もう3月になり、あれやこれや買って楽しんで(?)みるのだ。時が経つのは余りにも早いのだから…

僕は大抵、昼食は午後3時か4時くらいに食べることが多い。夜からの仕事に合わせるためである。仕事が休みの日でも、その習慣は変わらない。
きのうは、フリーザーに冷凍のコロッケがあったので、それを揚げてキャベツの千切りと共に、パンに挟むことにした。ひとつはマヨネーズとタルタルソースで味付けだ。もうひとつは、ケバブソースなるものを使ってみたのである。

これは、先日ラビットフードを注文するために某カメラの通販サイトを眺めているときに、探して見つけた。とある英語学習ユーチューブ動画で、出演者の方がケバブを食べているのを見て、「嗚呼、久し振りに食べてみたいなあw」等と感じたものだからだ。
ケバブをわざわざ買いに出掛ける暇はないので、ケバブ味のソースが売られていたら家で簡単にそれっぽく作れるのになあ、と思っていたところ、何とあったw ちなみに「ケバブソース」と銘打っているものは、これしか見つからなかったのである。

ポチった晩の次の日には届いた。相変わらず、このサイトは出荷とお届けがお速い。いつも大いに助かっている。そこで、晩御飯の肉料理に使ってみる前に、ひとり味見と試食に相成ったというわけなのだ。それがトップの写真。

ネット上でのレビューでは、美味しいという評価やら想像していたのと違うという意見やら様々だ。まあ、味覚は実に人それぞれだからなあ。
まあ僕には、とても美味しく感じられた。サクサクのコロッケにも良く合っていると思った。やや甘みがあるのも、パンに相応しかったのだろう。

もし晩御飯の肉料理に使うならば、ニンニクやショウガのおろしたものを追加して、風味を強くするのも良いかも知れない。くだんのレビューには、ケバブソースと同量のケチャップやマヨネーズと混ぜたという人もいた。それも味の補強になるかも。
このケバブソースは、内容量140gと分量が余り多くはないので、結構あっという間に使い切ってしまう気がする。伸ばして使うという意味においても、他の調味料などと一緒に利用するというのは賢い用い方だ。しばらく色々と試してみようと思っている。

ちなみに、某カメラでのお値段は250円くらい。お試しには悪くない分量と価格だと思って買った。結構気に入ったので、もっと大きいサイズもあれば良いのだけれども…。


さて、先年ノーベル文学賞を受賞したカズオイシグロ氏の新作『Klara and the Sun』が、きのう全世界同時リリースされた。受賞後初の長編作品である。日本国内でも、原書と邦訳が一斉に発売となり、既にランキングでも上位にあがっているようだ。
僕も、イシグロ氏のファンの端くれ(?)として手に取ってみようと思い、早速Amazonにアクセスしてみた。日本語で読むのも良いけれども、ここは一丁英語で挑んでみようと考え、先ずお試しでKindle版の原書をダウンロードしたのである。これをFireで読む。

表紙は、原色が燻んだ地に正方形の窓を開けたようなデザイン。これは、イシグロ氏の『The Remains of the Day』(邦題『日の名残り』)や『Never Let Me Go』(同『わたしを離さないで』)等と共通の装丁だ。
今回もそれを踏襲したわけだけれども、青空から黄色い太陽がちょこんと覗いている様子は、物語の内容を暗示してもいるのだということが、本文を読み始めて直ぐに分かった。

(『The Remains of the Day』の表紙)

(『Never Let Me Go』の表紙)

数ページ読んだ限りでは、目下のところストーリーは、ある種の寓話として進行しているようだ。登場人物たち(…と言うべきか?)は、どうやら植物の一種(機械?)らしい。
そして、この物語の文体を形作る構文は決して複雑なものではなく、語彙も比較的やさしいものばかりである。実に読みやすい。低年齢層の読者を意識したのかも、とも思う。

本作のKindleお試し版は、第1章をかなりのページに渡って読むことが出来る。何と太っ腹なw
結局、続きを読みたくなって買ってしまうかも知れないなあ。でも、Kindle版の洋書を買うなら、Amazon.co.jpよりも.comの方が良いというのは一部で知られた話である。その理由は割愛w(しかしKindleの使い廻しなどがめんど臭そうだ)

なお、『Klara and the Sun』には目次の後の扉に「母の思い出に」という旨の献辞があった。一昨年にイシグロ氏の母上が亡くなられたのである。きっと本作の執筆中であったのだろう。
そう言えば、かつて氏は「母とは日本語で話します。そのとき私は5歳の男の子になるんですよ」と語っていたものである…。

ちなみに、本作の邦題は『クララとお日さま』という。下のサムネイルは、その日本語版の表紙。
ひまわりのような大きい花が描かれているけれども、これが主人公たる、機械化された花ということなのだろう。全体的にちょっと幼い感じの絵柄が、文体や作品の雰囲気をよく表していると思う。

(『クララとお日さま』)


上述の通り、きのうはカズオイシグロ氏の新作の全世界発売日だったけれども、きょうはジャズピア二ストの小曽根真氏の還暦記念アルバム『OZONE 60』の発売日だ。
小曽根氏も世界を股にかけて活躍されている。きっと、日本だけでなく色々な国のファンが待っていた新作だろうと思う。僕も心待ちにしていたひとりである。

タワーレコードで予約しておいたので、今朝セブンイレブンで受け取ってきたところ。それを早速、開封。
今回もタワレコの細長い段ボール箱に入っていた。開けると、事前に予告されていた通り、小曽根真氏がグランドピアノの蓋に寄りかかっている写真がまず目に入る。

実は、このポートレイトは氏の全米デビューアルバム『OZONE』とほぼ同じ構図なのである。20代だった当時の小曽根氏は、細面の若々しい顔をやや不安げな表情のままピアノの上に浮かべていた。
今作は、無事還暦を迎え自信満々といったように見えるのだけれども、さてどうだろうか。氏は良い歳の重ね方をしてきたのかも、と感じさせる。

(『Ozone』)

今作『OZONE 60』は、ラヴェルやモーツァルト、プロコフィエフなどのクラシックにインプロヴィゼィションを加えた曲目がメインの1枚目と、小曽根氏オリジナルのジャズ曲で構成される2枚目との、謂わばダブルディスク盤だ。
また、レコーディングには、曲目に応じてヤマハとスタインウェイを使い分けた(または両方を用いた)という拘りようである。ブックレットには、その2台のピアノと写真に収まる小曽根氏が載せられている。

僕は、このCDをちゃんと聴くのはまだまだこれからだけれども、昨年のコロナ禍で50日以上に渡って連続配信された自宅ライブでの闊達で達者な演奏がまた堪能できると思うと、とても楽しみである。

小曽根氏は何でも自由自在に弾きこなしてしまうのだから、本当に面白い。さながら、これぞピアノの魔人といったところであるw

……
CDには、ブックレットと共に、「OZONE 60 CLASSIC x JAZZ」と銘打ったコンサートツアーの案内も封入されていました。今年の3月25日の東京(サントリーホール)から始まって、来年3月まで全国を廻る予定だそうです。
僕は以前、クラシック音楽のイベントで小曽根氏の生演奏(曲目は「ラプソディ・イン・ブルー」)を拝聴したことがありますが、やはり大層な迫力があったのを記憶しています(そのときの投稿は、こちら)。今回の還暦記念ツアーにも是非行ってみたいものです。全国を一周したあと来年にまた東京で開催されるときを見計らって行ってみるかなあ…。

小曽根真『OZONE 60』 (2SHM-CD)
……

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