New Entry Period–October ’76

All Songs from American Top 40

volume 49: New Entry Period–October ’76

[Back To Artists Index]   [A-C] [D-H] [I-M] [N-Q] [R-S] [T-Z]
[Back to My HomePage]
Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1013 Love So Right-Bee Gees76.10.02 : 32,23,16,9,6,5,4,3,3,3,3,21,31,*,31,40(979/4274)

[PREV][NEXT]
往年のBee Geesのラインにやや戻したバラード作品で(本当は別物なのだが)、曲の内容もいいので当然のようにヒットした。脅威的な快進撃の序章である。

1014 Nadia’s Theme (The Young and the Restless)-Barry DeVorson & Perry Botkin Jr.
76.10.02 : 35,28,22,19,16,14,13,11,10,9,8,8,17,*,29,37(765/765)
Carpentersの名曲「Bless the Beasts and Children」の作者として知られるライター・チームによる作品で、言うまでもなくミュンヘン・オリンピックの体操で「10点満点」を連発し、世界中で人気を集めたルーマニアの14才の美少女ナディア・コマネチのイメージソングとして流行った。副題が泣かせるよね。

1015 Like a Sad Song-John Denver
76.10.02 : 36,36(50/6095)
[PREV][NEXT]
曲は悪くないのだが、前作同様、リアリティに欠けてきた頃の作品で、ヒットには至らなかった。いっそのことサウンドスタイルも大きく変えてしまった方が成功したのかもしれないが、やらなかったことが救いか。

1016 The Best Disco in Town-Richie Family
76.10.02 : 37,31,27,25,23,21,19,19,17,17,27(420/420)
Brazilよりもさらにシンプルな作りで、この曲も成功を収めた。これだけ明るいと憎めない作品である。

1017 The Rubberband Man-Spinners
76.10.02 : 40,35,29,27,21,15,9,6,5,2,2,2,3,*,8,11,30(1115/4507)
[PREV][NEXT]
Disco色を強めてSpinnersが一挙に復活した作品だが、そのコマーシャルな作りは往年のソウルファンを嘆かせた。アルバム「Happiness is Just Around with Spinners」もしかりだった。やっぱり76年はソウル/ブラックミュージックにとって曲がり角の年だったね。

1018 You Are My Starship-Norman Connors
76.10.02 : 39,38,34,32,30,27,27,35,37,39(272/272)
Coltraneと一緒にやってたこともあるJazz系のドラマーで、歌を歌っているのはMichael Hendersonという人である。結構スケールの大きなバラードで、この年の隠れた名曲の一つといえよう。

1019 Did You Boogie (With Your Baby)-Flash Cadillac & the Continental Kids
76.10.02 : 38,34,30,29,31,30(174/174)
Wolfman Jackの声をフューチャーしたことで話題になった曲。単純明快なロックンロールナンバー。

1020 Muskrat Love-Captain & Tennile
76.10.09 : 32,25,18,9,6,5,4,4,4,4,4,16,*,21,32(941/4765)
[PREV][NEXT]
Americaの不発に終わった作品のカバーであり、こちらは大きくあたった。4位連続5週は記録的なもので、やはりこの頃から上位固定型のチャートが現れてきている。個人的にはすぐ飽きてしまった曲ではある。

1021 Just to Be Close to You-Commodores
76.10.09 : 37,26,23,17,10,8,8,7,14,25,32(537/1647)
[PREV][NEXT]
前作同様、Lionel Richieのヴォーカルを前面にフューチャーしたバラードで、すでにスタイルが確立されたのを感じる。この頃から若干のアレルギーを感じるようになってきた。

1022 Do You Feel (Like We Do)-Peter Frampton
76.10.09 : 39,28,26,24,11,10,10,15,25,33(429/1624)
[PREV][NEXT]
アルバム「Frampton Comes Alive」からのシングル第3弾で、ロック色の強い作品である。コンサートでもクライマックスを迎える感じである。ところで、これだけ立て続けにシングルで成功すると、あのルックスから入ってくる女の子のファンもずいぶん増えてしまった。このことが彼のアーティストとしての全盛期を縮めてしまったような気がする。

1023 This One’s for You-Barry Manilow
76.10.09 : 40,32,30,29,29(145/3684)
[PREV][NEXT]
「Even Now」とならぶ地味な作品で、ファンにとってはむしろこうした作品がたまらないのだろう。聴いていくほどにじっくりとした暖かさが満ちてくる曲。

