みかんの葉っぱに、あの小さな卵が幾つか。そして、僕はまたまたパンク修理をするのだ…

トップの写真は、確か先週の午前中に撮った、北の空の入道雲。余りにもモクモクとしていたので、興趣を感じ、思わず撮影した。なかなか、夏らしい光景である。

うちの外には、みかんの木が何本か生えている。スーパーなどで買ったみかんを食べていると、時折、種が入っていることがある。それを捨てずに取っておいて、外に蒔いておいたところ、芽が出て伸びて、小木になったのだ。
今では、大きいものは1m以上にもなるだろうか。花を咲かせたことはないので、実はつけない。でも、葉はなかなか鬱蒼としている。この季節になると、蝶が卵を産みに来るのである。

昨年までは、割と低い位置の葉に、卵を産んでいた。だから、それは目につきやすく、孵ったあとの幼虫もよく見かけたものだった。例えば、こちらの投稿など。しかし、今年は同じくらいの位置には、とんと卵を見かけなかった。
もう、蝶はうちのみかんの木に卵を産まないのだろうか?と思っていたところ、遂に見つけたのである。小木のかなり上の方、殆どてっぺんくらいの、若くて柔らかい葉や幹(…と言うべきか、茎と言うべきか)に産んであったのだ。

上の写真は、そのうちの一枚の葉っぱ。白くて小さな丸いものが、2つ3つ見て取れると思う。これは多分、アゲハチョウの卵だろう。大きさは、数の子ひと粒分くらいか…。非常に小さいのである。
この写真を撮っているときに、みかんの木を這う何か白い生き物を見た。ニコン P900のクローズアップ撮影モードのまま、レンズで追って撮る。しきりに動くので、フォーカスを合わせるのが、やや難しい…。

アゲハチョウの幼虫は、まだ毛虫のときには、黒っぽいものである。もしくは、こげ茶色。この写真の虫は、きっと別の蝶か、蛾の幼虫だろうと思う。いずれにせよ、みかんの木がお好きのようである。
写真をよく見ると、白や黄色の小さな卵が、他に幾つも付いているのがお分かり頂けるだろう。このように、みかんの木のだいぶ上の方に、今年は卵を産んで行ったようなのである。理由はよく分からないけれども…。

…いや、実のところ、理由らしきものに、ひとつ心当たりがある。うさぎである。僕は、このみかんの木の葉っぱを摘んで、うさぎのおやつにすることがよくあるのだ。このブログでも、それについては度々書いてきた。
このみかんの葉っぱが、うちのうさぎの大好物。もう、たんぽぽとみかんの葉っぱは、おやつに欠かせないくらいだ。いつでも大喜びで食べるのである。

僕は、みかんの葉っぱを摘むときには、ふたつのことに気をつけている。なるべく綺麗で柔らかそうな葉であることと、蝶の卵が付いていない葉であるということだ。
ひょっとすると、蝶は、美味しそうな葉っぱを僕が毎日数枚、摘んでいくことを知っていたのかも知れない。そして、人の手では届きにくいような高い場所にある若い葉や幹を選んで、そこに産卵していたのだろう。

だから、今年は蝶の卵をなかなか見かけなかったのだと思う。決して産んでいなかったわけではない。人目につきにくかっただけなのである。事実、先達ての投稿の通り、僕はアゲハチョウをしばしば見かけていたのだから…。

上の写真は、週末、幾分涼しい頃合いを見計らって、外で遊ばせたときに撮った。繁みの奥から僕が近づくと、向こうの方へ逃げて行くのである。そうやって追いかけっこをするのが、ちょっと楽しい。

それから、ケージに帰ると、僕はおやつを与えることにしている。楽しい外遊びが終わってしまうと、うさぎのご機嫌が少し悪くなることがあるので、それを宥めるためである。
上の写真は、みかんの葉っぱを食べているところ。こちらを見ながら、口をもぐもぐしているのだ。何だか、睨んでいるようにも見えるw


さて、つい先日、僕はまた、娘の自転車(後輪)のパンク修理をした。ここ3ヶ月で、これが3度目なのである。もう、毎月の恒例行事のようになってしまっているかのようだw
娘は最近、走行中に段差を通るときは十分気をつけていたと言う。また、空気不足というわけでもなかったようである。つまり、パンクの原因は特に思い当たらない。まあ、尖った何かの破片でも踏んだのかな?という気がした。

週のはじめにパンクしてしまったものだから、僕が休みになる日まで待て、とも言えず、その日の分のブログを更新した後、仕事に行く前に30~40分だけ時間を工面して直すことにした。
いつものように、タイヤの脇からチューブを引っ張り出す工法である。ママチャリには、このやり方が早くて良い。後輪には、既に2箇所のパッチが貼ってある。僕が5月と6月に直したときのものだ。

5月に貼ったパッチは、6月のパンク修理の際に経過を観察している。「パッチがしっかりと自然加硫されていて、チューブそのものと一体化していたのだ。完璧であったw」と僕は、6月26日の投稿に記している。
つまり、もう剥がれることはないだろう、という見立てである。ところが…である。今回のパンクの原因は、まさにこのパッチにあったのだ。実に、信じられないことに…。

上の写真は、チューブを水の中に入れて、パンクの箇所を探しているときのもの。プクプクと空気が漏れているのが分かる。実は、この空気の出どころは、5月に貼ったパッチだったのである。

水中から出した後の写真。オレンジ色の縁取りがついた楕円状のものが、当該のパッチである。その左の部分に、やや白く光っている箇所がある。ここが変形して、隙間が発生していたのである。
そして、その隙間は、パンクした穴に通じていたため、空気が漏れ出たのだ。でも何故、チューブと完璧に一体化したかに見えたパッチが変形したのか?

これは、僕の推測だけれども、熱のせいなのではなかろうかと思うのである。よく見ると、この箇所は、火に当たって溶けかかったプラスチックのような変形の仕方をしていた。やや丸みを帯びたというような。
では、何の熱なのかと言うと、灼熱の日中の、アスファルトから伝わった熱だろう。一説には、60℃にもなんなんとするという路面の熱…。更に、道路とタイヤとの間の摩擦熱も加わったかも知れない。

そんな訳で、タイヤ内面の取り分け弱い部分である、パンク修理の箇所が、こうして熱に侵されたのだろう、と思うのだ。いやあ、今年の夏は、恐るべしであるw
もし本当にそうであるならば、もうパンク修理などなるべくせずに、多くのサイクリストがやっておられるように、チューブ交換で済ませるのが最善なのかも知れない。

取り敢えず、娘の自転車に合うサイズのチューブをひとつ、買っておこう。パンクに強いいう謳い文句の、厚手のチューブが良いだろうか。

……
そうそう、下のようなチューブが、それです。パッケージに、「パンクに強い!」とか「肉厚」とか書いてあります。値段は、同じメーカーのノーマルなチューブの、ほぼ2本分。さて、これを高いと見るか、安いと見るか。ものは試し、でしょうかね…。

「パナレーサー スーパーチューブ [W/O 26×1-3/8] 英式バルブ0TW26-83E-SP」
……

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