新型コロナウイルスの真実 (ベスト新書)新書 – 2020/4 岩田 健太郎 (著)

どこも大型書店は自主休業している今年のGW。JR・京成の船橋駅近くにあるときわ書房で購入。今、一番日本人が読んでおくべき本ではないかと思った。

もう知った気になっている武漢ウイルスとその扱いについて、突貫工事で作った手探りな部分はあるにせよ、原理原則の部分を感染症の専門家が分かりやすく記載したもの。腑に落ちた部分を箇条書きする。

・武漢ウイルスは7番目のコロナウイルス
・正しく診断ではなく、正しく判断
・免疫力アップはインチキ、下げるものは沢山
・免疫力を上げるのはワクチンのみ
・求めるべきはより低いリスクであり、ゼロリスクに非ず
・ダイヤモンド・プリンセスで起こっていたこと
・馬鹿役人が作った作文が金科玉条化
・グラフに数字がない
・安心を求めない
・勇気と愚行をはき違えない
・ぶれることを許容する
・知性を信頼する
・考え続ける
(一部本文にある表現を意訳しています)

岩田医師はニュースにもなったダイヤモンド・プリンセス内での状況について動画で日本中だけではなく世界中にぶっ放した漢。こうした日本人がいることは誇りである。ダメなのは政治家と役人なんじゃないかな。

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