「スノーデン」と「ダイバージェント」、そして二本に共通する女性

昨日(というか正確には一昨日)は、三宮から帰京し、一旦家に寄ってから赤坂である人を紹介してもらった。政治や選挙にはほとんど関係なく、今まで関わったことのない業界の人で、唯一の接点はドローンをこれから活用していこうということぐらいなんだけど、話が合ってそのまま呑みに行き、終電近くまで呑んでしまった。仕事で繋がるかどうかはまだ未定だけど、可能性は見えるし、とりあえず始めてみようということになった。

で、今日(というか正確には昨日)は経理の打ち合わせの準備をしなければならなかったけど、気が乗らなかったのでオフの日にして映画を二本観た。

一本目は「スノーデン」。

公式サイト

以前から観たかった映画で事実に基づいているので臨場感があるし、監督がオリバー・ストーンなので、まるでドキュメンタリーのような仕上がりになっている。

エドワード・ジョセフ・スノーデン(英語: Edward Joseph Snowden、1983年6月21日 – )は、アメリカ国家安全保障局 (NSA) および中央情報局 (CIA) の元局員である。NSAで請負仕事をしていたアメリカ合衆国のコンサルタント会社「ブーズ・アレン・ハミルトン」のシステム分析官として、アメリカ合衆国連邦政府による情報収集活動に関わった。(Wikipediaより)

アメリカ合衆国による世界中のネットを通じた情報収集を暴露したことで知られるスノーデン。そこにある葛藤は映画でも伝えられているけど、彼の政治的な思想の背景もかなり影響していそうなので、少し調べてみたい衝動に駆られている。情報に関わる人や日頃からネットを駆使している人、ネットのセキュリティに関心のある人は観ておいたほうが良さそう。

 

二本目は「ダイバージェント

これも以前から観たかった映画。

全米で大ベストセラーとなった新人作家ベロニカ・ロスのティーン向けディストピアSF3部作の第1弾『ダイバージェント 異端者』を、「ファミリー・ツリー」のシェイリーン・ウッドリー主演で映画化した近未来SFアクション大作。監督は「幻影師アイゼンハイム」「リミットレス」のニール・バーガー。近未来。社会は“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つの共同体に分けられ、人々は16歳になると性格診断によってそのいずれかに強制的に振り分けられていた。そして、その5つに該当しないと診断された者は異端者=ダイバージェントと呼ばれ、危険分子として秘密裏に抹殺される運命にあった。そんな中、16歳になりテストを受けたベアトリスは、非情にも異端者と診断されてしまうが…。 (TUTAYA Onlineより引用)

という内容で、ベストセラーを映画化した。

内容は、正直言って「長い」と思ってしまうものだったけど、それでも三部作あるというこの作品を全部観たいと思えるもので、自分がもっと若かったら「俺だったらどの共同体になるのかな」と思ったんだろうなあ。しかし、ベアトリスって16歳と思えない大人っぽさ。

ここで面白かったのが、、シェイリーン・ウッドリーという女優が、今日観た「スノーデン」と「ダイバージェント」に両方ヒロインで出演していたこと。特に「ダイバージェント」は主役だった。これは偶然だったけど、驚いたなあ。すごく美人に見えるときと、そうでもないときと、さまざまな魅力が出せる女優さんらしく、二本続けてだと印象に残っちゃうじゃん。と言っても好みではないんだけど。

彼女はお騒がせ事件も起こしているようで、政治的にはバーニー・サンダースを支持していたらしい。いろいろ抱えているようで、そっちの方が興味ある。

 

「ダイバージェント」の方は娯楽作として楽めて、「スノーデン」は現実の問題として考えさせられる映画だったので、セキュリティに関して少し考えてみようという気になった。そして、二本の映画に共通していたのは「正義」であり、自分に置き換えられるとしたらこれかな、と。スノーデンを前にしたら、自分の正義感なんてちっぽけなものだけど、いざその場に立ったら、それは大きい小さいということではないんだ。とはいえ、大権力の前では逃げちゃうんだろうな。

 

 

 

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