シナリオ崩壊から困難な野党再編へ
うわ、前回の投稿が9月末だったので、もう一ヶ月以上経ってしまった。
その間に総選挙が終わり、結局小池騒動に振り回された挙句の自民の棚ぼた勝利となってしまった。
大きなシナリオというのは、一気に政権交代まで行くことであり、今となっては「そんな絵空事」と一笑に付されて終わる。しかし、あのときはまだ小池都知事に支持が集まっていて、野党共闘がスムーズに運んで政権交代の機運が高まれば、可能性はゼロではなかったはずだ。
しかし、総選挙を見てくると、そもそも希望の党が政党としての体をなしていなかった。そして最も問題なのは、やはり小池さんがまったく使えない人だということがわかってしまったことだ。
希望の党の共同代表は、10日に玉木雄一郎さんか大串博志さんに決まるけど、小池さんが代表で居続ける限り、党の再生は無いでしょう。良くて分裂。最悪なのは、民進党と同じように党内で内ゲバが始まり、足の引っ張り合いを続けている間に、安倍さんにやりたい放題やられてしまうということだ。
民進党の新代表が大塚耕平さんに決まったけど、こちらも前途は多難。大塚さんは人間として本当に素晴らしい人だけど、このタイミングで民進党をまとめていかれるのかかなり不安がある。あの党の問題は、内部の「体質」にあるからだ。
今年もあと一ヶ月強。年内に野党の態勢を整えないと政党交付金が間に合わず、来年の活動に大きく影響する。
水面下ではいろいろと進んでいるはずだけど、どうなるんだろう。