こんなときだからこそ、普段なかなか出来なかった勉強を。英語の学習に良いサイトをふたつご紹介…

トップの写真は、さて何の植物なのかお分かりになるだろうか?ここ1ヶ月で急速に葉を伸ばして、このように青々としてきたのである。

実はこれ、アボガドの木なのだ。昨年のことだけれども、実家の母が料理でアボガドを使った際に出た種を、植木鉢に植えておいたそうなのである。
すると暫くして芽が出てきた。芽はヒョロヒョロと伸びて小さな木になり葉も出た。しかし、その頃にはもう、秋となり冬となっていたのだ。

ちょうどその頃、僕が車で実家に行った。実家は寒冷地なので、このアボガドの木が寒さで枯れてしまうだろうと案じた母は、僕に鉢ごと持ち帰らせたのである。「そちらの方が暖かいので育つでしょう」と言って。
しかし、こちらも冬だ。それなりに寒い。そのとき2枚ほどあった葉は茶色く枯れて落ちた。僕は、この鉢を玄関の内側に置いて、そのまま静観することにした。ときが経って、春になった。

すると、どうであろう。桜が咲く頃になると、細長い木の先っちょから黄緑色の小さなものが芽吹き葉となった。それからは早い。次々と生えては広がるというのを繰り返して、上の状態である。
冬の間には、唯の枯れ木の様に見えたので、これはもう駄目かな?と思っていたのだけれども、きっと枯れたのではなく眠っていたのだろう。春にはこうしてちゃんと再生したのだから…。

現在では、木の中程の部分からも小さな芽を幾つも出して、葉が増産されているところだ。先日、植木鉢に少々の油粕を肥料として与えた。緑が増えていくだろうと期待をしている。自然はこうして循環してゆくのだ。さて、人間は…。

(「たとえ明日世界が滅びようとも、今日私はりんごの木を植える」Wenn morgen die Welt unterginge, würde ich heute ein Apfelbäumchen pflanzen. と言ったのは、ルターだった…)


さて、僕が目下、英語の勉強に励んでいるというのは、先達ての投稿にも書いた通り。2ヶ月くらい前に、今年は余暇に何をしようか?と考え即座に、英語の勉強だ!と閃いたのである。
思えば、語学をちゃんと勉強をするのは十数年振りだろうか。そのときには、中国語を独習でせっせとやったものだ。あれは実に楽しかった。機会があったら(英語の勉強が一段落したときに)またやってみたいと考えている。

僕は、英語に関しては、文法はもう一通り頭に入っているので、あとは覚えなければならないことといえば、只管に語彙である。つまり、英単語や英熟語と言われている類のものだ。
そこで、前回の投稿に書いた様に『英英英単語』という単語集を使うなどして暗記学習を行なっているところ。他には、DSの学習ソフトを利用してクイズ形式で覚え込んでいっている。

そんな中、先日、自分の語彙力をテストしてみるというサイトを見つけた。「Weblio語彙力診断テスト」という。


(出典:Weblio語彙力診断テスト

このサイトでは、1問あたり10秒以内という制限で、全25問の5択問題にドンドン答えていく。その後には、単語力の診断結果が出るというわけである。出題内容によって、結果が割と大きく左右されるけれども、それが却ってモチベーションにもなるのだ。

上のスクリーンショットは、僕のある日の診断結果。25問中20問の正解だった。
ちなみに、同じ20問正解でも、回答時間が2分30秒程かかると、レベルが16ではなく15になってしまう。また、スコアも90点台から80点台に下げられる。(でも、称号は「上級者」のままなのだ)
つまり、単純に一問につき何点というだけではなく、回答時間と掛け合わせて判定している様だ。これは、なかなか上手く出来ているページだと思う。面白いw


さてさて、英語学習つながりといえば、X JAPANのYOSHIKIがアメブロで英会話レッスンのブログを始めた。期間限定だそうである。YOSHIKIは現在、LAの自宅でステイホームの最中の様なので、その間の時間活用の一環なのだろうと思う。


(出典:YOSHIKI Official Blog

本日現在で、既に13問が出題され、12問目の正解までが発表されている。
出題内容は、例えば「マスクはどこで買えるかわかりますか?」とか「レストランの中で食べるかわりに、テイクアウトをしましょう」といったような時勢に合わせた英語表現を3択で選ぶ形式となっている。

まあ、不正解の選択肢には一見して全く別のことが書いてあるのでw、多少の(謂わば中学レベルくらいの)英語をきちんと解する人が見れば立ち所に正解が分かるだろうと思う。
しかし、その次の回の投稿に書かれている、YOSHIKIの解説が丁寧で、ついつい毎度見に行ってしまう、という感じなのだ。YOSHIKIの英語レッスン、今までにありそうでなかった企画だな。ご興味のある向きは、どうぞご訪問の程を…。

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先達ての投稿でご紹介した『英単語の語源図鑑』の著者の最新刊。6月に発売予定です。こんどは、英語イディオム(つまり英熟語)の語源を解説してくれるというわけです。英熟語は、基本的な動詞+前置詞…という組み合わせが多いのですが、全く意外な意味を持っていることが多く、覚えるのにやや難儀します。例えば、先日”take through 〜’s hat”というイディオムを目にしたのですが、その意味は何と「愚にもつかないことを言う」というものでしたw 不思議なもんですね…。こういった種の表現が何故そういった意味になったのか、というような解説本をぜひ期待したいと思っています…。

清水健二 ほか著『英語イディオム語源辞典 語源とイラストでスラスラ覚える』
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