モバイルファーストになっていないサイトはPC検索でも不利になる
今日の『週報迂闊屋』で文書改竄問題について書いたけど、やはり分かる人は分かるし、分からない人は分からないということになったようだ。
これは、ある意味仕方ないことで、頭が良いとか悪いとかではなく、そもそも一定方向の価値観しか持ち合わせていない人に、逆の見方を説明したところで理解できないのではなく、脳が理解しようとしないのだから、無駄なことになってしまう。
しかし、自民党議員や安倍首相支持者が政権擁護に走るのは理解できるけど、評論家とかジャーナリストなどで佐川氏個人に責任があるような主張をしているのは、何か官邸からもらっているのかと勘ぐってしまう。あまりにおかしいでしょ。「佐川事件」て何だよ。
これから週明けにかけて何が起きるか。
とりあえず、この土日の緊急世論調査で、どれだけ内閣支持率が下がるかによって動きも変わってくるでしょう。意外と下がらなかったら、官邸は「まだ手はある」と策を練ってくるだろうし、メディアの姿勢も微妙に変わってくることも考えられるけど、軒並み10ポイント前後下がるようなことがあれば、メディアも自民党内も大きく動き始める。特に公明党は政府と距離を取り始めるでしょうね。次に寄っていかなければならないので。
さあ、どうなるか。
モバイルファーストになっていないサイトはPCでも不利になる
少し前の記事で
【重要】ついにGoogleが向こう数週間でモバイルファーストインデックスを多くのサイトに導入すると発表!
というのがあった。
これまでの予想通り、2018年春にモバイルファーストインデックスがほとんどのサイトに導入され、それによりGoogleは私達のサイトのPC版サイトではなく、モバイル版サイトの中を検索順位決定の評価対象にします。
そして、Googleはその評価に基づいてモバイル版Googleの検索順位だけでなく、PC版Googleの検索順位も決めることになります。
こうすることによりGoogleは、より多くのサイト運営者がPC版サイトではなく、モバイル版サイトの更新を重視するように促そうとしています。
もう2年くらい前から「Googleはモバイルファーストを検索結果に影響させる」と言ってきたけど、今後は各サイトのモバイル版サイト内の中を検索順位の対象にするということになる。
というのはどういうことかというと、スマホ対応になっていないサイトは、パソコンでの検索結果も下の方になってしまうということだ。
この『カツブロ』は、最初からモバイルファーストになっているので、ユーザーの皆さんには安心していただけるので良いけど、私の専門で言うと、政治家サイトは、まだモバイルファーストになっていないものがかなりある。どうするのかなあ。
そういうサイトは、もともと政治活動の情報発信ツールとして考えられていないだろうけど、もったいないというかなんというか。
来年の4月には統一地方選挙がある。おそらくそのころにはサイト閲覧の半分以上がスマホになっているでしょう。そのときに対応できていない候補者はどうするのか。「私に連絡を」と言いたいところだけど、うちもそれほどキャパがあるわけではないので、やみくもに相談や依頼を受けずに、質を上げていく方に集中します。