おおっ、昨日は七夕でした。
さすがに昨日は、天気予報で毎年のように「今日の天気は…」などと言うのは、不謹慎なんで控えてたのでしょう。
働き者の牛飼いの男と能力抜群の機織り女を、天帝が娶らせました。
「能力あるもん同士や。最高の働きもんカップルになるで」
と天帝は、考えたんですね。
ところが、一目会ったその日から、お互い深く愛し合い、愛し合い過ぎて、仕事ほっぽらかして、日がな一日、チュッチュ、チュッチュしてたんですね♡
それを見た天帝が、
「何じゃ、お前ら!仕事もせんと!別れぃ!別れぃ!」
ってなったのが、七夕の由来です。
これは、ビジネスの中では、能力のある者同士が、一所に仲良く仕事をしても、うまくいくとは限らない、「織姫彦星の法則」なんて言われたりもするようです。
逆に、「犬」「猿」「雉」というドー考えても仲良くやっていけなさそうな者たちも、リーダー(桃太郎)の統率力、目的意識(鬼退治)、報酬(黍団子)さえ整えば、成功に導ける、という「桃太郎の法則」みたいなのもあるようです。
物語は奥が深い。
ちなみに七夕に願い事をするのは、中国では
「乞巧」
といい、機織り上手の織姫にあやかって、「お裁縫がうまくなりますように」とか「お料理がうまくなりますように」みたいな技術向上をお願いするものです。
今なら、「字が綺麗に書けますように」「算数でいい点とれますように」みたいなのもありでしょう。
ただ、やっぱり「恋愛成就」みたいなお願いが一番多いそうです。
まあロマンチックな日ですから。