クリスマスが近づき色々と買ったり貰ったり。でもやはり、いちばんの贈り物は旧友から送られて来た“これ”なのだ…

先週の土曜日は、都内の仕事が年内最後の日であった。(今回は以下、試みとして、英語の拙訳も少々載せます)

そこで、出勤の途上、銀座へ立ち寄り、大晦日とお正月のお楽しみのひとつである純米大吟醸「獺祭」を蔵元直営ショップで購入した。
ことしの目玉商品は、獺祭の何と「スパークリング」である。720mlをひとつ、先達て取得したアメックスのゴールドカードを初めて使い支払った。
Last Saturday, I dropped in Ginza, the best center of Tokyo, to go shopping before work. First, calling at Dassai Store Ginza, the renowned Sake brewery directly manage shop, I bought a bottle of sparkling Sake. I’ll enjoy it at the year end’s dinner and the new year.

ちょうど一年前の銀座は実に閑散としたものであったと記憶しているけれども、今回は割と人出が多いように感じられた。
これは誰もが皆、自らの行動原理の論拠を自分自身の見識に基づく判断から客観的に求めるのではなく、政府や世の風潮など外的な要因にのみ求めているということの証左であるように、よくよく僕には観察されたのである。
I remember that Ginza was so much quiet just a year ago. On the other hand, this time, there appeared to be a rather large crowd.
It seemed to me that this was a kind of proof that everyone was looking only to external factors, such as the government and the current of the times, rather than an objective judgment based on their own insights for their own behavioral principle.

それから少々歩き、銀座中央通りにある資生堂パーラーへも行った。
会社にお土産としてチョコレート菓子のアソートを買い、自分の家用としてリボンの付いた真っ赤な小箱に入っているシュトーレンも併せて購入。決して大きいものではないけれども、それぞれ2000円ちょっと。さすが銀座価格だなあwと思ったのだった。
Furthermore, I walked around Ginza and visited Shiseido Parlor, looking for confectionery. What I bought at the shop were one chocolate assortment (for my job colleagues) and a box of stollen (for my family).

夜遅く帰宅してから、獺祭とシュトーレンをクリスマスツリーの下にお供えしておいた。そのとき既に、ツリーの下には数々のプレゼントがすでに置かれていたのであった…メリークリスマス!
After coming home late at night, I put Dassai and stollen under the Christmas tree and found some presents already placed there… Hallelujah, Happy Christmas !!


さて、僕は英語学習の一環として、「The Japan Times Alpha」という英字新聞を購読している。昨年のキャンペーンのときに読み始めて以来、もう1年余りになるだろう。

この新聞の紙面には毎週、英単語クロスワードパズルが載っている。凝った作りのパズルで、語彙レベルも比較的高いものが多いのではないかと感じている。僕は毎回必ず解いて、ネット上から解答を送信しプレゼントに応募しているのだ。
その景品は年に2回ほど入れ替わっているのではないかと思うのだけれども、今年の前半はこの新聞のロゴ入りマスクであった。これに当選した際には、確かこのブログにも現物の写真を載せたのではないかと記憶している。(こちらの投稿です)

暫く経って、景品が別のものになった。こんどはキーホルダーであった。紙面に印刷された小さな写真を見ると、金属製のズシリとした感じのものあろうかと思われる。やはり、ロゴが刻印されている。
僕は引き続き、毎週、クロスワードパズルを解いては答えを送信した。そして、とうとうこれも当選したのである。先日、景品のキーホルダーが届いたのであった。封筒を持つと、その厚み以上の重みを感じた。予想通りであるw

早速、封を開けると、おめでとうございます、という書面と共にビニール袋に入れられたキーホルダーが出てきた。リングから本体に至るまでオール金属製だ。如何にも丈夫そうである。これは凄いw
どこに付けておこうかとちょっと思案して、お出掛け用のバッグに決めた。ちなみに、来月からは景品が竹製の箸、スプーン、フォークのセットなのだそうである。収納用の袋にロゴが印刷されているのだそうだ。来年もまた応募に励もうと思っている。


さてさて、先日、外出から帰宅すると、1通の封書が届いているのを見つけた。僕の大学時代からの友人であるOさんからであった。Oさんは確か、ちょうど一年前にも手紙を送ってくれた筈。(そのときの投稿は、こちら
その瞬間、僕は「嗚呼しまった!」と感じたのである。Oさんとは手紙をほぼ交互にやり取りしている。こんどは僕の方から書いて送らなければならなかったのだ。ことし一年は仕事やら英語学習やら、諸事多忙に過ごしているうち、とうとう順番を守れなかった…。

