梅、桜、そして新緑
当院のある大阪市旭区という大阪北東部エリアにおいての話だが、スギ花粉の飛散は2月下旬から始まり3月にピークを迎える。今年はスギ花粉の飛散が多いという予想があったものの、実は大したことがなくて、その後のヒノキ花粉が多かった気
がする。ヒノキ花粉は、おおよそ桜の開花と時期的に連動している印象がある。桜が散った後、新緑が鮮やかな季節を迎えるが、その頃気持ちのいい堤防や公園の緑の絨毯はイネ科の雑草多くて、当院ではこの花粉によるアレルギー性結膜炎は、スギやヒノキのように増減することなく毎年同じように発生している。
季節の移り変わりと共に2月から5月にかけて、飛散する花粉も移り変わる。アバウトな言い方をすれば、梅とスギ、桜とヒノキ、新緑とイネ科雑草かな。
※写真はホーホケキョと鳴く鳥です。