サプリメント その2

 

もう10年ほど前だが、サプリメントにつて、上記ブログでブツブツ呟いた記憶がある。日本でもサプリメントは大きな市場になって、企業としては、それなりにうまみがあるのだろう。ただ、結構真っ当な会社から出ているものもあれば、何だか怪しげな会社から出ているものもある。本当に対価を払うだけの価値があるものなのかがわからない。眼科領域において、眼科医がわからないものに、一般の顧客は理解しているのだろうか。何だか、奥歯にものが挟まったような言い方しかできないのは、商売の邪魔をするつもりはないから^^;

ただ、最近医薬品と同レベルと言ってもいいような医学的根拠を伴ったサプリメントも登場してきている。医薬品が臨床試験を乗り越えて、認証されるまでは何年もかかる上に、巨額の投資も必要になり、結果として売れない薬となってしまうリスクよりは、サプリメントとして販売した方が、うまみが多いからなのかもしれない。

また製薬会社が、医薬品でなくサプリメントの宣伝にやってくることが多くなってきた。大規模スタデイに支えられ、友人である加齢黄斑変性専門家達も勧めている加齢黄斑変性予防向けのサプリメントは別格だが、その後眼精疲労・ドライアイと続き、ついに緑内障のサプリまで登場したが、私はまだ乗り気になれない・・・

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