今年2月28日の早朝に目撃した謎の光の正体がついに判明⁉︎ これはもう一度相見えたいものだなあ…

最近は毎日、暑い晴れの日が続くけれども、きょうは午後から雷雨となった。うっかり自室の窓を開け放しておいたら、数分間だけ斜めに雨水が吹き込んで本が何冊か少し濡れてしまった。嗚呼うっかりしていたなあ…。

それから、大きな音を立てて近所に雷が落ちた。僕は、これはもっけの幸い、チャンスとばかりにw、ニコン P900を三脚に据えて窓際に置いた。こちら側には風雨が差し込まない。カメラを動画モードにして暫く放っておいた。
あとで見るとやはり、やや小さめながらも落雷が記録されていた。稲光のために画面が一旦、赤紫色っぽく反転し、その向こうに雷光が縦に走るのが観察できる。この間、約10分の1秒だ。トップの写真が、その1枚目である。

上と下は1枚目の直後の様子。画面の反転は上の方に消えつつある。代わりに、稲光が雲を赤紫に染めて、そこから灰色の空を切り裂いているのだ。

さて、かみさんと息子はドラえもんの映画を観に行くとやらで、この激しい雷雨が始まる直前に出掛けていった。何もこんな日を選ばなくとも、と僕なんかは思うのだけれども…。


さてさて、先日いつものようにSNSを見ていたときのことである。マイクロソフト日本法人の元社長、Nさんのエントリに或る動画がシェアされていた。
下に貼ったのが、それである。この光の点々とした連なりは、一体何が動いて行っているのか、お分かりになるだろうか?

僕は、これを観た瞬間、あーっ!と思わず声を上げそうになった。

実は、今年2月28日の夜明け前に、これとほぼ同じ現象のものを十数分間に渡って目撃したことがあるからだ(但し、光と光の間はもう少し空間があいていた)。
そのときの出来事は、同日のこのブログにも載せた。そして、幾ら調べても正体不明のままだったのである。正に謎の光跡なのであった。

しかし、きょうNさんのエントリを読み、この動画を視聴して謎は氷解した。何と、米国のイーロン・マスク率いるスペースX社の人工衛星群「スターリンク」だったというのである。
ブログの投稿にも書いた通り、僕は目撃後、ISSかその種の宇宙船か、さもなくば人工衛星かと、ネット上でデーターベースを検索して調べまくった。でも、流石にスペースXのデーターまでは辿り着かなかったのだった…。

Nさんとコメントを遣り取りさせて頂いたところによると、僕が見た群れは、目撃の10日前である2月18日頃に打ち上げられた分なのだそうである。
それから、今はこの人工衛星群に太陽光反射防止機能を施してしまってあるので、もう地上からは同じ様には見られないかも知れないとのことであった。

いやあ、実に貴重な目撃だったのである。やはり、この日の朝は仕事に遅れてでも、ニコン P900で写真か動画に撮っておくべきだったか⁉︎

上の動画を是非ともご覧になってみて欲しい。人工衛星の群れだと分かっていても、何やら少し気味悪いような、不思議な光景だとお感じになるだろう。喩えるならば、狐火もしくは人魂が並んだ葬列の様である。
当時、僕は何も知らずに、ただ見つめる他なかったので、思わず新約聖書の一節を思い出してしまったくらいなのだw それは、イエス・キリストの復活の予告とでも言うべき文言である。そう、僕にとってこれは、実に神がかって見えたのだ…。

さて、下は僕が後になってYouTubeで見つけた、スターリンクの別の動画。こちらも実に良く撮れていて、野鳥の声が盛んに入っているのも良い雰囲気だと思う。
夜明け前に撮影したのだろうか。…と、なると(月日が違えども)僕が目撃した状況とほぼ同じかも知れない。嗚呼、僕もこんな風に撮りたかったなあ…w

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先週、『風の谷のナウシカ』をリバイバル上映で観ました。その後、フリマアプリでナウシカ関連のグッズ類を物色していたところ、一冊の書籍を見つけました。これは、パンフレット代わりに良いな、と思いつつチェック。落札価格は1000円、送料無料。しかし、こちらには度々付与されている値引きクーポンがあったので、それを使えば500円。…という訳で早速ポチりましたw
昭和59年発行の当時モノでした。その割にはかなり状態が良く、瑕疵は殆ど見られません。出品者の方、これはどうも有難うございました。ちなみに、この本は十数年前に復刻されたようです。下は、そのリンク。流石の人気作ですね…。このたび入手したこの本は、今回のリバイバル上映の記念のつもりで、終生大切に取っておくことにいたします。こんな不朽の名作を僕は何故か昭和59年当時に観に行かなかった、そのことに対する細やかな罪滅ぼし(?)のつもりも込めて…。

『風の谷のナウシカ (ジブリ・ロマンアルバム)』
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