まだ幾分青い、重くて大きいバナナと、スマホレンズキットで撮った黄色い月と…

今回のトップの写真は、先達ての土曜日のフリーマーケットで買ったバナナ。その日、帰宅してから撮った。

フリーマーケットで買ったと言っても、フリーマーケットの中で売られていたのではなく、そのそばの別のコーナーで出店していたお店で買ったのである。手前に写っているのは、先週、普通のスーパーで買ったもの。

並べてみると、その大きさの違いが一目瞭然だ。フリーマーケットで買ったバナナは、やたらと重くてデカイのだ。ちなみに、一房100円だった。
買ったときには、写真に写っているように、まだ幾分青かったので、もう数日待ってから食べることにした。3日経ったので、もうそろそろ良いかも知れない。うちでは、娘が朝に夕にバナナをよく食べるのである。

そのお店は八百屋のような体裁になっていて、他にも果物や野菜を色々と売っていた。そこで僕は、みかんも買った。10個くらい入っていて、250円。甘くて美味しいみかんだった。そのせいかどうか、みかんは早々に売り切れていたのである。

見ていてちょっと面白かったのは、隣の別の店の人が、このまだ青いバナナを何房も買っていたことだ。そちらでは、チョコバナナを作っていたのである。まだ十分に熟れていないバナナをチョコバナナにして売ったのだろうか?はてさて…。


さて、その次の日の、日曜日のことだけれども、午後7時過ぎ頃だっただろうか、僕は夕飯の前に軽く食前酒を頂いていたのである。…と言っても、スーパーで買ったお安いワインだけれども。

そのとき、かみさんと娘が、東向きの窓を見遣って、「黄色い月が綺麗だねえ」と話しているのが聞こえた。昇ったばかりの月なのだろう。満月からは1日経っている。
それを聞いて僕は、また自作天体望遠鏡を取り出して、iPad miniでその黄色い月を撮ろうか、と余程に思った。でも、ちょっとだけ既にホロ酔いになってしまっていることと、仰角高度がまだ低かったのでやめたのだった。

もし、自作天体望遠鏡を使って撮影しようとするならば、2階のベランダでやることになる。すると、仰角高度が低ければ、近くの家や電線などが少々邪魔になり、上手く撮ることが出来ないのである。
それまで、あと30分か1時間待たなければならならなかっただろう。でも、それだけ経てば、夕食の時間になっている。そんな訳で、この月は、ちょっと間が悪かったのである。まあ、月が悪いのではないけれども。

でも、折角のこの黄色い月を、そのまま見過ごすのも惜しい…。そこで僕は、別の簡便な手段を思いついたのである。スマホレンズを使って撮影するのだ。そうすれば、ベランダに自作天体望遠鏡を据える手間も、待つ時間も省ける。

スマホレンズについては、以前の投稿でも触れた。このキットを使って、望遠レンズで花火を撮ったりアゲハチョウの幼虫をマクロ撮影したりしたのである。とても便利なレンズキットだ。

今回は、また望遠レンズを使ってみることにした。これならば、ベランダでなくとも、黄色い月が見えた窓から撮影が実行できる。但し、手持ちになってしまうので、ブレがなるべく出ないように気をつけた。

この望遠レンズの倍率は、10倍。口径も、自作天体望遠鏡に比べると遥かに小さいので、このくらいまでの写真が限界である。
でも、月面の模様(海と呼ばれる部分など)がはっきりと分かるし、右上の方の欠けているところに、心なしかクレーターが確認できるような気もする。

あとは、スタンドに据えて撮れば、もう少し輪郭が明瞭な写真になるかも知れない。しかし、iPad miniを三脚などに取り付ける器具というものが、今のところ見当たらないのである。スマホ用ならば幾らでもあるのだけれども。
従って、目下そちらの器具も自作中である。実は、試作品的なものは既に作ってあって(…と言っても、簡単な工作だw)、先月だっただろうか、月などを撮ってみたことがあった。でも、まだまだ不完全なので、改良が必要なのである。

そんなわけで、今回は取り敢えず、iPad miniとスマホレンズキットの組み合わせで、手持ちながら月を撮ってみた。
この撮影方法では、フォーカスや露出を上手く合わせるのになかなかコツが要るのだ。それらを含み置いても、まあ上手く撮れた方だろう、と少しだけ自負している…。

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このスマホレンズキットは、この投稿時点で、お値段が1,000円を(ちょっとだけ)切っていて、お買い得になっていると思います。望遠レンズだけでなく、ワイドレンズやマクロレンズ、魚眼レンズまで付いている、マルチなキットです。

『Excelvan スマホカメラレンズキット ユニバーサルレンズ 魚眼レンズ マクロレンズ 望遠レンズ ワイドレンズ 装着便利なクリップ式』
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