EKC、はやり目、流行性角結膜炎

 EKCってのは、epidemic keratoconjunctivitis、つまり『流行性角結膜炎』の事なのですが、我々は医師になりたての頃からEKCと呼んできました。一般的には、『はやり目』と言った方が通りがいいかもしれません。昨年大阪では、大流行しましたが、今年もそろそろ流行りそうな気配です。この結膜炎は、アデノウイルスによる結膜炎で、ひと目見たらわかるけーすもありますが、そうでない場合も・・。どの程度重症化するのか、治るまでどれ位時間がかかるのかは、血清型によって異なるようで、中々予想困難なのですが、重症化すると、角膜にも炎症が波及して、異物感やかすみ目は更に強くなります。通常片眼に発症しても、やがて他眼にも伝染る事が多く、1週間以上は鬱陶しい日々を送らねばなりません。また、この病気は、学校伝染病に指定されていて、他人に感染の恐れがなくなるまで出席停止となります。遠足や運動会であっても、休まねばなりません。涙や目やにを介して伝染するので、傍にいるから伝染るわけではないのですが、子供の場合は、仕方ありません。大人の対策としては、患者としては、自分の目を触らない事、触ったらすぐに手を洗うこと、点眼時に目を拭いたティッシュは、専用に用意したポリ袋に入れる事ぐらいでしょうか。周囲の人間も、感染のリスクが続いている間は、自分の目を触らないように注意してください。ただ、コンタクトレンズ装用者は、よほど手指を清潔に保った状態で、装着しないと感染リスクは高くなります。

そろそろ、EKCの季節かも・・

 

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