エリザベス女王の子供や孫も棺の不寝番に

エリザベス女王の子供や孫も棺の不寝番に 一般弔問の中


<8日に亡くなった英女王エリザベス2世の棺(ひつぎ)の不寝(ねず)の番に、女王の子供や孫たちが参加した。>
<16日にはチャールズ国王とアン第一王女、ヨーク公アンドリュー王子、ウェセックス伯爵エドワード王子の4人子供が、近衛師団や衛兵隊と共に10分ほど棺を守った。
スキャンダルで軍務を解かれたヨーク公アンドリュー王子は今回、軍服の着用を許可された。
17日にはウィリアム皇太子、サセックス公爵ハリー王子、ピーター・フィリップス氏、ザラ・ティンドル氏、ベアトリス王女、ユージーン王女、レイディー・ルイーズ・ウィンザー、セヴァーン子爵ジェイムズの8人の孫たちが、15分ほど不寝の番についた。
亡くなった君主の孫がこの役割を担うのは今回が初めて。
020年に公務を引退したハリー王子は、チャールズ国王の要請で軍服を着用した。>

棺の不寝の番というのがイギリスでもあるのだ。
王室だけなのだろうか?
日本でも亡くなってから葬儀まで寝ずにろうそくと線香を絶やさないため、子や孫が番をすることがある。
母方の祖母の時は、大学院のレポートを書きながら、時折従兄弟と昔話をしたりして、ろうそくと線香が絶えないように交換した記憶がある。
母の時は、ろうそくは電気になって、線香はばね状(蚊取り線香の細く長いもの)で一晩はもったので、兄弟3人で泊まり込んだが、寝ることができた。
ちょうど、新型コロナウイルスの1回目の緊急事態宣言が出て直ぐで家族葬にしたのでお通夜は略したので不寝の番は1泊でだけだった。
母が倒れて亡くなるまで3日で2泊完徹だったので助かった気がした。
女王など公職についている人はともかく、日本では家族葬が基本で社会的地位の高い人が別途お別れの会などをする世の中になってきた。
葬儀の考え方も変わってきたのだな。

ところで安倍さんの国葬だが賛成反対の意見があるのは理解できる。
しかし、国会で論争した野党の人間が国葬に出席しないのは礼を失するのではないかと思う。
村八分の意味をよく考えてほしい。

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