ロシアとトルコ、困窮国に穀物を無償提供へ/米中間選挙でアメリカのウクライナ支援は変わるのか?

ロシアとトルコ、困窮国に穀物を無償提供へ


<【11月4日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は4日、同国とロシアが、食糧難に直面しているアフリカ諸国などに穀物を無償提供することで合意したと発表した。>
<「これについて(インドネシアで開かれる)20か国・地域首脳会議(G20サミット)で詳細に協議することで合意した」と明かし、「われわれは穀物を、必要としている国全て、特に深刻な食糧危機と飢饉(ききん)に苦しんでいるソマリア、ジブチ、スーダンに確実に届ける」と強調した。>
<プーチン氏はこの合意を繰り返し批判し、ウクライナ産の穀物の大半は貧困国ではなく主に欧州に輸出されていると主張してきた。ウクライナと欧州諸国はこれを否定している。>

印象のイメージ戦争だ。
世界は欧米が中心なのは仕方ないが、中国やロシア以外にもアジア、南米、アフリカなどいろいろある。
それらは国を豊かにするため、一所懸命だが、それより国民を食べさすために必死の国もある。
国連は国の大きさが違えど国ごとに1票だ。
勢力争いはイメージで作られる。
いや裏で動く物かもしれない。

米中間選挙でアメリカのウクライナ支援は変わるのか?


<米共和党のトップ議員らが、中間選挙で連邦議会の過半数議席を同党が獲得した場合、ウクライナへの支援を削減するかもしれないと語り、選挙に火種をまいている。しかし実際、中間選挙の結果でアメリカのウクライナへの対応は変わるのだろうか?>
<元米海軍将校で戦略・国際研究センターの防衛専門家、マーク・キャンシアン氏は、「アメリカの支援がなければウクライナは占領されていただろう」と語る。
しかし、この支援のパイプラインに影が差している。一部の共和党議員が、アメリカ国民が生活費に窮している中でウクライナを支援するメリットに疑問を投げかけたのだ。>
<イギリス議会で国防特別委員会の会長を務めているトバイアス・エルウッド議員は米紙ワシントン・ポストに対し、「アメリカが撤退すれば、プーチンは敗北間際で勝利を奪ってしまうだろう」と話した。>
<「共和党のポピュリスト(大衆主義者)側、ドナルド・トランプ前大統領側の人々が、ウクライナ支援に疑問を持っているのは間違いない。そこには例えほんのわずかではあっても、ウクライナへの敵対心や、プーチン氏のロシアへの隠れた尊敬の念がある」>

ややこしいなあ。
でもアメリカの国益のため、対ロシアに対しては団結するのではないか。
もちろん異論を持つもがいても多数はウクライナを応援する。
でもトランプ前大統領が復活したら何をするか分からないなあ。

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