桜咲き、次の元号が発表された。良いものですね。この季節、新しい時代…

次の元号が、きょう発表された。「令和」である。

僕は、午後1時頃にネットニュースの見出しで知ったのだけれども、目にした瞬間に「これ、良いね」と感じた。何と言うべきか、僕には第一印象の良い名前だったのである。
「令和元年」…やはり良い響きだと思う。思えば、平成元年に僕は、ひとり東京に出て来て、新しい生活を始めた。そして、令和元年には、息子が僕の田舎で、同様に新生活を始めつつあるのだ。

元号とは畢竟、そのようにして存在しているのだろう、と思う。我々の生きている時の流れに、ある種の印を刻むのである。長いものに時折、鉛筆で縦に線を引いて区切るように。
それは、例えば19世紀、20世紀、21世紀…でも良いのだけれども、それ以外に依拠した区切りを求めるというのが、私たち日本人のきっと文化ということなのだろう、とも思う。

さて、令和は、私たちにとって、どんな時代になるのだろう?と考えるだけで、少しワクワクしてくる気がする。決して気が滅入ったりはしないものだ。良いものですね、新しい元号。新しい時代がもう、すぐ目の前に…。


さて、トップの写真は、うちの近所で撮ったソメイヨシノ。きのうは、何日振りだっただろうか、暖かな晴天の日だった。そこで、僕は自転車に乗って、桜の樹の撮影巡りをしてみたのである。

川沿いをずっと辿るようにして、ゆっくりと走っては、立ち止まって撮る。まあ、これを繰り返して行ったのだ。良い陽気に誘われて、多くの人が桜の花を見ながら散歩をしていた。
また、樹の下の草叢に座ったり、レジャーシートを敷いたりして、その場でお花見をしておられる方たちもいた。持ち寄ったお弁当などを広げて食べていたのである。実に、のどかな光景だった。

それから、その川沿いに建っている家の玄関前では、テーブルを置いてパーティーをしているお宅もあった。これは、一種の役得のようなもので、家に居ながらにして、そこがお花見の会場になっているようなものだ。
人々のそのような光景を眺めつつ、僕は桜並木を追いかけるようにして、往復で2時間くらいかけて出掛けて来たのだった。そのときに撮った写真については、また次回以降にも載せていきたいと思う。お楽しみに…。


さて、この週末には他にもやったことがあった。スピーカーのセレクター作りである。…と言っても、そんな大袈裟なものではない。ロータリースイッチに配線するだけなのだw

うちのリビングにはやや大きめのスピーカーが一組置いてある。今は、それにONKYOのCDコンポを繋げている。先達ての投稿でご紹介した、SSD内蔵のものである。
でも、レコードを聴きたいときには、そのコンポを使う以前に使っていたA&Dのアンプを繋ぎたい。そちらにはフォノイコライザーが内蔵されているからである。

しかし、その都度、スピーカーの配線を裏でゴソゴソ繋ぎ換えていたら実に面倒だ。スイッチ一発で切り替えるのが手っ取り早いのである。
世間にはスピーカー切替器なる器具も売られているけれども、これが結構お高いのだ(数千円〜1万円くらい)。ところが、もしスイッチだけであれば、200〜300円程度で済ませられるのである。

そこで買いましたw ロータリースイッチである。Amazonで、200円余りのお値段。これを切替器として利用するというわけなのだ。


「SODIAL(R) 電子機器4P3T 4極3位置2デッキ16ピンロータリースイッチ」

この作業に伴って、参考にしたサイトがある。ネット検索して見つけたページなのだけれども、「メディアレビュー&コメント スパ缶!」という。下は、そのサイトが出典の、ロータリースイッチの図面である。

上のように、背面に沢山ある端子は、A〜Dの4つに繋がるよう分けられている。配線も、これに従って行うことになる。そこで、僕は下のように線を引いて印を付けておくことにした。

そして、全部で12本の線を半田付けしていく。アンプ2台分の入力とスピーカー一組分の出力で、計3系統。其々が左右とプラスマイナスを持っているので、3×2×2となり、全部で12本なのだ。
また、アンプとの距離によって、線の長さは其々である。例えば、フォノイコライザー内蔵のアンプは、端子がやや遠いので線を長めにしておかなければならない。

ちょっとイモハンダになったところもあるけれどもw、これで一応線は全部つけた。半田付けはどうしても、手が足りなくなる。線を抑える手とハンダを持つ手、それからコテを握る手。やはり少なくとも3本は必要だなw

配線が終わったら、そのロータリースイッチを以前(10年くらい前?)作ったループアンテナに固定した。プラスチックのカゴを流用した形状である。このループアンテナもまた、SSD内蔵のCDコンポ用として使うのだ。
それから、12本の配線をアンプやスピーカーに次々と繋いでいく。やっぱり、本数が多くて実にややこしいw 途中でわけが分からなくなって、ちょっと繋ぎ間違えてしまった。

その後、無事正しく繋ぎ終え、オーディオチェック用のCDを再生して、左右やプラスマイナスを確認。両方とも、ちゃんと鳴っていたw これで、切り替え一発で、CD(SSD)やラジオも、レコードも聴くことが出来るようになったのだ。めでたし、めでたし。


さてさて、前回の投稿で書いた、勝谷誠彦氏の座右の銘「ただ生きるな 善く生きよ」の栞5枚セットだけれども、週末に無事届きました。郵便事情が良くなかったのかどうなのか、発送から3日も掛かったのだ。

しかしながら、早速の発送作業をして下さった世論社のスタッフさんには、ぜひ感謝申し上げたいと思う。5枚あるので、どの蔵書に挟んでおこうか、今から考えるのが楽しみである…。

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