仕事場で、一足早く(?)ハロウィンパーティーをやったのだ…

週末は、初心者弓道教室があった。これが最終回である。

先ず、前回と同じく、一旦座ってから立って射る「座射」という方法で、3周まわった。それから、最後に一回だけ、立って射る「立射」も。合計4周で、8本を射たのだった。
それから、合間に「矢取り」という、的の周りに落ちている矢を拾いに行くという役割も体験した。普段とは逆に、的の方から眺める弓道場というのも、乙なものであった…。

結局、今回も的には当たらず。結構、惜しい矢もあったのだけれども、一矢を報いることは出来なかった。残念である…。そんな訳で、多少心残りではあるけれども、全8回の講座をこれで終えたのだった。

終了後は、昨年の入会者の方が来て、体験談などを話し、この弓道会への入会のお誘いがあった。でも、僕は今回は手続きを取らなかった。道着や用具を揃えるとなると、どうしてもお金が掛かるようになるからだ。
例えば、「かけ(…漢字が変換されて来ない)」という鹿皮の手袋だけで、少なくとも2万円くらいはする。加えて、道着のセットは、一式で1万数千円だ。自分用の矢も買う必要がある。今後、色々と出費があるようなのだ。

僕は今、息子の大学受験及び入学のために、大きな出費は出来るだけ抑えておきたいと思っているところ。続けたいのは山々だけれども、今は体験教室だけに留めておくのが良さそうだ。そう考えた。
その代わり、この場所か何処か別のところで、弓道の入門教室がまた開かれていたら、参加してみようと思っている。調べてみたところ、この市内には何箇所も弓道場があるし、周囲の小さな市にも必ずあるのだ。

そう、案外と弓道場は数多いのである。そのひとつひとつに弓道会が設けられている。だから、受講の機会は、その気になれば多いのだ。まあ、またいつか、今回のような入門者向けの教室に通ってみよう。


トップの写真は、先達てマクドナルドに行ったときに貰って来たハロウィンの折り紙を、自分で折ったもの。かぼちゃ(Jack-o’-Lantern)が2色とお化けがひとつ。あと、その後ろは、ふくろうである。
この4つの折り紙は、前の日に食べたハロウィン仕様ドーナツの紙ケースに入れてある。しかし何故、日本でこうもハロウィンが上手く定着したのだろう?広告代理店、してやったりなのだw

さて、この折り紙を折った前の日だけれども、仕事先の塾でハロウィンパーティーを行った。小学生向けのお楽しみ会のひとつとして、毎年実施している。
ここでは、12月にクリスマスパーティーもあって、中身はどちらもほぼ同じw ダーツやビンゴ大会などをして、一時間半ほど皆んなで遊ぶのである。

毎回のことだけれども、いやあ疲れた…。でも、実に面白いのだw 進行役である筈の僕も、一緒になって楽しんでしまっている。どうも、最近の子供たちは頭の回転が伊達に速いのでw、こちらも先回りをしてあしらってやるのが楽しくもあり、疲れる。
そこを、上手く盛り上げるのだ。例えば、ビンゴ大会の数字は僕が引くのだけれども、わざと数字をじらして言う、等々。さて、クリスマスパーティーではどう遊んでやるかなあ…(実は僕が遊ばれていたりしてw)。

そして、そのあとは中2の英語の授業を2時間おこなった。これまた、ほぼ喋りっぱなしである。こちらでは、適当に話を脱線させて、笑わせてやるのだ。
例えば、名古屋では海老フライをえびふりゃーと言うそうだよ、とか(俗説らしいけれども)。何故ならば、今回の授業では「比較級」の文法単元をやったからである。(では、何故「えびふりゃー」の話をしたのでしょう?)

下の写真は、ハロウィンパーティで出たドーナツ。余ったものをひとつ貰った。やはり、外見がハロウィン仕様である。中2の授業後、うちに持ち帰って食べた。この紙ケースを折り紙に使ったのだ。


さて、下の2枚は、午後7時半頃に昇りつつあった月。この日の月齢は18だった。ちょっと歪でオレンジ色をしているところなど、ハロウィンのかぼちゃっぽいのでは?(…話の引っ張り方が、やや強引かなw)

ベランダに三脚を立て、ニコン P900を据える。ズームを利かせファインダーを覗くと、月が丁度、手前の桜並木の枝にかかったところだった。そこを撮ったのである。

上の写真は、それから数分後、枝より上方に昇ったところ。まだまだオレンジ色である。大気の層が厚いせいか、それとも若干の薄雲が出ていたせいなのか、月面(特にクレーター)がボヤけて見える…。

あと、そのついでに、近くの並木道を走る車やバイクのライトが流れる様子を撮った。P900のシャッターを、8秒とか15秒とか、長めに設定しておくのである。

すると、ヘッドライトやテイルライトが長い線のようにして写る。それぞれの色に応じて、白かったり赤かったりするのだ。ちなみに、下の写真の夜空に明るく浮かんでいるのは、もうだいぶ昇った、この日の月である。

そこで、このとき思いついたことが、ひとつあった。

この翌朝の午前4時半頃に、ISSが日本付近を通過する。これを、シャッタースピード15秒に設定して撮ってみようというわけだ。こうして車のライトが線のようにして写るのならば、ISSの光跡もきっと写るだろう。
早速、次の日の朝は午前4時過ぎに起きた。早朝の仕事がない日曜日だったのに、いつもと同じような起床時刻だw ニコン P900をベランダで三脚に据えて暫く待った。

すると、南西から丸く小さな明るい光の玉がゆっくりと近づいて来るのが見えた。仰角高度は70度以上ある。結構、高い。オリオン座の辺りに来たところで、シャッターを開いた。それが、下の写真である。

右下に写っているのは、オリオン座の三ツ星。右上の明るいのは月である。真ん中の斜めの線がISSの光跡だ。ベランダが揺れたのだろうか、ちょっとブレたようにも見える。もしそうだとすると、惜しい…。
でも、オリオン座と双子座のあいだの位置で、ISSの15秒間の軌跡をこうして捉えることが出来たのであった。欲を言えば、もっと長くシャッターを開いていたいのだけれども、P900の仕様上、これが限界なのである。

さて明朝も、午前4時半にISSを見るチャンスがある。北北西にやや低く(仰角高度は35度くらい)である。もし早起きをしたら、まだ明け染めぬ夜空を見上げてみては如何?

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最近読んでいる本は、これ。森博嗣センセイの数ある著作の中で、最も理系なのかも。(いや、作家デビュー前、森センセイはプログラミングの本を出されていましたっけ…)まだはじめの方を読んでいるのですが、ここでは、ジャイロの仕組みについて、地球ゴマを引き合いに説明しています。ご自身がお描きになった図解も多く、大変わかりやすい内容ですね。ちなみに、現在のところ、ジャイロモノレールを製作しているのは、世界中でも森博嗣センセイおひとりのよう。こんな風に、世界で唯一のライフワークを持っているのは良いなあ、と思ってしまうのでありました…。

森博嗣 著『ジャイロモノレール』 (幻冬舎新書)
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