第47回将棋大賞の選考結果に断固異議を申し立てる

まずは結果をみていただきたい。

【最優秀棋士賞】 渡辺明三冠
【優秀棋士賞】 豊島将之竜王・名人
【敢闘賞】 永瀬拓矢二冠
【特別賞】 木村一基王位
【新人賞】 本田奎五段
【最優秀女流棋士賞】 里見香奈女流四冠
【優秀女流棋士賞】 伊藤沙恵女流三段
【升田幸三賞】 エルモ(エルモ囲い)
【升田幸三賞特別賞】 脇健二八段
【名局賞】 第60期王位戦第7局(豊島竜王名人vs木村王位)
【名局賞特別賞】 第69期王将戦(藤井聡太七段vs広瀬章人八段)
【女流名局賞】 第9期女流王座戦第4局(里見女流四冠vs西山女流三冠)
【東京将棋記者会賞】 高橋和女流三段
【最多対局】 佐々木大地五段
【最多勝利】 藤井聡太七段
【勝率1位】 藤井聡太七段
【最多連勝】 永瀬拓矢二冠
【女流最多対局】 伊藤沙恵女流三段

総じて豊島将之竜王・名人を応援する者たちにとっては到底容認できる結果ではない。選考委員会の連中は渡辺明から何かもらったのか?

【異議1】何故、竜王・名人が最優秀棋士賞でないのか。冠数でいえば渡辺明であるが、賞金額ベースでは竜王・名人の4分の1にも満たない上に永瀬拓矢二冠の叡王・王座よりも少ないだろう。
【異議2】何故、名局賞が王位戦第7局なのか。誰が何と言おうと、竜王戦最終局にするべきだ。豊島竜王・名人の負け将棋をわざわざ選出するとは何かの嫌がらせか。
【異議3】何故、升田幸三賞にエルモ(エルモ囲い)が選ばれるのか。コンピュータ将棋も対象なのか。だったら最強はやねうらだろう。人間同士の将棋を軽視する者は武漢ウイルスに罹患しろ。

今日はもう寝なきゃならないので【異議1】についてのみ軽くふれる。

過去に森内竜王・名人が最優秀棋士になった年がある。この時、羽生は王位王座棋聖+A級優勝でも最優秀は森内。今年の渡辺はこの年の羽生よりもタイトルの序列は下。そのくらい竜王・名人の地位は絶対であったはずである。

しかるに何故、今年は豊島竜王・名人ではなく渡辺三冠であったのか。竜王・名人を通算8勝1敗で奪取しても最優秀棋士でないとはただならぬ理由がないといけない。

考えられる理由

年度内成績の比較だけをみると渡辺が上だった。

渡辺明 41勝 15敗 0.7321
(タイトル戦戦績3勝0敗 三冠・A級全勝・日本シリーズ優勝)
豊島将之 39勝 19敗 0.6724
(タイトル戦戦績2勝2敗 竜王・名人・銀河戦優勝・叡王挑戦)

このタイトル戦の2敗があまりにも痛かった。
・最優秀賞争いでライバルの渡辺明相手に防衛失敗
・木村一基に最年長初タイトルを許して悪い意味で話題の立役者になっての防衛失敗

この屈辱を晴らすには何としても名人戦で渡辺明を倒し、叡王を永瀬から奪取するしかない。豊島将之であればそれが可能である。

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