New Entry Period–September ’73

All Songs from American Top 40

volume 12: New Entry Period–September ’73

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0250 Higher Ground-Stevie Wonder73.09.01 : 30,18,13,8,6,5,4,8,10,16,23,33(695/2657)

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名盤「Innervisions」からの第1弾シングル。「迷信」「悪夢」系のムーグを前面に出したサウンドだが、妙に冷たい透明感がある分単調に感じられ、No.1を逃したのかもしれない。アルバムでは、B面の最初に収録されていた。

0251 Half-Breed-Cher
73.09.01 : 33,22,11,7,3,1,1,2,3,4,8,14,19,35(1202/1202)
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日本でも「悲しきジプシー」が大ヒットしたシェールの代表作の一つとなるのがこの曲。やはり混血として生まれた人間の悲しみをテーマにしている。エキゾチックでエキセントリックな持ち味を十分に発揮。

0252 Stoned Out of My Mind-Chi-Lites
73.09.01 : 36,31,38,30,30(140/261)
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スピナーズに通じるようなかわいさを持ったソウル・ナンバー。これでアレンジがもう少し垢抜けてくるともっと上位を狙えたのだろう。

0253 I’ve Got So Much to Give-Barry White
73.09.01 : 37,36,34,32,37,37(153/883)
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まっとうすぎる曲のためか、前作と次作ほど大きく当たらなかった。この曲が低迷した頃は、Barry Whiteも1発で終わりかと思ったものである。

0254 Ghetto Child-Spinners
73.09.08 : 30,29,29(95/1886)
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前作まで順風万帆できたSpinnersにとって、このあたりから少しスランプに陥ってくる。というより、「Could It Be…」や「I’ll Be Around」のイメージが強すぎたのであろう。

0255 Yes,We Can Can-Pointer Sisters
73.09.08 : 34,28,20,16,14,11,11,13,20,25,31,39(512/512)
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彼女たちの専門家筋の前評判は並大抵のものではなかった。日本でもミュージック・ライフ誌という、およそ彼女たちのイメージから遠い雑誌にもアルバムが大きく取り上げられ、その独特な音楽スタイルとコーラス・テクニックを絶賛されていた。にもかかわらず、77年まで彼女たちは、セールス的にはそう成功したとはいえない。この曲は、そんな彼女たちの出世作であり、やはり、印象的なリフレインを持つナンバーである。

0256 Ramblin’ Man-Allman Brothers Band
73.09.08 : 35,21,15,10,7,2,3,4,7,13,16,28,39(796/796)
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かなり惜しい2位止りである。もしこれがNo.1になっていたらものすごい快挙というところだが、2位でも大健闘で、アルバム・アーティストである彼等にとっては狂い咲きといえる。ディッキー・ベッツが前面に出たストレートなロックナンバー。

0257 Free Ride-Edgar Winter Group
73.09.08 : 37,27,24,20,17,14,17,27,31(351/1360)
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企画の勝利といえた前作の余波があるとはいえ、ストレートで、かなりヘビィなロックナンバーであるこの曲の14位は大いに評価できる。アルバム「Shock Treatment」も全体にRick Derringerの才能にあふれた上質のロックアルバムである。

0258 Hey Girl (I Like Your Style)-Temptations
73.09.08 : 39,36,35,35(99/1518)
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アルバムでは、「Masterpiece」の前に露払いのように置かれているナンバー。このアルバムには珍しくボーカルを前面に押し出したバラード作品。

0259 China Grove-Doobie Brothers
73.09.15 : 24,21,19,15,15,18,31,36(326/1288)
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少しワンパターンに陥ってきたと思われたか、初登場が高かった割に伸びなかった。あと、Doobie = マリファナのイメージが定着してしまったこともマイナスに響いたのではないだろうか。音楽そのものは健康的そのものなのに…

0260 Keep on Truckin’-Eddie Kendricks
73.09.15 : 30,14,12,10,9,7,5,3,1,1,2,5,9,13,29,40(1299/1299)
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突然の大ヒットの感があった。Temptations以来の強烈なファルセット・ボイスが印象的で、「Papa Was a Rolling Stone」などにも通じる独特の音の世界を作っているが、2週1位は出来すぎだと思う。

0261 Midnight Train to Georgia-Gladys Knight & the Pips
73.09.15 : 33,23,17,11,8,5,1,1,2,2,6,7,11,15,23,31,34(1317/2595)
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70年代のソウル、ポップスを代表する1曲といってもいいだろう。「スターになる夢に破れ、ジョージアへの夜行列車に乗り込む彼についていく。なぜなら私のなかの彼は、彼のいない私よりも大きいから。」ここで使われている歌詞は、ポップスの中で聞くことの出来る詩の中でも最も美しいものの一つである。最後のたたみかけるような「私も行かなくちゃ」という繰り返しにグラディスの歌唱力が光る。この曲を1位にしたアメリカは偉い。

