松本零士先生の逝去に、大宇宙で時の環が巡り人々とふたたび出会える日のことを思う…

先週のことになるけれども、松本零士先生の訃報があった。言わずと知れた、「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」、「新竹取物語 1000年女王」などなどを手掛けられた、漫画およびアニメ界の巨匠である。

僕は小中学生の頃から、松本先生の上記作品や「ザ・コクピット」といったような戦記漫画の大ファンであった。時あたかも松本零士ブームの頃であったと思う。近年も、クラシック音楽に材を取った先生の漫画作品集(CDつき)を買って読んだ。
そして、10年ほど前には、作曲家である東海林修先生の演奏会で実際にお目にかかり、銀河鉄道999の本にサインを書いて頂いたという幸運にも恵まれた(トップの写真)。2〜3言の言葉を交わしつつ、気さくに応じて書いて下さったという思い出がある。

演奏会では、松本先生と東海林先生がステージに上がって挨拶をするという場面があった。壇上までの階段を松本先生がお元気な足取りでタッタッタと足早に上がったものだから、後ろにおられた東海林先生が「おおー」と感嘆の声を小さくあげておられたものだ。
そのときから幾星霜…。おふたりの先生はいずれも既に鬼籍に入ってしまったのである。時の流転とは如何にも無情なものであろうと思う。人が生きるとは畢竟、出会うことと別れることの繰り返しであるかのような、そんな感慨も与えられるのであった。

松本零士先生がよく言及しておられた言葉「遠く時の環の接する処で、また巡り会える」(英訳すると、”One day we shall meet again where the time ring connects at a long distance.”であろうか)を信じていたいものである。それはいつまでも…。合掌。

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さて、前回の投稿のつづき。Googleの画面つきスマートスピーカーについてである。僕は、これを3台目のスマートスピーカーとして購入した。
iPad mini上のアプリで初期設定を行う際に、幾分の困難があったのは前回書いた通りである。それを過ぎてしまえば、あとはこっちのもの。インターネットラジオで好みの英語放送を鳴らすことが出来るよう、局をセレクトしていった。それが下の写真。


(上には10局が表示されているけれども、実際には30局ほど選んでいる)

こうしておけば、画面上のボタンもしくは音声コマンドで命令することによって、英語ニュースを次々と鳴らすことが出来るというわけである。局によっては(一応ラジオなのに)映像つきの場合もあるので、その際には動画として流れてくる。非常に便利だw

また、全く使っていないときには、置き時計として機能している。下の写真は、デジタル時計の場合だけれども、アナログ時計の表示もできるし、写真のスライドショー(時刻表示つき)を実行させておくことも可能だ。この時計機能が地味ながらも、これまた便利だ。

他にも色々なアプリを実装している。下はその画面写真だけれども、僕がよく利用するのは「Search」というアプリで、これは要するにブラウザーである。これを選択すると、最初にGoogleの検索画面が出て、あとは普通のブラウザーとして使うことが出来るのだ。

惜しいのは、YouTubeのアプリで、これを使うことによってYouTube動画を見られるのは良いのだけれども、選択できる動画は「Recommend」で表示されているもののみというのが非常に不便。せめて検索機能は持たせておいて欲しかったと思うのだ。
「Podcasts」アプリも同様で、お薦めと思しきポッドキャストが10個表示されるだけで検索機能などは無し。うーん、これまた何故なのだろう?w ひょっとすると、音声で呼びかけて探して貰うという設計思想なのかも。でも、その認識精度が余り良くないのだw

時計表示の画面から右へ右へとスワイプしていくと、下のような様々なコマンド例の並んでいる画面が出てくる。これを押すだけで何かをしてくれるボタンというわけだ。
ちなみに、僕はこのスマートスピーカーの第1言語を英語に設定してあるので(日本語は第2言語)、下のコマンド例も英語表記となっている。暇なときには、これを押して遊ぶのも良いかもw

まだまだ、他にも色々な機能がある。例えば、Bluetooth。僕は、英語ニュースの音声をワイヤレスイヤホンで聞きたいときに利用している。このスマートスピーカーには有線の音声出力端子がないので、Bluetooth機能は便利なもののひとつだ。
あと、ワイヤレスで接続したカメラの映像を見る機能もあるようで、これも役に立ちそうだ。でも、僕はそういったカメラは所有していないので、それは今のところ利用していないけれども。いずれまた機会があれば使ってみたい機能のひとつである。

もうひとつだけ、述べておきたい点があるとするならば、電源ケーブルの端子形状がGoogleの画面なしスマートスピーカーのようなUSB(下の写真で右側)ではなく、普通の電化製品によくある丸い形のもの(同、左側)であるということだ。

もしUSB給電ならばモバイルバッテリーを繋いで、家の中で気軽に好きなところへ(ベランダのハンモックにも!)持ち歩いて、英語ニュース動画を見たり色々出来るのになあ…と思うのである。これは実に惜しい点だった。いっそ、ケーブルを自作しちゃおうかな⁉︎w

…とまあ、様々述べたけれども、総じてとても便利な逸品であることは間違いないだろうと思う。これが(展示品だったとはいえ)たったの3000円あまりで入手できたことは実に有難い。これからも、英語学習をメインに活用していきたいと思っている…。

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さてさて、僕は最近、空手道の稽古に励んでいることは前回の投稿の最後に書いた通りですが、空手とは形(かた)や組手が上達すると同時に、というかそれ以前に、立ち方や突き、蹴りなどの基本的な所作が身についていなければなりません。勿論、空手教室でそういったことも適宜、先生から教わるのですが、うちで練習する際にはガイド的な何かが必要となってくるでしょう。そこで僕は、同じ流派(松濤館流)の有名な師範が監修している入門書を購入することにしました。嬉しいことにDVDつきです。それが、下のリンクの本というわけです。
この本では、章ごとに「立ち方と足運び」、「基本の手技」、「基本の足技」、「基本の受け技」などなどといったように、手足の動かし方の基礎を紙面とDVDで教えてくれます。組手については全体の1/3くらいのページ数(約60ページ)を割いて、最後の方で説明されています。形は、主にDVDを見て学ぶようになっています。従って、手や足の(松濤館流の)基本的な所作や、組手の基礎については本書を活用し、形については前回の投稿の最後でご紹介した書籍で学ぶ、というのが今の僕には合っていると思います。これで、稽古に行かない曜日も自分で練習していくことができるでしょう。

『DVDでわかる!空手道入門』
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