第70期王将戦七番勝負第5局2日目 永瀬王座が後手番を制し崖っぷちから連勝、今年度勝数もトップの藤井聡太2冠に肉薄

渡辺明の強烈な強さが感じられない敗戦だった。評価値グラフをみてもわかるように一度も優勢を築けず、待ち時間も先に消費してしまうとあっては完敗だろう。先の王将戦第4局、棋王戦第1局とらしくない敗戦が気になる。

ここで永瀬王座に有利なデータがある。

永瀬拓矢のタイトル戦
2016棋聖戦2-3(フルセット)敗退
2017棋王戦2-3(フルセット)敗退
2019叡王戦4-0(ストレート)奪取
2019王座戦3-0(ストレート)奪取
2020叡王戦3-2-4(フルセット)失冠
2020王座戦3-2(フルセット)防衛

両極端な結果のみでストレートかフルセットのいずれかである。ストレート負けがなくなった現在、残るのはフルセットのみ。最終戦は振駒なのでどうころぶかわからない。実に面白い。

ついでに渡辺王将に不利なデータがある。

渡辺明の今後の対局予定
棋王戦第3局 3月 7日(日)
王将戦第6局 3月13日(土)・14日(日)
棋王戦第4局 3月17日(水)
王将戦第7局 3月20日(土)・21日(日)
棋王戦第5局 3月30日(火)

何というハードスケジュール。昨年夏の豊島竜王がまさにこんな状況ではなかったか?(vs永瀬拓矢と過密な対局)

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