酒飲みに捧ぐ

幕末に活躍した土佐の藩主、
山内容堂は、幕末の四賢侯と呼ばれる
明治維新の立役者の一人です。
維新後は「鯨海酔侯」と呼ばれるほど
毎日、浴びるほど酒を飲みまくり、
46歳のある日、脳溢血で死んでしまいます。

今朝、突然の訃報に接し、
そんな幕末の国士を思い出しました。

勝谷さん、あちらに行かれたら
たかじんさんや三宅先生たちと思う存分、
大好きなお酒を酌み交わしてください。
もう勝谷さんを止める人はいません。

遠くない将来、私も混ざりに行きます。

「二州酒楼に飲す」

昨日は橋南に飲み
今日は橋北に酔ふ
酒在り飲む可し吾酔ふ可し
層楼傑閣 橋側に在り
家郷万里 南洋に面す
眦を決すれば 空濶碧茫々
唯見る怒濤の巌腹に触るるを
壮観却って此の風光無し
顧みて酒を呼べば杯己に至る
快なる哉 痛飲放恣を極む
誰か言ふ君子は徳を修むと
世上解せず 酔人の意
還らんと欲すれば欄干の灯なほ明らかに
橋北橋南ことごとく絃声

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