そのようなことを気に留めながら、大変に申し訳ない…という思いの中で封を切った。今回の手紙は6枚である。いつものように、A4の紙にワープロ打ちだ。「お元気ですか?」という書き出しから始まって、身体的な衰えを幾分感じている旨が記されている。
Oさんの書く手紙は、いつも知的であり、思索的でもある。1枚目にはSDGsに関しての所感が書かれていた。捲ると、話題が変わっている。「それにしても、x君のブログは面白いですね」と拙ブログを褒めて下さっていた。とても有り難いことである。

Oさんは、そこから目下実行中の英単語学習について記していた。SVL12000という、上級レベルの語彙群である。大変に素晴らしい水準だと共感しながら文面を読んだ。これをほぼマスター出来れば多分、英検1級の語彙問題をかなり解けるようになるだろうと思う。
ただ、Oさんはその覚え方について苦心されているようでもあった。僕なんぞは英検1級で必要とされる15000語の内の約8割を電子辞書語彙学習アプリなどを駆使してサッサと覚えてしまったので、そんなやり方も有りなのではないか…とも感じたのである。

それから、僕が最近このブログに載せ始めている自作の英文に関して、「とてもわかりやすいですね。… 論理明快で、無駄な表現は一切なし。こんな風に書ければ実に素晴らしい」と手放しの賛辞を送って下さった。重ねて有り難いことであった。
実は、僕の英作文(英検1級の英文エッセイに関する学習)については、つい先達て、ある成果を得ることが出来たのだけれども、このことに関しては後日、稿を改めたいと思う。お楽しみに…。

さて、手紙ではOさん自身のラテン語学習の様子や、天才鬼才指揮者テオドール・クルレンツィスの「ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』」のCDに関する演奏評など、話題が多岐に及んだ。どれも興味深く面白い話ばかりである。
最後に、「ついにネット通販を利用してみました」と、Amazon初体験について記してくれた。中古書籍を購入したのだそうだけれども、その安さに驚いたようである。(ちなみに、Amazonをご利用の際には、弊ブログに貼ってある色々なリンクからサイトへ行って頂けると嬉しいです…)

そして、締め括りには僕の英検1級学習に対して励ましの言葉を贈って下さったのである。Oさんの方も、是非とも粘り強く語学の学習に取り組んで頂ければ、と僕は思った。外国語の勉強とは畢竟、諦めなかった者が最終的に必ず勝つからである。

思うに、僕にとって今年いちばんのクリスマスプレゼントは、Oさんからのこの手紙だったと思う。楽しい話と有り難い言葉の数々…。早速、返事を書かねば!と考えつつ、読んだときに感じたことをもうすっかりこの投稿に書いてしまった(苦笑。
勿論、ブログには書けない(書かない)ような話題もあるので、Oさん、きっと近いうちにご返事をしたためます。どうか気長にお待ち下さいませ…。今回は、どうも有難うございました。

では再び、ハッピークリスマス…‼︎

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下は、先達てもご紹介し、僕が最近とみに気に入っている「英悟の超人」こと、植田一三さんの最新作です。この方の大きな特徴は、英語学習に関して、ただ文法や単語などを覚えて読めるようになるor聞けるようになる、といったようなことを目指すだけではなく、上級英語の習得を通じ、論理的思考を身につけ、世界レベルの教養や見識を深めて人間として哲学的に成長せよ、と謳っていることにあります。僕は大いに共感するとともに、寡聞にして、ここまで言い切っている英語学習指導者を他に知りません。
思うに、英検1級の試験には独自の英語小論文(英文エッセイ)や英語スピーチ問題も課せられているため、英検の他の級や例えばTOEIC L&Rテストあたりとは質を全く異にしており、またこのことによって、英検1級が英語学習者を大きく成長たらしめているに違いありません。従って、この級が極めてやり甲斐のある目標となってくるのです。僕は来年も、引き続き英語学習三昧の充実した一年とするのでしょう。実に幸せなことです…。きょう届いたこの本を読み進めるのも、とても楽しみです。

植田一三 編著『英語の議論を極める本』
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