英語学習の道は続く。師範代の動画を観て参考と励みにしつつ、音読トレーニングなのだ…

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最近、日々の英語学習(英検1級の勉強)に関連して、YouTubeでよく「師範代Shinya」という人の動画を観ている。都内で「大人のための英語の達人養成ジム」を主宰しているという方なのである。
Shinyaさんは高校卒業後、ショップの店長をやったりアクション俳優を目指したりしていたけれども、30歳になる少し前に一念発起して英語の勉強を始め、数年後ついに英検1級とTOEIC975点を取得したという努力の人なのだ。


(この様に爽やかな風貌の人です。喋りも結構いい感じですよ…ちなみに、上は本当にお得な情報です)

そのShinyaさんが、幾つかの動画で音読トレーニングを盛んに勧めておられた。例えば、英語のペーパーバックを朗読音声と共に読んだり、自分で何度も音読したりなどである。
僕は最近、電子辞書のスピーキング練習機能(例の採点してくれるアレとか)で喋ってみると、案外と呂律が廻っていないことがあるのに気づいた。こりゃ、ちゃんと音読トレーニングをやらなきゃなあ、と感じていたところだったのである。

Shinyaさんは、米国のSelf-help(所謂、自己啓発)の愛読書を毎朝30分ほど音読しておられるそうだ。では、僕は何を使ったら良いか?日本語の訳書も手元にあった方が何かと便利だそうで、そこで思いついた。
新約聖書である。国際ギデオン協会というところが無料配布している、日英対照訳の新約聖書が、うちには何種類かある(皆さんのお宅にも一冊あるのでは?)。その中で、英語部分は最も格調高き聖書翻訳のひとつと呼ばわるNKJV(新欽定訳)の本を使うことにした。

NKJVの朗読音声は、YouTubeで簡単に見つかった。流石、世界で最もメジャーな聖書翻訳である。落ち着いた実に良い声で、速度も速過ぎず遅過ぎずという感じ。薄っすらと流れている音楽は決して邪魔にならない。これは、打って付けの音声だ。

早速30分間かけて「ヨハネによる福音書」の第1章を2ページ、繰り返し音読した。聖書自体は読み慣れているため、既にその内容は日本語でほぼ頭に入っている。
よって、知らない単語や表現が多少出てきたとしても、ワケが分からなくなることもない(しかも、すぐ右側に日本語訳が書いてあるし…)。従って、僕にとってこれは丁度良い、おあつらえ向きの題材なのである。良いなあ、毎日の習慣にしよう…。

実は、音読トレーニングはこれまでも、電子辞書に内蔵のCNNニュースや、英字新聞のメールマガジンなどを読んで少しずつやっていたのだけれども、もっと量やジャンルを増やしたいと考えていたところだった。そこに来ての新約聖書である。

いやあ、英語学習のネタはこうして何処にでも眠っているものなのだ。Shinyaさんは、TOEIC900点を超えるくらいになると英語学習の材料が無限と言って良い程に一気に広がる、と仰っていた。
大抵の英文を読んで理解できるようになるから、何を使っても音読の練習になるというわけだ。僕も、それに近い感触を徐々に掴みつつあるところだけれども、そのような達観した境地にいつか至ってみたいものだと思う。


ところで、この聖書の英訳が何故、NKJVであることが分かるのかと言うと、目次の前のページにそのことが記されているからなのだ。下の写真の様に、NKJVとは”New King James Version”の略なのである。

このNKJVとは、17世紀頃にイングランドのジェイムズ王の命令によって英訳された聖書(KJV、欽定訳とも)の改訂版。何せ、300年以上前の英語なので表現が色々と古くなってしまった。例えば、3単現のsがthで表記されているなどなど。
それを、20世紀に入ってから、格調高さはなるべくそのままに、出来るだけ読みやすく訳し直したのがNKJVというわけなのである。

格調高い文体の聖書翻訳と言えば、日本には所謂「文語訳聖書」というものがある。この文語訳聖書(就中、新約の方)は、僕も特に好んで読んでいる。いずれも、文学史および翻訳史的に見て非常に重要な翻訳書なのだ。

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上でご紹介した「師範代Shinya」さんは、下の通り英語学習法の書籍も書いておられます。上述の様に高卒で(つまり大学受験を経験していない)、加えて一時期英会話教室に通ったり3ヶ月ほど海外へ語学留学(というか、企業インターン)に行っていた以外は、殆ど全て独学で英語学習を続けて来たのだそうです。その独自の学習法は注目に値しますよ。YouTubeに動画もたくさん上がっていますので、是非ご覧になってみて下さい。

新村真也 著『やり直し英語革命 最短でキチンと話せるようになるための7つの近道勉強法』
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