いよいよ始まる安倍政権の本当の評価

マスメディアの世論調査が出てきましたね。

軒並み10ポイント以上の支持率下落、支持と不支持の逆転。

内閣支持率、暴落状態鮮明 第二次安倍政権下の最低水準に迫る(はる/はる未来選挙プロジェクト)

昨日書いた「軒並み10ポイント前後下がるようなことがあれば、メディアも自民党内も大きく動き始める。特に公明党は政府と距離を取り始めるでしょうね」ということになったので、月曜日から自民党や公明党内もざわついてくるでしょう。

注目は佐川氏証人喚問で、今のところ「何も言わないんじゃないか」と言われていて、官邸もそのように圧力をかけるか、死ぬまで面倒見るつもりでいるんだろうけど、みすみす自分の人生を棒に振りそうになってまで首相と総務相を守ろうとするかどうか。何も言わない場合はそれで幕引きはできないし、何か言ってもこれ以上嘘を並べるわけにいかないので、いずれにしても政権は崖っぷちに追い詰められることになる。

官邸だって、必死で挽回策を練っているはずで、それがどのような形で出てくるか。ただ、今までと異なるのは、すでに保守系メディアも自民党内も離れかかっていることだ。

海外メディアによると、この事件は「アッキード」ではなく「アベゲート」事件となるらしい。

どう考えたって安倍夫妻が主人公なんだから、最終的にはこのふたりが表に出てこないと収まらないでしょう。

安倍さんは、総理に就任してからアベノミクスで株価を上げることには成功したけれど、それ以外は数字の操作や解釈のしかたによって、なんとか以前よりも良くなっているということを演出してきた。

確かに、民主党政権は期待はずれだった。私はネット選挙運動解禁のためのロビイングをやっていて、「民主党だと解禁できないな」と思い、世耕さんに話したら「自民党はやりますよ」と約束してくれて、その半年後には新総理となった安倍さんが「ネット選挙解禁します」と就任第一声で述べていた。

しかし、長期政権になるにつれて、安倍さんには驕り高ぶり、嘘、ごまかしなどが見えるようになってきた。本当に日本を良くしようとしているのか。

こんなことを支持者に言ったところで、理解をしようとすらしないことはよくわかっているので、議論しようとも思わないけど、安倍政権になって6年目に入り、自分の将来は明るくなったのか。年金問題は解決するのか。地方の疲弊は収まるのか。拉致問題は進展したのか。ひとつひとつ見直していきましょう。

北朝鮮問題があることは承知しているし、一筋縄ではいかないこともわかる。しかし、今後南北朝鮮が融和の方向に向かったとき、頭のおかしいトランプから高額な武器を買い続けて、一心同体で向かっていくしか無いのか。

すでに技術力で抜かれた中国や韓国にどう対抗していくのか。いつまでも「あそこは二流国だから」と言って、産経新聞の記事を見て安心しているだけで良いのか。

日本人全体がパラダイムシフトの時期にきているのではないでしょうか。このままでは間違いなく沈没する。

そのときに、過去に戻るような政権でいてどうなる。

安倍さんが変わったところで未来を向くかどうかわからないけど、少なくとも一旦リセットする必要があるのではないか。自民党政権が続くからこそ立て直しが必要なのだ。400人も議員がいて、代わりが出せないでどうする?

これからそんなことが見えてくるのでしょう。

 

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