30日に死去したことを受け、各国・機関の指導者が弔意を表明した。>
ゴルバチョフ元大統領が死去、91歳 ソ連最後の指導者

<ソヴィエト連邦最後の最高指導者で、冷戦を平和的に終結へと導いたミハイル・ゴルバチョフ氏が30日、死去した。91歳だった。
1985年にソ連のトップとなったゴルバチョフ氏は、ソ連を世界に開くとともに、国内でもさまざまな改革を行った。一方で、ソ連のゆるやかな崩壊を止めることはできず、現在のロシアの誕生につながった。>
旧ソ連最後の指導者ゴルバチョフ氏が死去、91歳

<(CNN) 1985~91年に旧ソ連最後の指導者を務めたミハイル・ゴルバチョフ氏が死去した。91歳だった。>
アングル:ゴルバチョフ氏の悲劇、プーチン氏が破壊した東西融和の理想

<[ロンドン 30日 ロイター] – ミハイル・ゴルバチョフ氏は、西側諸国から大きな称賛を浴びる一方で、自国のために構想した歴史的使命を果たせなかった悲劇の人物だった。>
世界の首脳がゴルバチョフ元ソ連大統領の死を悼む、ロシア国内では複雑な見方

<先にロシア国内外のメディアはミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領(91)の訃報を伝えた。生前からの意向により、故人はノボデビチ墓地(露モスクワ市)に眠る妻ライサ・ゴルバチョワさんの隣に埋葬される模様。葬儀の日程は近く遺族が決定する。この訃報を受けロシア国内外から故人の死を悼む声が寄せられている。>
<ロシア下院国際問題委員会のレオニード・スルツキー委員長はゴルバチョフ氏について、輝かしい人物ではあったものの、複雑で矛盾に満ちた歴史的人物であると評した。ソ連崩壊のプロセスはまさにゴルバチョフ元大統領の時代に始まり、ソ連を世界の政治的地図から消し去ろうとする人物たちに利用されたとスルツキー氏は指摘している。>
<与党「統一ロシア」のオレグ・モロゾフ議員はリアノーボスチ通信の取材に応じた中で、 ゴルバチョフ元大統領最後の日々が後悔とともに過ぎ去った事を信じたいと発言した。モロゾフ議員によると、ゴルバチョフ元大統領は現在の世界秩序を作った人物の一人であり、ロシアがウクライナで特殊軍事作戦を進める中で他界したことは不可思議な一致であるとしている。>
<ロシア共産党のニコライ・コロメイツェフ議員はリアノーボスチ通信の取材に応じた中で、「書記長などではなく、裏切り者だ、幹部による裏切りだった」とゴルバチョフ元大統領を酷評した。>

西側のマスコミはゴルバチョフ氏を称賛している。
グラスノスチ(情報公開)を推進し、アメリカと軍縮条約を締結した。
それに対してペレストロイカ(社会主義内での改革)に失敗し、ソ連が崩壊した。
そのことについて、今のロシアの指導者は不満を持っており、現にウクライナ侵攻でソ連への復古主義が見受けられる。
もちろん、そんな単純な理由で侵攻したわけではないが、ソ連崩壊後のロシア周辺国との付き合いを間違ったのはプーチン大統領にも責任の一端があると考える。
ゴルバチョフ氏は母親と妻がウクライナ系で今回の侵攻に心を痛めただろう。
ちょうど良い時に天国に行かれたのではないか。
ご冥福をお祈りいたします。

台湾軍、離島に飛来のドローン3機に実弾発射


<台湾国防部(国防省)は30日、中国大陸からわずか数キロの場所にある金門群島付近を飛行したドローン3機に向けて、台湾軍が実弾を射撃したと発表した。ドローンの所属は不明だが、3機とも中国大陸の方へ戻っていったとしている。>

ドローンの飛行について、台湾政府が中国政府に抗議をしたら、自国の領土内を飛んで何が悪い、と返事があったとのこと。
今回、警告灯の後に実弾射撃を行ったが、本当に撃ち落としたなら問題がでかくなっただろう。
台湾海峡も緊張してきたが日本の立場はどうなるのか。
臨時国会を開いて、国葬よりこちらの方が日本の安全保障にとっては重要だぞ。

【写真特集】ダイアナ元妃


<【8月31日 AFPBB News】英国のダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)の死去から、31日で25年になる。ダイアナ元妃の写真をまとめた。>

記事は明日に掲載されるかもしれないが、AFPBB Newsに生前の写真を特集していたので紹介しておきます。

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