New Entry Period–August ’74

All Songs from American Top 40

volume 23: New Entry Period–August ’74

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0466 Wild Thing-Fancy74.08.03 : 32,28,22,18,15,14,25,35(315/315)

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Jimi Hendrixがこの曲を演奏したときにギターに火をつけたことで有名なナンバー。Fancyのバージョンもハードなアレンジで作られている。原曲は66年のTroggsのNo.1ヒット。

0467 I Shot the Sheriff-Eric Clapton
74.08.03 : 34,23,13,5,2,2,1,5,13,23(815/815)
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Eric Claptonが「Layla」以降長いスランプに陥り、起死回生の作品として世に出したのが「461 Ocean Boulevard」。全編に「レイド・バック」と呼ばれたゆったりとした音づくりをキーワードにして成功している。その後、シンガーとして大成するYvonne Ellimanも参加、当時は「浮いている」と不評だったが。ところで、このアルバムでもっとも重要な曲は、B面3曲目の「Let It Grow」だと思われる。Clapton自作のこのスローナンバーには、「冬が過ぎれば必ず春が来る。愛は大切にするのに値するもの。さあ、愛を育もう。」と、苦しい日々の中で希望を持ち続けるひたむきさを感じる。この1曲を聴けるだけでもこのアルバムを買う価値がある。

0468 My Thang-James Brown
74.08.03 : 37,32,29,29(117/622)
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おなじみのJames Brown節。「The Payback」よりやや軽い作り。

0469 Then Came You-Dionne Warwick & Spinners
74.08.03 : 38,29,21,17,11,10,8,6,4,3,3,2,1,15,39(1094/1094)
邦題「愛のめぐり逢い」ということで、「I never know love before,then came you.」という、いかにもアメリカ人好みの内容を、Dionneの暖かな声が支えている。1位からいきなり15位に落ちたのは、私の知る限り1位からの転落幅の記録である。(次に取り上げる曲もそう)

0470 Nothing from Nothing-Billy Preston
74.08.03 : 39,31,25,19,12,7,6,4,3,2,2,1,15,39(1041/2961)
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イントロからのピアノが強烈な印象を持った曲で、聞きどころが多いナンバー。歌詞の内容は「ラウンド・イン・サークル」と同じく観念的(「無から生まれた無は結局無だ。」)だが、メッセージ色も強い(「君は、僕と一緒にいたければ何かをなさねばならない」)ような気もする。

0471 Kung Fu-Curtis Mayfield
74.08.03 : 40(21/1229)
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ブルース・リー映画(中学のとき、リアルタイムで見に行った記憶がある。)の影響を受けて作られたと思われる作品。(本当か?)Curtis自身のシングルとしては今一つの出来、というところ。

0472 The River’s Risin’-Edgar Winter Group
74.08.10 : 33,33(56/1416)
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前年の「Free Ride」に続き、Rick Derringer色が強いストレートなロック・ナンバー。

0473 Clap for the Wolfman-Guess Who
74.08.10 : 36,30,22,17,13,10,8,7,6,18,35(550/572)
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90年代になって他界してしまった名物DJ、Wolfman Jackに捧げた曲でかなり話題性が高かった。FENでも「Wolfman Jack Show」は聞くことが出来、独特のしわがれ声をよく聞いた。

0474 Happiness Is Just around the Bend-The Main Ingredient
74.08.10 : 37,35(50/947)
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最後のTop40ヒットとなる曲。印象薄い。

0475 Can’t Get Enough of Your Love,Babe-Barry White
74.08.10 : 39,26,15,9,6,5,1,12,22(627/2240)
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Barry Whiteのクレジットになっているものでは唯一のNo.1であるとともに90年代になってリメイクされヒットしたことでも有名な曲。というよりもやはり、「弱い1位のランキング」の栄光あるNo.1に輝いた曲として重要。(ヒット期間が長期化している現在、この曲の記録を破ることは難しいのではないだろうか)

0476 You Haven’t Done Nothin’-Stevie Wonder
74.08.17 : 32,26,19,15,11,9,6,5,5,3,2,1,12,28(1032/4716)
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前年のNo.1ヒット「迷信」の路線をさらに進めてスリリングなサウンドを作ることに成功した「悪夢」である。繰り返される重いリズムに「民族」の臭いを感じる。Stevieの全盛期を象徴する曲であり、大ヒットになった。

0477 It’s Only Rock’n’Roll (But I Like It)-Rolling Stones
74.08.17 : 34,27,21,17,17,16,29(279/1552)
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「生涯1ロッカー宣言」とでも呼べるような作品で、もう30年以上も現役でい続けるStonesのスタンスの原形がここにある。素晴らしい。

0478 Let’s Put It Together-Stylistics
74.08.17 : 38,30,23,21,20,18,35(246/2714)
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この曲からプロデュースがThom BellからHugo & Luigiに交代した。そして、これが大失敗となり、なんと、この曲が最後のTop40ヒットとなってしまう(日本では結構息の長い人気を保ったけどね)。邦題は「祈り」。

0479 Time for Livin’-Sly & the Family Stone
74.08.17 : 39,34,32(78/638)
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Sly & the Family Stoneのクレジットでは最後のTop40ヒットとなる曲。70年代初頭のファンクの黎明期を支えてきたSlyの一つの歴史の区切りがこの辺だろうか。ただ、本当に魅力的だった初期のヒットは、Top40の開始以前のもののため、ここには登場しない。

