蜜柑の小木に、アゲハチョウの幼き虫を撮る…

うちの横には、もう10年近くになるだろうか、蜜柑の木が伸びている。僕が食べたあとの夏蜜柑などの種を蒔いておいたら、芽を出したのだ。今は1mくらいの高さがあると思う。

それが、蜜柑の木だからであろう、春を過ぎた頃になると、アゲハチョウが葉に卵を産みに来るのである。夏になっても尚、せっせとやって来る。

卵は次々と孵り、小さな茶色い幼虫になる。これが、蜜柑の葉を毎日、実によく食べるのだ。木が坊主になることもあった。そして、1cm程に成長すると、黄緑色の姿になる。図鑑などでよく見た、あの青虫だ。

今朝、iPad miniにマクロレンズを付けて、その幼虫たちを撮ってみた。彼此1ヶ月以上多忙であった僕も漸く、そんな時間が取れるようになったのである。しみじみ…。

トップの写真は、1cm程に育った青虫だ。青虫は、正面から撮ると、なかなか愛嬌がある顔(?)に見えるが、どうだろうか。

下の写真は、卵から孵ったばかりの、1~2ミリの幼虫。はじめのうちは、このように茶色くて、よく見ると棘のようなものが生えている。ちょっと毛虫っぽい感じもする。

それから、下の写真は、2~3cmに成長した、別の青虫。斜めから撮ってみた。

この虫は、昨日も仕事に出かけるときにも見かけたのである。今日、これを撮っておきたかったのだ。昨日とは別の場所にいたので、木の中を少々探してしまったよ…。見つかって良かったw

このくらいまで成長したアゲハチョウの幼虫は、頭の先を突っつくと、あのオレンジ色のツノを出す。そのときに、銀杏のような臭気を発するのだ。

実は、ツノを出したところの写真も是非とも撮りたかったけれども、出した後にすぐ引っ込めてしまうので、どうしてもカメラが間に合わない。臭いので、何回も試みるのは無理だったw 虫にとっても迷惑だろう。だから、今回それは諦めることにした。

今回は上のように3匹を撮ることが出来た。しかし、こういった幼虫は、しばらく経つと大抵がいなくなっていることが多い。多分、鳥に食べられてしまうのだろう、と思う。ここで蛹になった姿を見ることが出来たのは、過去に1~2度だけなのである。

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今回の撮影に使用したマクロレンズは、先達ての花火の撮影にも使用したスマホレンズキットの中のひとつです。これは割と安価で、使い道の多い、お買い得なレンズキットかも知れません。

『Excelvan スマホカメラレンズキット ユニバーサルレンズ 魚眼レンズ マクロレンズ 望遠レンズ ワイドレンズ 装着便利なクリップ式』
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