英語学習の一環として、レーザーディスクで映画を鑑賞。気になるフレーズを聞き取ってメモしていくのだ…

トップの写真は、先週ふと見かけた不思議な形の雲。
馬蹄型をしているように見える。このとき手元にあったのがiPad miniだけだった(生憎とニコン P900は持ち歩いていなかった)ので、写りが今ひとつだけれども、実際には明瞭に見えていた。そして、数分後には文字通り雲散霧消と化してしまったのだった…。


これも先週のことになるけれども、映画2本分のレーザーディスクを観に出掛けたことがあった。何ぶんにも古い作品なので、何処もDVDを所蔵していなかったのである。この日は午後から、同じ市内の図書館へ電車を乗り継いで行った。

作品は2本とも、旧友が推薦してくれたもので、メグ・ライアンの主演作だった。この女優の名前もまた、今となっては懐かしいのでは、と思う。

僕は最近、ハリウッド映画などを見る際には、気になった英語のフレーズを聞き取り、その場でサッと書き出しておくことにしている。つまり、映画鑑賞も立派な英語学習の一環なのだ。
(この日、うっかり白紙を持ち合わせていなくて、上の写真のように英検1級の過去問の余白にメモっておきましたw)

ところで、図書館の最寄駅から歩いて数分のところにインドカレー店があった。ここで腹ごしらえ。マトンカレーのランチセットで、ナンがとても大きい。全長が50cmはあろうかと思う。大変に美味しゅうございました。

さて、映画は1時間45分ほどのものと2時間くらいのもの。併せて4時間近く、一気に観た。
作品そのものをじっくり堪能しつつ、ヘッドホンの音声に注意を傾け、時折メモを取る。これを延々と続けたのだ。お陰で疲れたけれども、大変に楽しかった。映画も英語も…である。

たまには、こうして出掛けて、謂わばアウェイでの英語学習も良いものだと思った。この図書館には、まだまだ旧作のレーザーディスクが多く所蔵されている。インドカレー目当て共々、時間があるときにまた出掛けて行ってみようかと思う。


さてさて、一昨日、クラシック音楽情報のフリーマガジン「ぶらあぼ」の電子版を読んでいて、凄い告知を見つけてしまった!
何と、ジャズピアニストの小曽根真氏が再びラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾くというのである。こんどのオケはN響、場所はNHKホールだ。

僕は昨年、この小曽根氏によるラフマニノフを観に行った(そのときの投稿は、こちら)。
このときのオケは東京都交響楽団であった。縦横無尽に繰り広げられる小曽根氏のピアノに僕は感激した。もう、ラフマニノフの作曲した記譜を飛び越えてアドリブが炸裂しまくっているのである。鑑賞後に思わず「シン・ラフマニノフ」と命名した程だった。

この感動的な名演が、まさに1年後にオケと指揮者と場所を変えて蘇って来ようとは!
しかし、僕は告知を発見するのがやや遅かった…。チケットは発売開始から既に1日経っている。遅ればせながらも、早速N響のチケット販売サイトを見た。するとどうであろう。やはり、めぼしい席は既に売り切れ。ほぼ3階席が残るのみであった。

きっと、あの物凄い名演奏をもう一度観たい、聴きたいという人たちが余程に多かったのだろう。僕も、昨年の演奏がFMラジオで放送された際、ノイズ混じりながらもしっかり録音して何度も繰り返し聴いて楽しんでいる。皆んなの行きたい気持ちは十分に分かるのだ。

そう感じつつ、3階席を購入した。以前、東京芸術劇場へドラゴンクエストの演奏会を聴きに行った際にも3階席であったけれども、とてもよく見えてよく聴こえる良い場所だったのを覚えている。今回のNHKホールでも、そうであることを願おう。

しかし、何にせよ、小曽根真氏のラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番を生演奏でもう一度聴くことが出来ようとは、文字通りの僥倖である。7月が今から待ち遠しい。
更に願わくは、いずれのうちにCD化されんことを。やはり、FMノイズの混じった録音では心底から楽しむことが難しいからである…。


先日、朝のネットニュースで、ギリシャ出身の作曲家でシンセサイザー奏者であるヴァンゲリスの訃報を読んだ。僕には、とてもショックなことだ。


(出典:「AFP BBNews」)

ヴァンゲリスは特に映画音楽で世界的に名を知られている。オスカーを受賞した『炎のランナー』はあまりにも有名で、他には『ブレードランナー』や『南極物語』などなど。ほとんど外れがないと言っても良いくらいの安定した作風を誇っていたと思う。

勿論、映画音楽以外の作品でも名盤が多い。僕は中でも最近のピアノアルバム等もまた愛聴していた(こちらの投稿をご参照…)。
ここ2〜3年は新作のリリースがなかったようなのだけれども、そのまま天へ逝ってしまわれたわけだ。最後に長きに渡ったキャリアの集大成のような作品を是非とも聴いてみたかった。ヴァンゲリスもきっと、それを望んでいただろうと思う。合掌…。


(亡きヴァンゲリスを偲んで『ブレードランナー』の名場面をひとつ。この動画に登場する俳優、ルトガー・ハウアーも2019年に鬼籍に入りました…)

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