1024 More Than a Feeling-Boston
76.10.16 : 24,21,19,17,15,12,9,8,7,6,5,*,15,29(777/777)
[NEXT]
この曲を初めて聴いたとき、感動に近いものを覚えた。このシャープなサウンドこそ、当時まだ実現していなかった空間の広がりを体感できる新しいロックだと思ったのである。ただ、アルバム「Boston」(発売されてすぐ買った)自体はまだ随所に「未熟さ」があり、完成度自体はけして高くなかった。 曲によっては単に「やかましさ」だけが耳につくものもあったほどである。

1025 A Dose of Rock and Roll-Ringo Starr
76.10.16 : 35,31,28,26,26,38(182/3730)
[PREV][NEXT]
もしかしてこれは「Novelty」に指定されているかもしれない、とWhitburn氏の資料を見たのだが、さすがにそれはなかった。そんな気にさせるナンバーである。いやあ、見事にズッコケましたね。

1026 Queen of My Soul-Average White Band
76.10.16 : 40(21/1620)
[PREV]
意外なほど息の長さを感じさせるグループで、このあとも80年頃までHOT100には登場してきていた。

1027 Tonight’s the Night-Rod Stewart
76.10.23 : 35,22,8,1,1,1,1,1,1,1,*,3,6,11,22,30,35(1965/2130)
[PREV][NEXT]
セクシーに女の子をくどきまくる正統なコマーシャル・ポップスで、あんまりお子さまには聴かせたくない(といっても日本人である私たちにとっては何を言ってるかわかるはずもないのだが)内容の歌詞である。そういえば71年の本郷直樹の「燃える恋人」で当時小学5年だった私はものすごくドキドキした記憶がある。それはさておきもちろん7週連続1位はここまでの(72/10/14以降の)Top40の歴史の中で最長。Rod Stewartの長いヒットチャート上の低迷にピリオドを打った瞬間でもあった。70年代のポップスを代表する作品の一つ。

1028 You Don’t Have to Be a Star (To Be in My Show)-Marylin McCoo & Billy Davis Jr.
76.10.23 : 39,35,31,25,18,14,6,5,3,2,*,1,4,5,18,23,26,29(1230/1230)
[NEXT]
5th Dimension以来の星空のイメージがここに結実した感があるほど充実した内容の作品で、邦題は「星空のふたり」(だったと思うが若干自信なし)。もちろん曲の内容自身は「君は僕のショウの中でスターである必要はないよ」というものだから星座に関係があるわけもないが。

1029 I Never Cry-Alice Cooper
76.10.30 : 34,28,24,20,18,16,14,13,13,*,12,27,26,34(611/1598)
[PREV][NEXT]
前作「Only Women」ではまだ、曲の一部に往年の音の片鱗を見せていたのだが、この曲ではついに100%バラードそのものになってしまった。それも、曲の内容が何とも言えず寂しく、「Elected」や「School’s Out」の頃がウソのようである。

1030 Nice ‘N’ Naasty-Salsoul Orchestra
76.10.30 : 36,32,30,30,35(142/449)
[PREV]
フィラデルフィア系のディスコ・オーケストラのヒットの中ではもっとも「声」の部分に比重を置いた曲で、何度も繰り返されるはき捨てるような「Naasty!」(aを重ねているのに注目)が実に印象的であった。

1031 Nights Are Forever without You-England Dan & John Ford Coley
76.10.30 : 37,24,18,15,13,11,10,10,18,*,34,39(523/1626)
[PREV][NEXT]
タイトルの示すとおり、実に女々しいというか、哀愁に満ちたというか、いわゆる失恋の歌である。まあ、アーティストのイメージによく合った曲であることは確かで、日本でも支持された。

1032 Anything You Want-John Valenti
76.10.30 : 38,37(47/47)
アップテンポで覚えやすいリフを持つナンバー。白人のシンガーの割には実にソウルフルな歌唱を聴かせている。これが唯一のHOT100ヒット。

1033 Give It Up (Turn It Loose)-Tyrone Davis
76.10.30 : 40,40,38,39(87/162)
[PREV]
軽快なピアノにのせて歌われるブギ・ウギタイプのソウルナンバーで、チャート・アクションの割に印象的。

whatsnew.html

「はてブ」ボタンを設置しました!何が起こるか、是非クリックお願いします♪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP