第70期王将戦七番勝負第5局1日目 渡辺王将の意表を衝く端攻めで盤上が風雲急を告げる

戦型は角換わり。少し前は豊島竜王の角換わりが無敵の代名詞だったように思うが、最近は渡辺明が(何をやっても強いのだが)その座を奪った感がある。45手目に渡辺王将が▲1五歩と突き出した狙いは△同歩▲1二歩△同香▲1三歩△同香▲1二角。露骨な角活用の桂取り、こうなったら後手は苦しい。しかし、そう簡単にやらせるはずはない永瀬王座は△3五歩!銀活用で渡辺王将が大好きな飛車をいじめるドS戦法である。将棋は意地悪をしあうゲームなのである。時空を超えたこの奇跡の盤上遊戯はまた、S気が全くない者には向かないゲームなのかもしれない。

また、過去の大棋士と現在の精鋭を比較して、どちらが強いかを論じることが好きな御仁が多い。私の答えはハッキリしている。現在の棋士のほうが強い。コンピュータ・AIがどれだけ将棋を進歩させたか。江戸から明治・大正・昭和・平成に至るまでの将棋が、令和の将棋より強いということはあり得ない。かつては成立していた戦型(玉頭位取り、ノーマル四間飛車、等々)が次々と過去のものになり新たな対抗策が生まれていく様は栄枯盛衰を身近に感じざるを得ない。話がそれそうだが、つまりは史上最強棋士は渡辺明名人・棋王・王将に他ならないのである。

56手目を永瀬王座が封じて1日目終了。

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