New Entry Period–June ’81

All Songs from American Top 40

volume 105: New Entry Period–June ’81

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2063 Modern Girl-Sheena Easton81.06.06 : 37,29,25,23,21,19,18,18,26(341/1500)

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前作のイメージの延長上で作られた曲といっていいだろう。Madonnnaの「Material Girl」と比べると、時代のデジタル化の流れのようなものがこの間にあったのだと思ってしまう。

2064 Time-Alan Parsons Project
81.06.06 : 38,35,30,25,22,20,19,17,15,15,15,37(469/1000)
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個人的には緊張感のあった前作の方が好きだったが、この曲もじっくりと聴かせる良い曲だったと思う。まさにゆったりと流れていく時の流れが曲全体を支配しているのである。

2065 I can Take Care of Myself-Billy & the Beaters
81.06.06 : 39,39(44/44)
アンサンブルを聴かせる大人のナンバーで、このあと紆余曲折の後に大ヒットを記録する「At This Moment」ももちろん名曲なのだが、この曲も良い。90年代Ben Folds Fiveあたりが目指した音の原点に近い部分に存在しているような感じさえ受ける。なお、Billy Veraは68年、Judy Clayとのデュエットで「Country Girl-City Man」という曲が36位まで上昇しているから、それ以来のTop40ヒットということになる。

2066 Elvira-Oak Ridge Boys
81.06.06 : 40,28,23,10,6,6,6,5,5,5,5,13,14,31(840/840)
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思わず力が抜けてしまう「Elvira」の登場である。これが5位ですよ、5位。コミックソング的なとらえられ方をしたのだろうか。それとも他に突き上げていく何かがあったのだろうか。歴史の長いルーツを持つグループなのだが、HOT100登場もこの曲が初めてである。なんと、プラチナディスクを記録している。

2067 Hearts-Marty Balin
81.06.13 : 24,18,16,14,13,11,10,9,8,8,12,13,27(718/718)
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邦題「ハート悲しく」。泣かせてくれます。この歌唱テクニック。気色悪いと言ってしまえば身もフタもないのだけれど、それでも日本人には極めて受け入れやすい世界だといえよう。私もかなりハマリかけました。

2068 The Theme from “The Greatest American Hero” (Believe It or Not)-Joey Scarbury
81.06.13 : 27,20,12,9,8,7,4,3,3,2,2,3,10,12,15,25,32,35(1235/1235)
健全なヒット曲といえよう。最高位2位はかなりの健闘と言うべきで、2位止まりに名曲が多い伝説の仲間入りをした。Mike Postの支配下にあったシンガーでこの曲が唯一のTop40ヒット。言うまでもなくTVの人気シリーズのタイトル曲。

2069 I Don’t Need You-Kenny Rogers
81.06.13 : 33,22,13,10,9,8,6,4,4,3,3,11,11,31(926/7761)
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この曲で3位というのもかなりバブルなものを感じる。全然良くない。

2070 Boy from New York City-Manhattan Transfer
81.06.13 : 34,27,24,19,16,10,9,8,7,7,7,12,14(718/1005)
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マントラにとってセールス的には最も大きな成功を収めた曲で、ヒットしたのが納得できる曲である。一言で言えば「わかりやすさ」の中に音楽的な充実感があり、ポップスというものはこうあるべきだ、みたいな楽しさにあふれている。

2071 Seven Year Ache-Rosanna Cash
81.06.13 : 36,31,29,27,24,22,22(236/236)
大御所Johnny Cashの娘であり、それ自体でかなりの話題性があったのだが、この曲は曲自体の良さもかなりヒットの要因としては大きかったような気がする。彼女にとっては唯一のHOT100ヒットである。

2072 Gemini Dream-Moody Blues
81.06.13 : 37,26,20,17,15,13,13,12,28(404/1493)
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Mike Pinderのアナログ色の強いメロトロンをPatrick Morazのデジタルなシンセサイザーに替えて、80年代に通用する音になったと言っていいだろう。好きなんですよ、私。実は「My Favotites」の第3弾は彼らMoody Bluesでいってみたいと思っている今日この頃で、70年代も良かったし、この頃の音もまた素晴らしい。この曲は、後半の重ね合わせていくような盛り上がりが最大の聴かせどころ。

2073 Sweet Baby-Stanley Clark & George Duke
81.06.13 : 38,34,30,28,26,24,21,19,19(314/314)
これも「社民党」的なもの(前月のLee Ritenourを参照)を感じる価値のないシングルである。それにしてもフュージョン系のシングルって、どれもにたような緊張感のなさを感じるのはなぜ。

2074 Stronger than Before-Carole Bayer Sager
81.06.13 : 40,36,34,32,30,30,38(187/187)
詩人で才女という呼び声が高く、事実「Midnight Blue」や「Nobody Does It Better」などのヒット作品を多く残している彼女の唯一のTop40ヒットである。この曲のすぐあと、彼女はBurt Bacharachと結婚することになる。思えば波乱に富んだ人生だと言っていいのかも知れない。ただし、この曲に関していえばメロディが弱く、それほどの成功とは言えない。

2075 Queen of Hearts-Juice Newton
81.06.20 : 33,26,23,21,16,14,10,9,9,8,6,6,6,2,2,6,14,26,34(1165/2088)
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前作とはうって変わってアップテンポな曲で勝負し、見事に前作を上回るヒットを記録した。ちょっと不自然なチャートアクションという気がするが。キャラクター的には元々それほど強くない彼女の全盛期を象徴する作品と言えよう。

2076 The Stroke-Billy Squire
81.06.20 : 40,36,34,28,25,20,18,18,17,17,38(395/395)
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80年代らしい「MTVウケしそうな」ヘビー・メタル系の音となっている。こうした曲がTop40に入ってきたのもいかにも80年代らしいと言えよう。はっきりいって当時はまだまだTop40にあっては「異端」の感があった。

2077 A Life of Illusion-Joe Walsh
81.06.27 : 38,36,34,34(102/1036)
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繰り返しになってしまうが、Joe Walshはソロの作品の方がクオリティが高いと感じる。この曲も最高位の割に極めて印象が強い曲となっている。チャート的にはどれも結果が出ていないのも不思議なところ。

2078 Slow Hand-Pointer Sisters
81.06.27 : 32,18,10,9,7,6,6,6,4,2,2,2,10,12,27,30(1137/4273)
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前作「He’s So Shy」に続いて大成功、彼女たちをめでたくスーパースターの仲間入りさせたのがこの曲と言ってもいいだろう。「Fire」からこの曲までで、玄人ウケしていた彼女たちが見事に大衆化したと言えるだろう。このあと、さらに初期のMTV時代にかけて彼女たちはさらにメジャーになっていくのだが、それはまた、別の印象を持つ世界である。

2079 Jones vs. Jones-Kool & the Gang
81.06.27 : 39,39(44/4619)
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こぎれいな音となってしまい、残念さもひとしお、というところである。

2080 It’s Now or Never-John Schneider
81.06.27 : 40,35,31,27,23,20,17,14,14,20,34(416/416)
皆さん、恥ずかしいことに私は当時、この曲が大好きでした。若かったんだねえ。Elvisと同じラインでしかも力量不足とか、新しいものが何もないとか、そんなことはどうでも良かった。一言、その時点の私の感性に訴え、キュンとさせてくれたのである。「Tomorrow will be too late」、名言。

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