New Entry Period–March ’81

All Songs from American Top 40

volume 102: New Entry Period–March ’81

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2011 Just the Two of Us-Glover Washington Jr.81.03.07 : 34,27,23,8,7,5,4,4,2,2,2,3,7,8,11,35(1187/1187)

歌っているのはあのBill Withersである。それにはかなり関係ない部分で、いわゆるAOR系フュージョンのブームに乗って、この曲は破格の大ヒットになった。私も「Winelight」を買ってしまったほどなのだから恐ろしいほどである。最近(98年)、Will Smithによってリメイク(というかサンプリングというか)されたため、一躍若い世代にもこの曲が受け継がれることになったのはやはり嬉しいことである。

2012 Angel of the Morning-Juice Newton
81.03.07 : 36,31,26,18,15,12,6,5,4,4,4,4,14,18,22,38(923/923)
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ゆったりとした曲で、歌唱力の確かさを感じさせた。この女性シンガーの登場も「いよいよ80年代だなあ」という感が強い。彼女の場合、カントリー系ではあったがAORでの活躍の方が印象深い。とくにこの曲のあと82年頃までは出す曲のすべてが大ヒットしており、一時代を築いた感さえあるのだが、そのあとの凋落も早かった。

2013 I can’t Stand It-Eric Clapton
81.03.14 : 29,22,16,13,11,11,11,10,10,12,22,33(608/3877)
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すっかりTop40の常連になったこの頃のEric Claptonだが、この曲は珍しくブルースの影響を残しながらもロック色が強い。こうした曲でTop10に入ったのは立派である。

2014 Just between You and Me-April Wine
81.03.14 : 36,32,29,25,22,22,21(240/342)
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カナダ出身のロックグループである彼らの唯一のTop40ヒットである。この曲の収められたアルバム「The Nature of the Beast」は最高位26位で、プラチナディスクになっている。

2015 Her Town Too-James Taylor & J. D. Souther
81.03.14 : 38,29,23,18,15,13,12,11,11,29(457/2817)
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マリアッチ・サウンド系の音作りに徹したのがヒットに結びついた要因といえるかもしれないが、個人的にはあまり関心を持てなかった。それにしてもJames Taylorもインスタント・デュオによるチャートへの登場が多いアーティストで、クレジットされているだけでもこれで4曲目である。「人脈」で勝負するというのもねえ。

2016 Don’t Stop the Music-Yarbrough & Peoples
81.03.14 : 39,35,25,21,19,19,31(242/242)
Gap Bandに見いだされたデュオで、この曲は、チャートアクション以上に大きなヒットになっている。当然ミリオンセラーを記録しており、R&BチャートでのNo.1ヒットにもなっている。ファンクの心が伝わる傑作といえよう。

2017 Ain’t Even Done with the Night-John Cougar
81.03.14 : 40,34,30,26,23,21,20,19,17,17,26,36(434/839)
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まだまだ地味な動きをしていたJohn Cougarである。なお、アーティスト索引ではMellencampから引くようになっているのは、後年の正式名に合わせてのものである。それだけ、80年代中盤以降の活躍の印象が強いアーティストで、こういう「徐々にビッグになっていく」過程を見るのもまたTop40の大きな楽しみである。この曲は、サビの部分がかわいい印象さえある。後年ほどハスキーになっていないのも新たな発見である。

2018 Being with You-Smokey Robinson
81.03.21 : 31,27,20,14,8,3,3,3,3,2,2,2,4,6,17,24(1239/2790)
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Smokey Robinsonのソロ・シングル史上最もポップなナンバーで、これなら彼のソロ時代を代表するほどの大ヒットになったことも頷ける。ただ、彼のソロ・アーティストとしてのピークは2曲のTop10ヒットを記録する87年であり、Miracles時代からあわせて考えてみると、ものすごいキャリアである。

2019 Turn Me Loose-Loverboy
81.03.21 : 40,38,37,36,36,35(144/144)
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このグループもカナダ出身で、80年代中盤以降に大きなヒットを持つことになるのだが、正直言って出てきた頃は、そこまでヒットを重ねるようには思えなかった。また、リード・ヴォーカルのMike RenoがHeartのAnn Wilsonと組んで映画「Footloose」で出した「Almost Paradise」が大ヒットするに及んで、かなり不快感があったのも事実である。ただし、このデビュー曲に関していえば、まっとうなロックである。

2020 Take It on the Run-REO Speedwagon
81.03.28 : 32,27,24,20,17,12,7,6,6,5,5,9,14,19,29(826/2100)
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前作に続くTop10ヒットを記録したことを素直に喜べる内容である。きちんとしたロックであり、曲自体の魅力もある。

2021 Too Much Time on My Hands-Styx
81.03.28 : 33,29,26,24,19,15,12,10,9,9,15,18,37(603/5402)
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コンサートではこの曲も結構長めにやったりして盛り上がったのだが、やはりひとつ前に出てきたREOと比べると正直言って「つらい」ものがある。彼らの場合、やはりDennis DeYoungの作るメロディの善し悪しがすべてを決定してしまうようである。

2022 Time Out of Mind-Steely Dan
81.03.28 : 34,28,25,23,22,22,40(233/3625)
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これも地味な曲である。というより、Donald Fagenの作る音の世界が全部同じベースにたってしまっているのが「つらい」。

2023 It’s a Love Thing-Whispers
81.03.28 : 36,33,29,28,28(151/515)
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81年にヒットしているディスコ系の作品にはいいものが多いと、改めて感じさせる曲である。明るい曲調の中にも緊張感が残ってバランスの良さがある。この曲のあと、長いブランクを迎え、Top40に改めて登場するのが87年のTop10ヒット「Rock Steady」である。

2024 Sweetheart-Franke & the Knockouts
81.03.28 : 37,31,27,25,23,20,16,13,12,11,10,10,16,33(632/632)
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曲の良さでじりじりを上昇して、Top10に入った典型的なチャート・アクションである。日本では完全に無視されたあたりも典型的。

2025 How ‘bout Us-Champaign
81.03.28 : 39,36,31,29,26,23,19,16,14,13,12,16,39(516/516)
Manhattansをやや軽めにして透明感を加えたような音で、名曲といっていいだろう。なお、(ずっと間違っていたのだが、)アーティスト名はChampagne(イタリア出身のグループにこの名前がある)でなくChampaignであり、出身地の町の名前に基づいている。

2026 Who Do You Think You’re Fooling-Donna Summer
81.03.28 : 40,40(42/11043)
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3作連続の不発というところで、いよいよ翳りが見えてきたのだが、ここでGeorgio Moroderと決別するという選択を彼女は行うことになる。その結果がその後の「生き残り」につながった。

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