山尾志桜里議員のスキャンダルは、前原誠司民主党代表のトラウマと関連が
これはどこかで書くかもしれないけど、備忘録的に。
山尾志桜里議員の不倫騒動。
離党届から辞職まで行きそうな事態になっている。
今日の民進党本部は、マスコミ対応で大変だったらしい。そりゃそうでしょうね。
山尾さんは、幹事長はダメでも代表代行は希望していたらしい。一般的には「どこが違うの?」と思うけど、党内で幹事長というと実質的にはNo.1。でも代表代行というのは名誉職みたいなもの。ほとんど出番はないけど、一度やっておくと箔がつく。名前だけなので、当運営には影響ないわけだ。
でも、前原代表はそれを諦めて山尾氏を無役にした。
これは、おそらくどこも書いていないんだけど、前原さんには「偽メール事件のトラウマ」があったのではないか。
2006年のとき、当時耐震偽装問題で政権を追い詰めていた民主党に「偽メール事件」が出てきた。当時代表だった前原さんは、偽のメールで自民党を追い詰めようとしていた永田議員を庇い続け、その結果自分が辞任することになってしまった。
もしは前原さんが、このときのことがトラウマになっているとしたら、早期解決を図ろうとしたのは想像に難くない。偽メール事件を思い出し、目玉としようとしていた山尾さんを早々に幹事長候補から外し、さらに傷を軽くするために無役にした。
逆に、偽メール事件が無かったとしたら、もっと庇おうとしたのではないか。
2006年のときは国会内での話で、今回は不倫スキャンダルなので状況は異なる。
国会議員なんだから、国会内の方が問題は大きそうだけど、今のタイミングではやはり不倫問題の方が国民には関心が大きくなるんだろう。
しかし、山尾議員の戦線離脱は大きい。
前原さんは、何かツキが無いような気がする。
「ツキ」なんて曖昧な感じがするけど、意外と政治の世界では大きいんだよなあ。