サプリメント
サプリメントは、あまり好きでない。本当に有効なのかどうか、怪しいものが非常に多いから。医薬品と違って、広告の制限がないので、結構派手な宣伝が目につく。小さく、個人差があるので、効かないこともあるよ・・と、言い訳程度に注釈を書きながらも、派手な宣伝文句に引きずられて購入してしまうユーザーは非常に多い筈。医薬品と異なり、科学的根拠も示す必要がない。ただ、最近、サプリメントには2種類存在することに気がついた。一つは科学的な根拠があるサプリメント。もう一つは、科学的根拠を持たないサプリメントだ。後者について、ひとつひとつ例示していけば、訴えられては困るので、前者にだけコメントします。
科学的な根拠を有するサプリメントの代表的存在が、ボシュロム社のオキュバイト(http://www.ocuvite.jp/)です。このサプリメントは、ボシュロム社のHPの中でも、『米国で行われた新たな臨床研究に基づき、日本人に適した栄養摂取量を考慮しました。高用量のビタミン・ミネラルに加え、ルテイン、さらにゼアキサンチンを適量配合した新しいサプリメントです。』 と控えめに書いていますが、この米国で行われた臨床研究というのは、AREDS/AREDSⅡという大規模スタデイで、このスタデイの結果を根拠に作られたサプリメントがオキュバイトです。
国立健康・栄養研究所が提供している「健康食品」の安全性・有効性情報というホームページ(https://hfnet.nih.go.jp/)で、気になったサプリメントの主成分が、有効なのか安全なのかを調べる事ができます。皆さん、安易にサプリメントに飛びつく前に、ここで調べてみたらいかがでしょう。多分買う気は失せる筈・・・