珍しい iPad を珍しく買う

一昨日発表になった新型iPadを購入したら、1日で届いた。ビックリ。

今回のiPadは、Appleとしては珍しいものだった。最先端を狙って出した「どうだ!」という高額のものではなく、機能を絞って価格を抑え、教育市場を想定して出すいう新しいアプローチだ。

Apple信者の私は、基本的に、発売になったものは最初に買っていた。

しかし、iPhoneは7のままだ。3sから、4,5,6,7,と全部買ってきた。8とXが出たときにどうしようか少しだけ迷ったけど、購入動機が見つからず、7で十分だったので、見送っている。

AppleWatchは、初代を購入し、2は見送り、3は昨年暮れに買った。

その他、iMac、MacBook、MacBookPro、MacBookAirなど、革新的なデビューを飾ったものはまず初代、そして大きく変わるごとに購入している。

まあ、仕事で使うというのと、他に道楽がないので金の使いみちとしてはまあまあかな、と思っているが、経理は呆れている。

そしてiPadは、初代と第3世代、miniの初代、Air2と4台購入し、Air2をしばらく使っていたのだが、娘が仕事を手伝うようになったので、譲った。

その後、miniを再度使おうとしたのだが、

  • iOSが9.3.5から上げられない
  • 対応していないアプリが多い
  • 動作がもっさり感じる

ということで、Kindle(主にマンガ)と映画(AmazonPrime、Netflix)とFacebookを見るぐらいだった。

それでもサイズがちょうど良く、気に入ってはいたんだけど

  • 雑誌を読みたい
  • 絵を描きたい
  • Keynoteを使いたい

と思っていたところ、今回のiPadはまさにベストなタイミングで出てきてくれた。

今までの購入パターンからすれば、iPad Proを買うべきなんだけど、まず「高い」。

今回買ったiPadの、Wi-Fiモデルの128GB48,800円(税別)。しかし、iPad ProWi-Fiモデルの256GB86,800円(税別)。容量は半分だけど、写真を撮るのはiPhoneだし、MaciCloudへのバックアップなどを有効に使えば、大きなものはダウンロードしたビデオぐらいなので、128GBでも十分だ。それで38,000円の差は大きい。

性能に関しては、ビデオ編集などを行うわけでもないので、A10X Fusionチップでなければ使えないことではない。ちなみに、今回のiPadはA10 FusionチップでiPhon7と同じだ。

Smart Keyboardに対応していないというところが唯一ひっかかったけれど、まあ、それは使っていないBluetoothキーボードがあるので、しばらくそれを使うということで。

そして何よりApple Pencilに対応したところが大きい。AIr2のときに使っていたペンは評判は悪くないけど、どうも違和感があった。

実際に使ってみると、なかなか良い感触だ。もう少し具体的なレポートは、『翁の嗜み』の方に書くかも。

少し前は「古い機種を再生させる」などと粋がっていたけど、やっぱり限界を感じてしまってサクサク動く最新版に乗り換えてしまった感じ。それも、今までのように最新版に飛びつくわけではなく、性能的にはワンランク落ちるものにしたのに、気持ちはワクワクしている。

おそらくそれは、「最高の性能のものを買ったはいいけど、やりたいことがまだ決まっていない」のではなく、「やりたいことが決まっていて、それに十分な性能のものを適正価格で買った」という意識があるからだ。今までにはない珍しい買い方なのに、ワクワクしている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)