「強い日本」第2ステージを考えていこう

いやあ、今日は何と言ってもカーリング女子銅メダルと女子マススタート金メダルですね。

スケートは、信州出身だけあって子供の頃よくやっていたので、ある程度関心があるけど、にわかカーリングファンとしては、娘に適当なでまかせの解説をしながら、「うっ」とか「あっ」とか唸りながら応援していました。

そんなときは、日の丸の旗があれば振ってますよ。そりゃあ。

・・・

今日の週報迂闊屋の「お呼びでない」で、ちょっと中国がすごいようなことを書いたら、案の定「そんな不愉快な文章は読みたくないから、週報迂闊屋抜きで安くなるコースを検討してほしい」というメールが届いた。

こういうのは結構凹むんですよね。

もともと、週報迂闊屋はオマケなので、これを省いたからといって安くなるわけではないけど、自分としては「バカにしていた中国が今は日本を抜いているので、しっかりと現実を捉えて、強い日本を作っていこう」ということを言いたかったわけですよ。だから、最後に岩佐氏や猪子氏などを出した。

明日、勝谷が何か書くか、何も書かないかわからないけど、いっときの日教組教育のような「日本は悪いんです」「日本は世界に対して申し訳ないことをしました」なんてことはひとことも言う気はないし、そんなことは思っていない。

日本は戦後復興し、ソニー、松下電器、日立、東芝、シャープなどは「made in japan」を世界中に広め「日本製品」を憧れの対象とした。トヨタ、日産、ホンダ、マツダも優秀な車を世界中に輸出し、私の好きなマツダ車は、他の企業が諦めたロータリーエンジンにこだわり、唯一実用化した。なんてことは誰でも知っている事実。

要は「ジャパン・ブランド」が世界を席巻していて、オーディオでもサンスイ、ケンウッド、トリオ、デンオン、オンキョーなど錚々たるブランドがひしめいていました(遠い目)。

しかし、それも10年くらい前までのこと。今やどのメーカーが世界的な企業と言えるのか。トヨタぐらいか。

そういえば、最近メガバンクを退職しようとする若い社員が増えてきていて、それを家族に相談すると強烈に引き止められるという話を聞く。

金融業界の構造は、明らかにこれから先10年で変わってしまうのに、家族(特に親)は、「せっかく高給で安定した企業に入れたのに、わざわざ辞めることはない」と強く引き止めるらしい。

そんな親は、10年後にメガバンクが整理統合されたり倒産して、息子が放り出されたときに何を思うのだろう。

大事なのは、いつまでも高度成長期からバブルくらいまでの価値観を引きずらないことだ。

「強い日本」の第2ステージがどこに行くのか見極めて、そこに投資していくべきだということを言いたいんだけど、わからないかなあ。

 

「強い日本」第2ステージを考えていこう” に対して2件のコメントがあります。

  1. KOICHI HOZAKI より:

    カーリング女子の結果は、わたしも一昨夜昨夜とつづけてTVで観ていましたが、ほんとうれしかったですね。実況を担当した、テレビ朝日の進藤潤耶アナも涙を堪えていたことが感じられました。カーリングってじわじわっと来る競技だと知って楽しめました。

    1. yoron より:

      にわかファンで恥ずかしいのですが、正直こんなに手に汗握るスポーツだとは思っていませんでした。選手の頑張りはもちろんですが、マリリンの努力を知るたびに涙涙・・・。実況や解説も良かったですね。本当に素晴らしかったと思います。

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