明日から怒涛の7日間。その前に、本日はスケートに行ったのだ。そして、昨晩は…

明日から、30日までの7日間、休みなしの日々が始まる。これを乗り越えなければ、正月まで辿り着かないという仕組みであるw

まずは、塾の仕事で冬期講習が始まるのだ。夕方から夜遅くまで、ビッチリと時間割が詰まっている。勿論、年明けにも続きが数日間ある。
この冬期講習によって、出勤時刻がいつもより早くなってしまうので、このブログの投稿文を書くための時間を確保するのも難しくなってくるかも知れない。思えば、夏期講習のときもそうであった。さて、今回はどうしようか…。

一方で、いつもの早朝の仕事も、それに歩調を合わせたかの如く、30日まで仕事が入っている。いやあ、これは息つく暇のない1週間になりそうである。想像するだに、恐ろしい…。

さて、そんなわけで、束の間の気晴らしに、と思い、本日はスケートに出掛けてきたのである。ここ数年、多忙で行くことが出来ていなかったので、ご無沙汰だったのだ。
僕は、長野県出身。父が転勤族だったため、小学校は県内で3つ行った。その内、最初の小学校は1年生の夏休みに転校したのだけれども、あとの2つの小学校では冬も過ごした。

そして、それらの小学校には、自前のスケートリンクがあったのだ。つまり、冬の体育は、スケートもカリキュラムに入っていたのである。靴は、スピードスケートのそれを使った。
しかも、3つ目の小学校では、チャーターしたバスに乗って、山の中にある広大な国際スケートセンターなる場所に行って、一日中スケートをして過ごす、という日も毎年あったのだ。

よって、冬のスポーツといえば、僕にとってはすっかり、それはスケートとなったのである。子供の頃には、父に連れられてスキーに出掛けたことも、何回かあった。でも、中学生のときに脚を骨折したことがあって、それ以来雪は滑っていない。

トップの写真は、僕のスケート靴。今は、このようなアイスホッケー用の靴で滑っている。ここでは、リンクが余り広くないためもあるのだろう、スピードスケートの靴は禁止なのである。
午前中、この靴を持っていそいそと、スケート場へ出掛けた。2時間ほど滑って氷上整備の時間になり、もうこれでキリが良い気がしたので、それで帰って来たのである。案外と暑く、疲れた。

スケートをしていて楽しいのは、氷の上を滑ることそれ自身もあるのだけれども、あとは一種の人間観察である。実に様々な人々が滑りに来ている。
例えば、学童保育か何かだろうか、小学校低学年くらいの一団が来ていた。皆(引率の先生も)、滑っているというよりは、フェンスに掴まっておずおずと歩いている。何とも微笑ましい。

かたや、別の小学生の女子グループは、普段フィギュアスケートを習っている子供たちなのだろうか、白い綺麗な靴で器用に滑る。ときには後ろ向きだったり、少しスピンをしたり。3人くらいで歌いながら滑って、それに合わせて踊ったりもしている。実に上手い。
僕は、上に書いたように、元来がスピードスケート派だったので、いまだに後ろ向きには滑ることが出来ない。勿論、スピンなども。だから、前に後ろに巧みに切り替えて滑っているようなところを見ると羨ましくもある。

あとは、若い頃にホッケーで鳴らしたのだろうか、50~60歳代で、力強い滑りを見せてくれるオジさん達もいる。滑るときのフォームが、もう如何にもアイスホッケーなのである。氷上の格闘技的な。
これまた、巧みにスイスイと人波をかわして滑っていく様は、実に上手い。フィギュアの子供たちが草食の小動物だとすると、このホッケースタイルのオジさん達は、ちょっと歳のいった猛獣(?)である。おっと、例えが動物園のようになってしまったw

その中を、しなやかなフォームで、ときに腕を左右に伸ばしながら滑っている中年女性も何人かいる。きっと、フィギュアスケートの経験者なのだろう。時々小首を傾げながら、念入りに自分のフォームを確認している人もいた。
このように、僕は周りを眺め渡しながら滑っているのである。午後になり余り混雑してくると、人が多過ぎて訳が分からなくなってくる。そのせいもあって、お昼過ぎには切り上げて帰宅したのであった…。


昨日は、塾の仕事の方の、会議があった。冬期講習前の打ち合わせのようなものだ。講習前には、いつも行なっていることである。この際、ちょっと思うところがあって、ニコン P900を鞄の中に忍ばせていった。(忍ばせると言うには、余りにも大きかったけれどもw)

一昨日、月齢の小さな、実に肉薄の月を見ることが出来た。是非とも撮っておきたいと思ったのだけれども、そのときも塾への出勤の途上で、カメラを持ち合わせていなかったのである。残念ながら見るだけに留めた。
そんなことがあったので、次の日の出勤時にはP900を持参して出掛けたのである。家を出る前はまだまだ空が明るい。塾に着く少し前くらいが、程良く暗く、また月が没する前で、撮影に最も適していた。

そこを撮ったのが、上の写真である。1日経過してしまったので、幾分肉付きの良い月になってしまった。でも、このくらいの月齢の月特有のクレーターが、光と闇のきわに沢山写ってくれたと思う。

あとは、露出を変えて、地球照も写るようにしてみた。「地球照も写る」とは、月の光っていない陰の部分が見えることを指す。何故、この部分が見える(写る)のかといえば、それは地球から反射された光(太陽光)がここに当たっているからである。だから、地球照と言う。

これも、光っている部分よりも陰の部分の方が圧倒的に多い、この月齢の月ならではの写真である。肉眼でも、よく目を凝らせば、このような地球照を確認することが出来る。機会があれば、是非ともご覧のほどを…。

そんな風にして、月の写真を撮りながら歩いていると、少し先の方にある幼稚園で、キャッキャとした声が聞こえてきた。見れば、門や園庭の中がライトアップされている。
どうやら、クリスマス会をやっているようだった。いつもとは違う園の景色に、園児たちは興奮気味である。それで、キャッキャとか、ヒャッヒャとか言っているのだ。

その幼稚園の前を通りすがりながら、僕はP900を、おまかせ撮影モードに切り替えてシャッターを切った。それが、下の写真である。園庭にあった青いクリスマスツリーの写真には、後からクロスフィルター効果をかけてみた。

こんな真っ暗なところでやるクリスマス会というのも、何だか珍しい気がするのだけれども、その分だけ園児たちは楽しむことが出来たのだろう。そう微笑ましく感じながら、僕は歩を進め仕事に向かったのだった…。

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今年は、ニコン P900という強力な装備を得て、天体写真の撮影が一層楽しくなりました。来年もまた、色々撮っていきたいと思っています。そこで必要なのが、一年を通した天体現象の情報です。下の、藤井旭さんの天文年鑑が見やすくて良いと僕は思います。…と言うか、買いましたw 1月には早速、皆既月食があるのです。これは凄い…。

『藤井 旭の天文年鑑 2018年版: スターウォッチング完全ガイド』
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