クリスマスツリーのイルミネーション点火式をみた。もう、そんな時節なのか、はやいものだなあ…

週末は、色々と溜まっていた事柄をこなして過ごした。例えば、自室を掃除した。

部屋の掃除とは、どの位の頻度ですべきなのだろう?流石に毎日というのは不可能だとしても、毎週だろうか?それでも、僕には多いような気がする。何せ、Blu-rayを観るときと寝るときくらいにしか使わないのである。あ、それでも毎日使っているのかw
そもそも、10日も経つと、以前の記憶は殆ど残っていないことが多いので(だから、生活の記録としても、このブログは結構、僕の役に立っている)、以前いつ掃除したのか、余り良く覚えていない。

そんな訳で、意気揚々とw掃除機を掛けたり、エアーベッドの上の布団などを干したりしたのである。記憶の中ではまるで初めてのことのように行うので、新鮮味が大いにあるのだw 実に、楽しい。
布団や毛布は、ベランダの柵に掛けて干す。布団叩きで引っ叩くと、まあそれなりに埃が出る。空中に舞い陽に白く光るそれを見ると、僕も解放されたような気分になるものだ。でも、叩くのは、そこそこにやめておく。

僕は、子供の頃、自分の布団を干すのがイヤだった。でも、天気の良い日曜日になると、父や母がさっさと干してしまうのである。何故イヤなのかと言うと、匂いが変わってしまうからだった。
布団でも洗濯物でもそうなのだけれども、天日に干すと匂いが変わる。よく「お日さまの香り」という、あれである。僕は、この「お日さまの香り」が、子供の頃には余り好きではなかったのだ。

よくよく考えてみると、太陽光線には匂いが付いていない筈である。光それ自体は無臭だからだ。でも何故、あの匂いは「お日さまの香り」と呼ばれるのだろう?少し不思議な気がする。
きっと、陽に暖められ、太陽光の中の紫外線などに当てられて、繊維が何かの形で変化したときの匂いなのだろう、と文系の僕は愚考するのである…。

その匂いが、大人になってみると僕は、もう苦手でなくなっていた。むしろ、好ましいくらいに感じるようになってきたのである。嗚呼、だから父や母は、布団をよく干していたのだな、と気づく。
成長に従って、人に味覚の変化があるように、嗅覚の変化もあるのだろうか?でも、子供のとき嫌いだった他の匂いの中には、今でもイヤだと感じるものはある。そんな風に、変化しないものもあるようだ。

さて、日中はそんな風にして過ごした後、夕方から自転車に乗って出掛けた。ニコン P900と三脚を携えながら。クリスマスツリーのイルミネーション点火式が行われると聞いて、観に行くことにしたのである。
この点火式、もうかれこれ十数年前から毎年実施されていたのだそうだ。僕は、そんなことは知らずに、初めてなのだと思って出掛けて行った…。(僕は、何でも初めてになってしまうのであるw)

現地に到着すると、近隣の中学校が吹奏楽を披露しているところだった。ジブリやディズニーの映画の曲を演奏している。聴き覚えのある旋律だ。パートによっては時折、立ったり座ったりして吹いていた。
その次は、来賓の人たちのスピーチがあった。なるほど、こうしてセレモニーのようにして恭しく進行していくのである。来賓の中には、地元選出の国会議員も何人かおられたようだ。

そして、開始から1時間近く(僕が到着してからは30分ほど)経ってから、漸く点火となった。来賓の人が前に出て来て、吹奏楽部が演奏するファンファーレに合わせ、壇上のスイッチを押すのである。
ティンパニが打ち鳴らされる中、司会の方が「5、4、3…」とカウントダウンを唱える。「ゼロー」となったその後、スイッチが押されたわけなのだけれども、さてどの樹が点灯したのか、一瞬分からなかった…。

何と、100mくらい離れた向こうにある、植え込みの樹が青く光り出したのである。点火式の会場とは、ちょっと離れていた…と言うか、離れ過ぎなのでは?w まあ、会場設営の面積などの都合があったのだろう。
観衆は皆んな、ドヤドヤと挙ってそちらへ移動を始める。僕も、その流れに従って行った。そして、撮影を開始。シャッタースピードや撮影モードを変えながら、色々と試して撮った。

トップの写真は、そのクリスマスツリーの先端部分である。上の写真は、撮影モードを変えて撮ったもの。クロスプロセスという、色味を変化させる撮影モードだ。

こちらは、セレクトカラーというモードで撮影。赤色をセレクトし、それ以外の色はモノクロになるようにしてみたのである。下の写真は、クリスマスツリーの根元付近。

上のこの写真は、ISO100、F5.0、シャッタースピード4秒で撮影。なるべく光が溢れるような感じで撮りたかったのだ。下は、レンズを広角寄りにして、全景を撮影したもの。

本当は、前を通過する車のテールランプが流れるなど、もっと色々な写真を試してみたかったのだけれども、この写真を最後にバッテリー切れになった。それを機会として、撮影を終了し帰宅。でも、まあまあの写真が撮れたと思う。

それから、この夜は、先達ての投稿でご紹介した、坂本龍一キョージュのドキュメンタリー映画を観た。NHKで放送されたのである。YMO時代の映像などが特に懐かしい…。
そして、日曜日。これも以前の投稿で触れたことのある、旧友Oさんに久し振りの手紙を書いた。約2500字。まあ、このブログの投稿文ひとつ分と大体同じくらいの長さである。(Oさん、手紙の到着をお楽しみに…)

加えて、この週末には、ある一大事が起こったのである。それは、日曜日の夜になって顕在化した。しかし、土曜日から(いや、もう少し以前から?)徐々に進行していたのだろう、と今にして思う。それについては、また次回に…。

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