0262 You’ve Never Been This Far Before-Conway Twitty
73.09.15 : 35,28,24,22,27,39,39(213/213)
カントリー界では大御所で、30曲以上のカントリーチャートでのNo.1ヒットを持つ。60年ごろまではナショナル・チャートでもシングルヒットを重ねていたが、その後は久しくTOP40から遠ざかっていた。こうなると本当の狂い咲きだが、「ポンポンポン…」というどうやら心臓のときめきを表しているらしい繰り返しが印象的で、セクシーでさえあるナンバー。

0263 Angie-Rolling Stones
73.09.22 : 22,13,8,5,1,2,2,3,8,11,19,26,32(1021/1021)
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ローリングストーンズの歴史に残る名盤「山羊の頭のスープ」からのシングルで、これまでにない甘くセンチメンタルなバラードであること、デビッド・ボウイの奥さんに捧げられたのではないかという憶測など、発表当初から話題に事欠かなかった。しかし、歌われている内容は、まさに「神田川」の世界で、生活の中で愛に疲れた若い恋人たちに捧げる曲である。デビューから何年たっても純粋さを失わないミックというのは、我々の常識をはるかに超えた存在である。

0264 Ecstacy-Ohio Players
73.09.22 : 34,34,#,34,#,35,34,31(204/550)
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TOP40再登場2回という珍しい記録を持つ曲である。一種、説明のし難い気持ち悪さがあり、聞き込んでくると、そこが次第に快感に変わっていく。まあ、この曲もまだキワモノから脱してはいなかったが、センスが次第に光りはじめてきている。

0265 Rocky Mountain Way-Joe Walsh
73.09.22 : 36,32,30,24,23,23,39(220/220)
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Eagles加入前のJoe Walshといえば、とにかくこの曲のイメージが強かった。そのせいか、Eaglesに加わることにかなり違和感があったが、Eaglesの方が変質していったような気がする。ともあれ、Joe Walshには本物のプロ意識のあるミュージシャンの風格があり、この曲もシングルとしてよくまとまっている。

0266 To Know You Is To Love You-B. B. King
73.09.22 : 38,38(46/46)
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ブルース・ギタリストとして独特のスタイルを持つB.B.Kingのシングルヒット。もともと、この音楽スタイルを持っている限り、シングルで大ヒットを当てるイメージはないアーティストだが、コンスタントにシングルをリリースし続けてはいた。邦題は「ひとめぼれ」。なるほど。

0267 In the Midnight Hour-Cross Country
73.09.22 : 39,31,31,30(113/113)
最高位30位というランク以上に印象的だった曲。静かなメロディーラインが繰り返される。「ライオンは寝ている」で有名なTokensの元メンバーによるグループで、ヒットしたのはこれだけ。コレクターズ・アイテム。

0268 Get It Together-Jackson 5
73.09.22 : 40,29,28,28,34,34,37(197/611)
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この頃のジャクソン5を象徴するような曲。この曲の延長上に74年の次作「Dancing Machine」がある。そう考えると、この頃何をやろうとしていたのかがわかるような気がする。いずれにせよ、過渡期にあったことだけは確かである。

0269 Basketball Jones Featuring Tyrone Shoelaces-Cheech & Chong
73.09.29 : 26,20,17,15,17,21,29(297/297)
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出ました、70年代を代表するコミック・ポップ・デュオ。この曲は「Love Jones」のパロディ。出だしのかん高い声から不思議な世界が始まる。

0270 Jimmy Loves Mary Anne-Looking Glass
73.09.29 : 33,33,39(78/78)
72年夏「Brandy」の大ヒットをもつLooking Glassのスマッシュヒット。路線も同じ方向を狙ったポップなナンバー。意外にもHOT100ヒットがこの2曲だけである。

0271 Knockin’ on Heaven’s Door-Bob Dylan
73.09.29 : 36,26,20,16,12,12,15,19,22,27,37(461/461)
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先ごろリバイバルヒットした「天国への扉」である。「ビリー・ザ・キッド」の主題歌ということで話題が先行したが、曲も印象的だったのでロングヒットになった。

0272 Heartbeat-It’s a Lovebeat-DeFranco Family
73.09.29 : 39,23,12,9,8,6,4,3,5,9,14,23,28,39(811/811)
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20世紀レコードの初の日本発売となったシングルで、オズモンズのラインを狙ったローティーンをリード・ボーカルにしたファミリー・グループである。この曲は、親しみやすいメロディを持ったナンバーで、曲自体の魅力が大きかったため、ここまでヒットしたのだと思う。

0273 It Hurts So Good-Millie Jackson
73.09.29 : 40,34,29,25,24,27,26,28(255/255)
ソウル界では伝説的な名曲で、ものすごいボーカルを聞くことができる。

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