0480 Beach Baby-First Class
74.08.17 : 40,31,25,20,16,12,5,4,4,26,28(565/565)
Top10入りが10月では、ヒットのタイミングがやや遅い気がするが、若々しく夏の海を歌うさわやかな大ヒット。メロディも心地よく、スタンダードナンバーとなり、つい最近もリメイクでヒットしたばかりだ。Top40とは全く関係ない話題を一つ。95年1月からフジTV系で放映された連続ドラマ「最高の片想い」(深津 絵里、本木 雅弘主演)でこの曲を劇中で毎回使用していたが、終始不快だった。だって、このドラマ、スキー場を舞台にした冬の話だぜ。あんまり視聴者をバカにするなよ。

0481 Another Saturday Night-Cat Stevens
74.08.24 : 33,27,27,15,11,8,7,6,25(460/1379)
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オリジナルはSam Cooke(63年最高位10位)で、「土曜日の夜なのに一緒に遊んでくれる女の子がいない」というなんとも淋しい歌である。同じ淋しい歌でもTom Waitsの同じテーマの「Heart of Saturday Night」と違い、妙に聞いた後の余韻がさわやかでさえあるのはSam Cooke、そしてCat Stevensの人徳であろうか。

0482 Don’t Change Horses-Tower of Power
74.08.24 : 35,31,26,35(117/513)
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ブラス・ロックとソウルのバランスが奇妙によく、独特の世界を生み出しているTower of Powerの中ヒット。前年の「So Very Hard to Go」ほどのインパクトはなかったが、とにかく油断しているウチに消えてしまっていたので、もう少し長く聞いていたら別の感想になったかもしれない。

0483 Sweet Home Alabama-Lynyrd Skynyrd
74.08.24 : 36,28,22,18,14,10,9,19,15,8,8(560/560)
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妙なスペルだけでも印象的だし、この年のサザン・ロック・ブームの本命視され、入って来たときから相当の注目を集めていた。ところが歌詞を見てびっくり、この曲は強烈なNeil Youngへの皮肉を歌ったものだった。正確には彼の「Southern Man」に対する反歌なのだが、当時から私はNeil Youngの信者だったため、(AT40には全く登場してこないため、「Like a Hurricane」や「Hey Hey My My」など、コメントがかけないのが悔しい)この曲の時点では少し斜に構えて聞いていた。まあ、明るくていい曲だよね。

0484 Who Do You Think You Are-Bo Donaldson & the Haywoods
74.08.24 : 37,29,23,19,15,15,29(274/1302)
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第1弾ヒットがあれだけ名曲だったら、少しは第2弾にも「泣かせるもの」を期待するじゃありませんか。ところが、ほとんど空振りに終わってしまった。アイドル色のあるグループはこれが難しい。(私はアイドルに対してけして低い位置づけをしていない。エンターテイメントとしてどのスタンスで成功を継続させていけばいいのか、という判断が難しい、という事を言いたいのである)

0485 Free Man in Paris-Joni Mitchell
74.08.24 : 38,30,24,24,23,22,30(236/1007)
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前作「Help Me」とほぼ同じ路線の、軽快なメロディの中に独特の柔らかい「Joni節」を堪能できるナンバー。テーマも彼女のライフスタイルを反映したもので、安心して聞ける。それにしても多感で才能にあふれた女性だと思う。70年代後半からの活動の方がさらに充実して冒険心にあふれていくのだから。

0486 I Honestly Love You-Olivia Newton-John
74.08.24 : 39,26,19,12,3,2,1,1,4,19(913/2306)
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前作までの2作がカントリー系の作りを意識したものだったのに対してこの作品では一転して本格バラードに挑戦、見事成功を収めてNo.1ヒットになると同時に彼女のスーパースターの座を作り上げた。邦題は「愛の告白」でここから日本でも大きく注目されるようになった。まあ、後半部分はやや作りすぎの感があると思うけど、売れて当然の曲ではある。

0487 I Love My Friend-Charlie Rich
74.08.24 : 40,36,29,29,28,25,24(216/2522)
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売れるに従ってどんどん地味になって来たような気がする。もう、この曲などは「頑固な職人芸」の風格さえある。ところで、私は、彼のベストトラックはベスト盤に収録されている確率の高い(いったい何種類発売されたのだろう)「行かないで、パパ」だと思う。大ヒットしたWayne Newtonのバージョンより胸を締めつけられる。声の暖かさが違うのである。

0488 Sugar Baby Love-Rubettes
74.08.24 : 37,37(48/48)
イギリスでの人気に対してアメリカでの評価が極めて低い(よくあることだけど)ルベッツの代表作がこれで、雰囲気は「Beach Baby」によく似ている。日本ではそれなりにヒットした。中間部のセリフの部分がカッコいい。私はこの後出た「Juke Box Jive」の方が気に入っていたのだが、これなどはアメリカではHOT100にも入っていない。

0489 Earache My Eye (Featuring Alice Bowie)-Cheech & Chong
74.08.31 : 39,30,23,19,11,10,9,23(362/825)
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彼らの代表的なヒット。コメディの内容がわかりやすく(学校をさぼっている息子を父親が殴りつけるコント)、これなら日本人でも笑える。ただ、このシングルの価値は前半の「Alice Bowie」と題されたハードロック部分にある。これが本当に(当時の)Alice CooperとDavid Bowieの良質なパロディになっていて聞きごたえがあるのである。

0490 Can’t Get Enough-Bad Company
74.08.31 : 40,32,26,20,16,11,10,8,6,5,16(574/574)
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Freeについては私はリアル・タイムでは聞いていない。従って、Paul Rodgersは結局Freeの幻影を越えられなかったと言われてもよくわからなかったのだが、ストレートでインパクトの強い彼らのサウンドはずいぶん気に入った。(結局バドカン人気も短命だったが)まあ、たしかにこの曲に関しては「可もなく不可もない普通のロックナンバー」ではあった。

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