New Entry Period–February ’82

All Songs from American Top 40

volume 113: New Entry Period–February ’82

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2203 Daddy’s Home-Cliff Richard82.02.06 : 36,32,30,27,25,24,23,34(257/2737)

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原曲は61年2位までいったShef & the Limelitesの一発ヒットだが、古いTop40ファンの間ではJermaine Jacksonの73年のヒットでおなじみのナンバーである。Cliff Richardのこのバージョンも曲の持つ暖かさを十分に伝えてはいる。これはこれで良かったのではないかと。

2204 When All Is Said and Done-Abba
82.02.06 : 39,35,32,31,28,27,27,36(233/6098)
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この曲のタイトルだけを見ると、この時代のAbbaを象徴するかのようであるのが感慨深いものがある。最後のTop40ヒット。やはり彼らは70年代のスターだったのであろう。良き時代のポップスのエッセンスを汚さずにアーティストのヒットシーンでの役割を果たしてくれたのだと思う。
ところで、長く保持してきたアルファベット順の最初のTop40アーティストの地位を90年代に入ってAaliyahに奪われてしまったが、どう考えてもこれ、反則のような気がする。

2205 We Got the Beat-Go-Go’s
82.02.13 : 31,24,19,11,7,6,3,3,2,2,2,6,7,13,26(1116/1545)
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日本版アルバムの宣伝コピーをそのまま書きます。「素直100%でHappy! Wild! Sexy! Boy Crazy! 私たち死ぬまで女の子ヨッ!! ダンスバンドの本命Go-Go’s」というわけで、他にもなかなか恥ずかしいコピー満載の売られ方をしたわけだが、音の方は十分聴ける水準にあったことをあえて書いておこう。また、日本のプロモーターのセンスの問題は別として、私はアイドルがなり振り捨てて必死に売られようとする姿勢を軽蔑しない、というか、それが尊いとさえ思うのである。

2206 Tonight I’m Yours-Rod Stewart
82.02.13 : 34,27,24,22,21,20,20,31(291/7815)
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前作に引き続き「ダメ」だった。これは曲自体もよくないねえ。まるで「Tonight’s the Night」のアイデアだけ持ってきて内容のない曲を付けただけという感じがする。

2207 Bobbie Sue-Oak Ridge Boys
82.02.13 : 36,25,22,16,14,12,12,22,32(388/1228)
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「Elvira」に続いて立ち上がることが難しくなるほどズッコケたのがこれで、こういうのが受けてしまうと「アメリカには演歌がないからカントリーが根強く売れる」なんていう安易なとらえられ方をしてしまいかねない。さすがここまでは所持する気になれない。

2208 Should I Do It-Pointer Sisters
82.02.13 : 37,31,25,21,19,17,15,13,13,27(420/4693)
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曲のインパクトが弱い割には最高位13位。これなら商売にできる。うん、なかなかいやらしいぞ、82年のショウビジネスは。

2209 Love Is like a Rock-Donnie Iris
82.02.13 : 38,37(47/216)
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残念ながら記憶にない。

2210 I Love Rock’n’Roll-Joan Jett & the Blackhearts
82.02.13 : 39,18,9,3,3,1,1,1,1,1,1,1,3,4,14,37(2002/2002)
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Joan Jettといえばかの「Runaways」で下着姿でギターを弾いていた、となってしまう。今でこそ若い女性が下着姿で街を歩いているのはそれほど珍しくなくなったが(それはそれで怖い時代だとは思う。日本にイスラム教が普及したらいったいどうなるのだろうか。)、70年代後半に、あのステージ・コスチュームは十分刺激的だった。高校時代に今はなきヤング向け雑誌「GORO」の巻頭グラビア「キシン激写」にも登場したほどである。(当然、その号は買わなかったわけであるが)
そうした過去のエピソードはともかく、この曲の7週1位というのはいかにも胡散臭いものがある。日本で言えば「もんた&ブラザース」の「ダンシング・オールナイト」のミリオンセラー程度にはおかしな動きである。

2211 One Hundred Ways-Quincy Jones feat. James Ingram
82.02.13 : 40,35,32,29,28,26,21,17,15,14,34(397/1170)
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Quincy Jonesのクレジットをあえて付けるほどのシングルだろうか。その方が売れる、という判断が見えかくれする。歌は悪くない。

2212 Call Me-Skyy
82.02.20 : 33,29,26,26(130/130)
ファンク界ではけっこう人気があったバンドだが、シングルとしてヒットしたのは意外にこの曲だけである。Cameoが後年あれだけ売れたのだから、という気もするが、この曲の収められたアルバム「Skyyline」のあとはじり貧の一途をたどった。ところでこのグループ、アルバムタイトルの付け方がなんというか、であり、最初から、「Skyy」「Skyyway」「Skyyport」「Skyyline」「Skyyjammer」「Skyylight」と来ている。

2213 Chariots of Fire-Vangelis
82.02.20 : 34,30,20,18,14,8,6,3,3,3,2,1,2,7,12(1214/1214)
こういう風にやっていただけるとサントラ、しかもインストの11位というのも十分に頷ける訳である。雄大なスケールで展開される世界はまさにイマジネーションを掻き立てさせるものがあるといえるだろう。

2214 Do You Believe in Love-Huey Lewis & the News
82.02.20 : 38,33,27,23,21,18,12,10,7,7,7,18,36(617/617)
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80年代を代表するスーパースターの1人となるHuey Lewisの出世作がこれだが、当時から「往年のスター」といった根拠なき貫禄がにじみでていたのは不思議である。実際1950年生まれだからすでに32才ということでけして若くはなかったが、それ以上の何かがあったような気がする。このあと立て続けにヒットをとばしていくわけだが、この曲はまだまだ堅めにまとまっているほうであろう。

2215 Take Off-Bob & Doug McKenzie
82.02.20 : 40,34,24,22,19,16,16,19,37(336/336)
久しぶりのNoveltyものである。TVのコメディアンとしてはすでに人気を確立していた(らしい)。カナダ出身と言うことで、Rush(このグループもシングルでは極めて弱いのでTop40ファンの泣き所なのだが)のGeddy Leeが参加していた。日本人には分かりにくい分野のものである。

2216 I Believe-Chilliwack
82.02.27 : 37,33,33(80/419)
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ズバリ、前作の余波、というTop40ヒットであろう。それほど「My Girl」は良かったのである。

2217 Make a Move on Me-Olivia Newton-John
82.02.27 : 39,19,17,7,6,5,5,5,13,24(594/13016)
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「Physical」の興奮冷めやらぬうちにだしたのがこれで、最高位5位というのはやはり「余波」と言われても仕方のない好成績である。こういう楽な商売には賛同しかねる。

2218 Tell Me Tomorrow-Smokey Robinson
82.02.27 : 40,37,34,33,38(123/2913)
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普通、これでTop40最後のヒット、という落としどころになるのだが、彼の場合は違ってしまうのである。生理的に日本は難しいタイプの声質といえよう。いわば「ロマンチックでないファルセット」「体臭(この時代の言い方を借りればオイニイ)のきついファルセット」なんだもの。

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