第32期竜王戦七番勝負第3局第2日 一瞬の緩手も見逃さず再逆転の上、その後ソフト最善連発で一気に3連勝の豊島将之名人は、やはり現時点での将棋界トップ中のトップ

今日は強烈なものを2つも見せつけられて、実のところいまだに放心状態である。ひとつはこの竜王戦第3局、もうひとつは『いだてん』第42話「東京流れ者」である。この状態ではろくな文章が出てこない、気持ちがあふれて追いつかず他人さまに読ませられるような文章にはならない、のであるが、襤褸が出ない程度に記すことにする。

封じ手時点ではほぼ互角であったが、2日目に入り豊島名人が堅陣を活かして徐々に有利を拡大しつつあった。このまま自然な手を続けていくとさらに有利が拡大するところで、将棋で最も難しい手が広い中盤戦に差し掛かる。

昼食後にジオスの台湾華語レッスンを終わってしばらくしてAbemaTVを視てぶっ飛んだ。形勢はすっかり逆転して6.5vs3.5(解説の佐々木勇気七段談)で広瀬竜王優位になっている。どうやら2枚もあった馬の一枚を清算して以降おかしくなったようだ。金銀四枚&馬の超堅牢矢倉が、一枚の歩(△7六歩)でばらんばらんにされるとは魔術をみている思いである。

立会いの谷川浩司九段が指摘したという猛攻のとどめ116手目△8八飛が決まってからは流石に、やはり竜王戦は広瀬章人なのか、と思い、ちょうど始まったBS『いだてん』にチャンネルを変えてしまった。『いだてん』の数々の細かいパートがきっちり収まっていく様に完全に酔ってしまい、仕方がないな、感想戦でもやっているかな、とAbemaTVに戻したら、まだ対局中。しかも豊島名人が勝勢である。これほど振れ幅の大きな2度の変換点を知らずに驚く一局などそうそうあるものではない。

広瀬竜王の△4五金が緩手だった模様。ソフトの評価値ではここで一気に豊島名人に傾いた。投了は19:36。野球で例えるならば、

    123456789 計
広瀬竜王000002220  6
豊島名人000111004x (将棋で比較的優位な先手が後攻)

くらいの感じではないだろうか。これで竜王位奪取まであと1勝。竜王・名人になるためであれば、棋聖・王位はいらなかったのだ、と言わんばかりの豊島名人の強さ。

解説の佐々木七段が思わず「木村(一基)先生はよくこんな強い豊島名人に勝ちましたね」だと。今振り返ると豊島名人はB1級時代、木村王位に敗れている。相性の悪さ、というものは厳然としてあるのかもしれない。

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