日々、電気圧力鍋でいろんな料理を作っていますよ。どれも美味しく出来上がるのだ…

今回の投稿はちょっと趣向を変えて(?)、電気圧力鍋の利用記録を記しておきたいと思う。いずれも、別々の日である…。

x月x日。
きょうは木曜日。いつも数日前から、さて今度は何を作ろうか、と楽しみに考えている僕がいるw 今回はスペアリブにしようと思っていた。勿論、電気圧力鍋を使うのだ。これは、実にクッキングお楽しみマシンなのである。

「肉は骨に近いほど美味く、魚は皮に近いほど美味い」とかいうことを書いていたのは開高健だっただろうか、スペアリブの他に鶏肉の手羽元も一緒に鍋へ入れてみることにした。これも骨付きだからだ。レシピ本に従って、煮汁にはオレンジジュースと蜂蜜を使う。
肉には、いずれもニンニクを下ろして丹念にすり込んでおいた。これが後で、調理中に良い匂いを発することになるのである。食欲が唆られる気がした。それから付け合わせには、例によってカボチャの煮付け。今回はサツマイモも一緒に。どちらも娘の好物なのだ。


(調理前の状態。豚のスペアリブのほか、骨付きの鶏肉も入れた)


(調理した後の様子。所要時間は55分ほど。肉はどれもホロホロになった)

NHK-FMでショパンのピアノ協奏曲を聴きながら、小一時間で用意が出来た。しかし、晩ご飯に食べ始めてみると、もうあっという間に平らげてしまう。
娘には量が多かったかな?と思っていたけれども、僕同様にペロリと食べたのである。美味しかったそうだ。またいつか、作ってみようかの…。


(こちらの写真は、付け合わせのカボチャとサツマイモを煮たもの)

x月x日。
きょうは、電気圧力鍋で無水カレーなるものを作ってみた。水を使わずに食材の水分だけで成立させるカレーである。

夕方にスーパーへ行ってみると、大きなトマトが3個200円くらいで売っていた。トマトは無水カレーに欠かせない材料だ。勿論、喜び勇んで買ったw あとは、セロリやカボチャなど。それから、カレーのルゥは4皿分で120gもあれば十分だ。
帰宅し早速、野菜は全て微塵切りにして内鍋に入れる。タマネギだけは、切ったあとフライパンで一旦炒めておいた。こうした方が味が良くなるからだ。肉は鶏手羽元の骨付きを使う。肉がスルリと外れるくらいに柔らかくなる筈。

あと、トッピング用のカボチャは、電気圧力鍋の蒸し機能を利用して調理した。プラスチックで出来た台座のような不思議な形をしている容器を内鍋に入れるのである。
カボチャを厚めに切ってしまったので、火が通るのか分からないまま調理を実行したけれども、無事柔らかく出来上がったのだった。


(トッピング用の野菜やゆで卵と共にパチリ)

さて、カレーは、トマトからたっぷりの水分が出て、普通に水を入れて作ったくらいの粘度となってくれた。
しかも旨味もかなりあって、もうカレーはこの作り方で十分なのでは、と思うくらいである。とても美味しゅうございました。そのうちにまた作ってみようと思っている。


x月x日。
きのうは電気圧力鍋で、ぶり大根を作った。図書館へ行った帰り道、少し大きめの魚屋に立ち寄って、ぶりのぶつ切りを買ったのである。その中の3切れは、醤油だれを作って漬けておくことにした。後日、焼いて食すためなのだ。ぶり大根はよく味が染みて出来た。

さて、きょうは僕ではなく、かみさんが電気圧力鍋を使った…と言うか本来は、かみさんの鍋なのである。僕ばかりが使っているように見えるけれどもw
牛すじの煮込みを作ってくれたのだ。これも、この鍋で試してみたかったレシピのひとつ。これまでは、シャトルシェフという保温機能付きの鍋(調理の際は電気ではなくガス火を使う)でよく作っていた。電気圧力鍋では、さてどうなのか。

出来上がりのブザーが鳴ったので、蓋を開けてみようとするも重い。減圧がまだ完了していなかったようだ。1〜2分ほど待って開けると、材料がすっかり柔らかくなって浮いていた。如何にも旨そうである。下の写真が、その様子。

僕は塾の仕事で帰宅後、夕食として食べた。追加で投入された半熟玉子と併せて、実に美味しゅうございました。やはり具材の味がよく染みている。

そこでちょっと思いついたのだけれども、電気圧力鍋にシャトルシェフのような保温機能を持たせたら良いのでは?両方の良いとこ取りというわけである。きっと、調理と保温を兼ね備えた、最強の鍋になるだろうと思うのだ…。

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