民進党の長島昭久衆議院議員が離党した。
民進・長島昭久議員、離党届提出へ　共産と共闘に不満（朝日新聞）

民進党の長島昭久・元防衛副大臣（５５）＝衆院比例東京＝が、１０日に離党届を提出する意向を固めた。次期衆院選に向け共産党との共闘を進める党方針に不満を募らせてきた背景がある。今後は無所属で活動する方針で、小池百合子都知事を中心とする地域政党「都民ファーストの会」との連携も模索している。

長島さんとは、ちょうど第一次安倍政権が倒れるときの参議院選挙で知り合い、それから特につながりがあるわけではなかったけど、非常に明るく社交的な人なので、会ったときなどは「おお！久しぶり」といった感じで挨拶を交わす仲だった。好きな政治家の一人だ。

長島昭久衆議院議員（Photo by Twitter）

以前から、民進党内の保守派としてその部分ばかりが強調されてきたので、「やっとか」と思う人も多いと思う。しかし、外交・防衛に関する考え方は民進党内にもいろいろあるので、そこだけが問題だったかというと、「そうかなあ」とも思う。

昨年の参院選では、蓮舫さんと仲良く談笑するところも見受けられ、「結構良い感じじゃん」と思っていたけど、本人は今の民進党に居心地の悪さを感じていたのかもしれない。

蓮舫さんは不快感を示し（当然でしょう）、党内に与える影響も大きそうだ。しかし、もともと「なんでこの人が民主党（民進党）？」と言われるような人だったので、これを党崩壊への第一歩と考えるか、党再生への第一歩と考えるかで民進党の今後も変わってくるだろう。

しかし、一部メディアで流されている「小池新党との連携」はどうだろう？そこまで安易な人とも思わないけど。自民党はウェルカムのようだけど、これもどうかなあ。いずれは自民党に入るとしても、しばらくは無所属でいながら様子を見るんだろうな。