英エリザベス女王、死去/イギリスの新国王はチャールズ3世

今朝起きて、スマホのニュースの通知を見るとエリザベス女王が亡くなったと。
昨夜、皇太子夫妻がバルモラル城に駆け付けて、ウイリアム王子がロンドンから向かっていると報道されていたので、危ないかなと思っていたが。
2日前には新しい首相の任命していたではないか。
人の命は突然かわるものかもしれない。

英エリザベス女王、死去 英王室発表


<英王室は8日夕、エリザベス女王が滞在中のスコットランド・バルモラル城で亡くなったと発表した。96歳だった。>
<エリザベス女王の死去を受けて、長男チャールズ皇太子が国王となった。これからイギリスの追悼の先頭に立つ。国王は正式名がチャールズ3世となる。>
<エリザベス女王は1926年4月21日、国王ジョージ5世の2男とレディ・エリザベス・ボウズ=ライオンとの長女としてロンドンで生まれた。>
The Queen Mother (then the Duchess of York) with her husband, King George VI (then the Duke of York), and their daughter Princess Elizabeth at her christening
<1936年に国王エドワード8世が離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンさんと結婚するため、在位1年足らずで退位したことから、父が国王となった。次の王位継承者になったエリザベス王女は、生涯を奉仕に捧げると表明した。>
The coronation of Queen Elizabeth, June 1953
<立憲君主の女王は70年の在位中、今月6日に任命したばかりのトラス新首相を含め、計15人の首相と仕事をしている。首相は通常、毎週水曜日にバッキンガム宮殿で女王と面会し、政府での出来事を報告した。>
<これ以外にも、各国首脳の訪英行事を主催し、イギリスに駐在する外国大使や高等弁務官と面会した。また、ロンドンで毎年行われる戦没者追悼式典は、通常、女王が中心となって行われた。>

本来は、叔父が王を続けるはずだったのが、王位を捨てシンプソン夫人を選んだため、弟である父が王位を継いだ。
イギリス国王は長子が第1王位後継者となり、父が早くなくなったため、25歳で王位につくことになった。
第2次世界大戦後のイギリスの歴史を全て君主として見ていた。
日本に例えると戦後の昭和、平成、令和と3代だ。
イギリスが落ち込んだところから、王室の是非を問われたり、かなりの負担があったと考える。
新国王は73歳。
飛ばしてウイリアム王子が嗣というのはなかったようだ。

イギリスの新国王はチャールズ3世


<エリザベス英女王が8日に死去した瞬間、王位は即座に、自動的にチャールズ皇太子に継承された。皇太子はイギリス国王チャールズ3世になった。>
<エリザベス女王の死去から約24時間のうちに、チャールズ新国王の即位が正式に宣言される。ロンドンのセント・ジェイムズ宮殿で、「王位継承評議会」という儀礼的な集まりの前で行われる。>
<王位継承評議会は再び、通常は翌日に集まり、ここでは枢密院とともに国王も出席する。
イギリス君主には、アメリカ大統領のような「宣誓就任」はない。しかし、18世紀初めからの伝統にのっとり、スコットランド教会を守ると誓う。
トランペットによるファンファーレの後、新君主はチャールズだと発表される。これはロンドンのセント・ジェイムズ宮殿のバルコニーから行われる。>
<過去900年間、戴冠式はウェストミンスター寺院で行われてきた。そこで最初に王冠を受けた君主はウィリアム征服王で、チャールズ3世は40代目になる。
式典はイギリス国教会による宗教儀式で、カンタベリー大主教が司式する。大主教が新君主の頭上にのせる冠は、1661年にさかのぼる純金製の聖エドワード王冠。通常はロンドン塔に保管され、国王が着用するのは戴冠式の時のみ(重さが実に2.23キロだからというのも関係している)。
王室の結婚式と異なり、戴冠式は国家行事。政府が費用を負担し、招待客のリストも最終的には政府が決める。>

新国王はチャールズ3世をなった。
前にも書いたが、チャールズ1世は清教徒革命で処刑され、2世は亡命生活が長く、帰国して戴冠したが内政外征とも落ち着かず、54歳で崩御した。
その後、名誉革命が起った。
チャールズ3世が既に73歳。
10年もしないうちにウイリアム王子に王位を譲位するのではないか。
知らんけど。

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